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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【Wolves×Liverpool】キックミスと不運な失点…決定機を逃し続けたリヴァプール、激痛の敗戦!

ミッドウィークのプレミアリーグ29節。モリニューの一戦は最初の45分を終え、両者ともにノーゴールです。ポゼッション36%のウルヴスはシュートゼロですが、リヴァプールも決定機を創れず。オンターゲットは7分のショートカウンターでガクポが左から放ったシュートと、36分のショボスライのロングシュートのみで、いずれもジョゼ・サが正面でキャッチしています。

今のウルヴスは、「甘い香りが漂う毒まんじゅう」です。ボクシングデーまでは2分16敗と勝利がなく、プレミアリーグの獲得ポイントのワーストレコードを更新するかと思われたのですが、マンチェスター・ユナイテッド戦を1-1のドローで終えた後、アーセナルから1ポイントをゲット。前節のアストン・ヴィラ戦は2-0の完勝で、後半戦の2勝4分4敗はフツーのチームです。

アウェイのリヴァプールは、現在のベストメンバー。GKアリソン、DFフリンポン、コナテ、ファン・ダイク、ケルケズ、2センターにフラーフェンベルフとマック・アリスター、2列めはサラー、ショボスライ、ガクポ、最前線にエキティケという顔ぶれです。フラーフェンベルフは、プレイを続けるのが難しくなったのか。後半のピッチには、カーティス・ジョーンズがいます。

「イエローをもらっているから」という理由なら、あまりにも慎重といわざるを得ません。トップ下にはマック・アリスターがいて、ショボスライはカーティス・ジョーンズと並んでいます。48分、サラーが左足のアウトにかけて出したクロスにマック・アリスターは触れず、拾ったガクポがゴール前に浮かすと、ジョゼ・サがパンチでクリアしました。

50分のサラーのCKを、ニアのエキティケが頭で後ろに送ると、ファーポスト際にいたカーティス・ジョーンズがゴールまで1メートルから胸で押し込もうとしますが、ガクポの足に当たってクロスバーにヒット。こぼれ球に先着したショボスライのシュートは、サンティアゴ・ブエノが膝でブロックし、ウルヴスはピンチをしのいでいます。

最初の10分は、リヴァプールのポゼッションが84%。ウルヴスの守備陣はボックスに引いて、フリンポンやケルケズのクロスをカットしています。60分を過ぎても0-0。64分に左サイドを突破したエキティケが低いクロスを入れると、クレイチーが止めてジョゼ・サがキャッチしました。スロット監督は65分にガクポとケルケズを下げ、エングモアとロバートソンを投入しました。

66分の左からのショートコーナーで、ニアにいたマック・アリスターが逆サイドのサラーにパスを通すと、左足のダイレクトショットはミスキック。1分後、右サイドのサラーからボックス右でパスを受けたマック・アリスターは、クレイチーをかわすまではよかったのですが、足元に入ってきたGKにコースを塞がれてしまいました。残り20分を切っても、依然としてスコアレスです。

72分にフリンポンが下がり、ジョー・ゴメス。チャチュアが前線のアロコダレにロングフィードを通したのは、78分でした。ファン・ダイクに競り勝った14番が左から上がったロドリゴ・ゴメスにラストパスを通すと、コナテをかわした22歳のアタッカーがアリソンと向き合い、右足アウトで浮かしたボールが右隅に収まりました。ウルヴスは、これが初めてのシュートです。

スロット監督は、コナテをフェデリコ・キエーザにチェンジ。リードされたリヴァプールがチャンスをつかんだのは80分でした。ジョー・ゴメスのサイドチェンジがボックス左のエングモアに届き、チャチュアの股間を狙ったシュートがゴールの右に向かうと、ジェゼ・サが指先でコースを変え、ボールはファーポストにヒットしました。

勝利に近づいていたホームチームは、83分に痛恨のミスで追いつかれてしまいます。自陣にいたベルガルドが左に出したパスをインターセプトしたのはサラー。一気にドリブルで上がったエースはクレイチーをかわし、左足のアウトにかけたシュートがジョゼ・サの左手を弾いてニアポストすれすれに決まりました。重要な同点ゴールは、今季プレミアリーグで5発めです。

直後にサラーが仕掛けたカウンターは、ショボスライへのラストパスのタイミングをウーゴ・ブエノに読まれ、カットされてしまいました。追加タイムは6分。92分のジョー・ゴメスのロングスローから左にボールがまわり、エングモアのクロスがファーのファン・ダイクに届くと、強烈なヘッダーはジョセ・サの正面でした。

94分、アリソンのキックをカットしたのはチャチュア。先制ゴールの起点となった右のウイングバックは、迷わず前にいたアンドレにパスを出しました。左足の強引なミドルは、ジョー・ゴメスの膝に当たって大きくバウンドし、逆を突かれたアリソンは触れず。再度、ビハインドを背負ったレッズに残された時間は、2分もないでしょう。

モリニューは一斉に、ホイッスルを促すブーイング。97分のフェデリコ・キエーザのミドルは、ジョゼ・サが簡単に処理できる弾道です。最下位のウルヴスは、アストン・ヴィラに続いてリヴァプールも撃破。最終的なシュート数は4対19で、ウルヴスはラスト15分から3本のオンターゲットを記録しています。

スロースターターのリヴァプールは、今季プレミアリーグの29試合のうち、前半にゴールを決めたのは11試合のみ。45分までのxG(ゴール期待値)は、0.21というロースコアです。主導権を握ってはいたものの、サラーとガクポがサイドを攻略する気配はなく、エキティケが下がってボールに絡もうとする姿が目を引きました。

後半はよくなっていたのですが…。決定的な2本をクロスバーとポストに阻まれたチームは、カウンターのチャンスも活かせず、縦のフィード1発と不運なディフレクションで2失点を喫してしまいました。激痛の敗戦となった昨シーズンのチャンピオンは、今夜のヴィラ・パークでチェルシーが勝てば6位に転落します。いやー、ガクポが触らなければ…!


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