2026.09.13 プレミアリーグ観戦記2026-27プレミアリーグ観戦記
【Sunderland×Arsenal】アーセナル4連勝!ラヤがPKセーブ、直後にブルーノ・ギマランイス!
アルテタ監督が送り出した11人は、現状のベストメンバーでしょう。GKラヤ、DFベン・ホワイト、コンサ、ガブリエウ、カラフィオーリ。中盤センターはデクラン・ライスとルイス=スケリー、2列めにサカ、ウーデゴーア、ツォリス、最前線にカイ・ハヴェルツ。キックオフからの5分は、相手の出方を確認するようなスローペースでパスをまわしています。
ウーデゴーアの縦パスで、カラフィオーリが中に入ってきたのは7分。右足のフィニッシュは、スパーズから来たダンソが冷静にブロックしました。左サイドのツォリスはタッチミスが多く、徐々に右からのアタックが増えています。13分にデクラン・ライスがゴール前に浮かすと、ノーマークだったサカがプッシュしたボールは、GKルーフスの正面にいってしまいました。
15分に左サイドから蹴ったジャカのFKは、ファーに走り込んだバラードに届きますが、ヘディングはうまく当たらず。サンダーランドは自陣でカットすると迷わずブロビーに預け、左右に展開してカウンターを仕掛けています。ガブリエウのロングシュートが、右に逸れていったのは23分。31分のチャンスは、ボックス左に出したツォリスの縦パスが絶妙でした。
抜け出したウーデゴーアがニアに折り返すと、カイ・ハヴェルツの左足のタッチはクロスバーの上にアウト。好調のレフティは、33分のウーデゴーアのクロスを胸でトラップしてバイシクルを枠に飛ばしますが、ルーフスが上に弾き出しました。ベン・ホワイトが自陣でアングロに奪われたのは42分。ボックス左でこぼれ球を拾ったルフェーが右のムニエに流しました。
切り返しからの左足シュートは、間合いを詰めたデクラン・ライスがブロック。CKのクリアからルフェーが放ったミドルは、右のポストの脇を抜けていきました。前半は0-0、ポゼッションは33%対67%、シュートは5対5、オンターゲットは0対2。ベン・ホワイトは、やはり足を痛めていたようで、ユリエン・ティンバーが今季プレミアリーグ初出場です。
ルイス=スケリーもハーフタイムでアウトとなり、後半はブルーノ・ギマランイス。立ち上がりのロングスローをしのいだガナーズは、ブロビーのキープ力に苦しめられています。48分のカウンターから左のサディキにボールが渡ると、思い切りのいいミドルはクロスバー越え。ニューカッスルにいたブルーノ・ギマランイスが持つと、容赦ないブーイングが鳴り響きます。
54分のロングスローで、コンサとバラードが転倒。微妙な絡み方でしたが、ジャッジはPKです。右隅を狙ったルフェーのキックにラヤが触り、ボールはポストにヒット。ペースを握られていた時間帯のビッグセーブで、前線の選手たちにスイッチが入りました。左サイドの競り合いから、ガブリエウ、デクラン・ライス、ブルーノ・ギマランイスと右につながったのは58分でした。
左に流れてパスをもらったカイ・ハヴェルツは、目の前にルーフスしかいなかったのに、なぜ打たなかったのか。ツォリスのスプリントからのインターセプトで、中央のウーデゴーアがドリブルで仕掛けた74分のカウンターは、ラストパスを足元に収めたサカの右足シュートをルーフスに阻まれました。1分後、ブルーノ・ギマランイスが左から放った一撃はファーポストの外です。
サンダーランドの決定機は76分。フォファナが左サイドを突破し、折り返しが逆サイドに流れると、拾ったルフェーが縦に持ち込んで優しいグラウンダーを入れました。中央でトラップしたムキエレのヒールキックは、コンサがブロック。右にこぼれたボールはサカが処理しています。アルテタ監督は82分にツォリスとデクラン・ライスを下げ、エゼとズビメンディを投入しました。
83分のCKを競り合ったムキエレは、体勢を立て直してボレーを放つも、ボールは左に逸れていきました。85分、ウーデゴーアに代わってミケル・メリノ。攻め続けたホームチームは、ゴール前に入れたボールをことごとくラヤに回収され、6分の追加タイムが終わろうとしています。ブルーノ・ギマランイスの縦パスでサカがラインの裏に抜け出したとき、残り時間は50秒でした。
後ろからシャツをつかみ、ボックスに入ってから倒してしまったレイニウドは、PKと2枚めのイエローを宣告されています。キッカーはブカヨ・サカ。右隅を狙ったキックはルーフスの読み通りでしたが、うまく弾き切れず0-2。開幕から4連勝のアーセナルは早くも3度めのクリーンシートですが、ダヴィド・ラヤのPKストップがなければ、結果は逆になっていたかもしれません。
縦パスを確実に足元に収めるブロビー、ボールが出てくるスペースの予測が速いルフェー、前線にきわどいボールを放り込んでくるジャカは脅威でしたが、アーセナルの最終ラインは何とか守り切りました。コンサはPKを取られたシーン以外は冷静で、ガブリエウも不要なイエロー以外は的確なジャッジでラインを落ち着かせたといえるでしょう。
前線に目を向けると、サカとカイ・ハヴェルツが3度の決定機のいずれかを活かしていれば、追い込まれずに勝てたはずです。ツォリスが打てるエリアでもらえないのも課題のひとつで、ウーデゴーアやルイス=スケリーが持ったときの動き方に改善の余地があります。得意のセットピースは、FKを頭で決めたティンバーがオフサイドを取られ、今季初ゴールはお預けとなっています。
勝負を決めたのは、ラヤがPKをセーブしてからブルーノ・ギマランイスのファインゴールが決まるまでの120秒でした。デクラン・ライスのサイドチェンジからツォリスとカラフィオーリが絡み、ヒールパスのクリアの競り合いからSBがボールを回収し、ガブリエウ、デクラン・ライス、ブルーノ・ギマランイス…!天国と地獄という月並みな表現がリアルに感じられる時間でした。
アウェイ4連戦の前半を連勝で終えたアーセナルは、カラバオカップのイプスウィッチ戦でギョケレス、エゼ、ノニ・マドゥエケが目に見える結果を出してくれれば、いいコンディションでブライトン戦に向かえるでしょう。後半戦でガス欠に陥った昨シーズンの反省を活かして、ポートマンロードでは素晴らしいBチームによる快勝を見せてもらえればと思います。
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