2026.11.08 プレミアリーグ観戦記2026-27プレミアリーグ観戦記
【Nottingham Forest×MAN.CITY】長短のカウンターで3失点!マン・シティの守備の弱点とは…!
マーク・グエイとルベン・ディアスの間に入ったブラジル人の選択は、左足でシュート。ドンナルンマは何もできず、ゴールの左に決まった瞬間、スタンドは大歓声に包まれました。1勝3分5敗で19位のチームは、シティ・グラウンドで1分3敗と勝利がなく、プレミアリーグのホームゲームの初ゴールでした。リードされたマン・シティは、ポゼッションを取って攻めに転じています。
12分に左からカウンターを仕掛けたのは、ギブス=ホワイト。右に開いてダニエル・ムニョスのパスを受けたジェームズ・マカティのダイレクトショットは、ドンナルンマの正面です。15分に右サイドのリアム・デラップに展開したのも、ギブス=ホワイト。縦パスはカットされ、こぼれ球を拾ったムニョスの折り返しもルベン・ディアスが足に当てています。
さらに18分、エンディアイェがゴール前に浮かしたボールをクリアされ、落下点にいたエリオット・アンダーソンがシュラーガーにボールをさらわれてしまいました。足を止めたイングランド代表MFは、エンディアイェがキープすると思ったのでしょう。センターサークルでドリブルを始めたリアム・デラップは一気に加速し、マーク・グエイとルベン・ディアスをかわしました。
ドンナルンマの肩越しに打ったシュートがゴールの天井に突き刺さり、まさかの2-0。アウェイチームの最初の決定機は24分で、ジェレミー・ドクが左から上げたクロスに走り込んだエンソ・フェルナンデスは、枠に収めればOKのヘディングを浮かしてしまいました。30分までのシュート数7対2は、ホームチームの戦術の成功を示すスタッツです。
32分、マーク・グエイの縦のフィードがハーランドへ。左に流れて放ったシュートは、セルスが冷静にキャッチしました。41分のビッグチャンスは、エリオット・アンダーソンがボックス手前に入れた高速のロングパスが秀逸でした。外から絞り込んできたフサノフがボックスに転がし、ハーランドがセルスと1対1。決まれば早くも今季プレミアリーグで10発となります。
GKをかわしたエースのラストタッチは、ニアポスト際をカバーしたジャイール・クーニャがクリア。CKのクリアをトラップしたエリオット・アンダーソンのボレーは、GKの正面に飛んでしまいました。マレスカ監督は、2つの失点に絡んだDFをハーフタイムにチェンジ。グヴァルディオルとマーク・グエイに代わって入ったのは、マテウス・ヌネスとニコ・オライリーです。
51分にドクに通したシェルキのロングフィードは、パーフェクト。ボックスの左脇に持ち込んだドリブラーの折り返しは、必死に戻ったイエーツが腰に当てたのですが、走り込んできたシェルキのハーフボレーがネットに突き刺さりました。2-1で残り40分なら、どちらが勝つかわかりません。マン・シティの猛攻に対するフォレストの5-4-1は、統制が取れています。
敵陣の左に出たムリーリョが、エンソ・フェルナンデスから奪ったのは67分。ボックスの手前で脇にいたイエーツに託すと、右足のシュートはエリオット・アンダーソンがブロックしました。73分、ボックス右に上がったクロスのこぼれ球を、左足で打ったのはエンソ・フェルナンデス。DFにヒットした後の二次攻撃で、怖れていたことが起こりました。
右からのクロスを跳ね返されたマテウス・ヌネスは、イエーツのオーバーヘッドのクリアをリアム・デラップと競り合い、キープされてしまいました。落としたボールを受けたギブス=ホワイトに誰もついていけず、カウンターがスタート。前線は3対3になっており、10番は迷わず左のデラップにラストパス。ルベン・ディアスは詰められず、ボックスに入った19番はフリーでした。
左足の完璧なシュートがファーポストの内側を叩いてネットを揺らすと、シティ・グラウンドのゴール裏は一斉に絶叫。オリヴァー・グラスナー監督は、勝負を決めたストライカーに駆け寄り、歓喜の輪に加わっています。ラスト10本から2本しか打てなかったマンチェスター・シティは、アストン・ヴィラ、ブライトン、ノッティンガム・フォレストに3連敗です。
ヴィラ戦の2失点は、マーク・グエイのトラップミスとドンナルンマのエラー。ブライトン戦ではマテウス・ヌネスがグラウンダーのクリアを空振りし、フォレスト戦はグヴァルディオルのロストから先制されました。ミスの場所と種類はさまざまですが、発生した後の初動の遅さと、リカバリーのイメージができていないことが厳しい結果につながっているといえるでしょう。
アーセナルのエズリ・コンサは、シュートをブロックすると決めて対応するシーンが多く、アタッカーの走路と打つエリアを想定して間合いを詰めています。対してリアム・デラップに2ゴールを許したルベン・ディアスは、最初のシュートではスライディングのタイミングが早すぎ、2発めはラストパスが出てからスプリントせずにフィニッシュを見届けています。
マレスカ監督は、ラインの距離感を調整しつつ、奪われた直後の動き方を確認する必要があります。開幕7連勝から3連敗は、1904-05シーズンのシェフィールド・ウェンズデー以来、121年ぶりの事件。次節のフラム戦で負けたら、史上初の珍記録達成です。アルバロ・アルベロア監督は、直近の5試合で10失点の最終ラインを詳細にチェックし始めているはずです。
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