2020.05.30 チームの話題(全体・他クラブ)
リヴァプールのみホームNG!? プレミアリーグ再開プランの決定事項と紛糾ポイント(?)まとめ!
プレミアリーグ初制覇の歓喜とソーシャルディスタンシングは、水と油。「カラオケOKだけど、飛沫はNGね」といわれるのと同じぐらい、難易度の高いオーダーです。「スカイスポーツ」が、リヴァプールが優勝を確実にする可能性のある試合は中立地開催になるかもしれないと報じています。Xデーがアンフィールドとなった際に、スタジアムの周辺に熱狂的なサポーターが集まるのを地元警察が警戒しているとのこと。コロナウイルスのさらなる感染拡大を食い止める責任を背負えば、当然の懸念事項でしょう。
6月17日の再開が発表されたプレミアリーグですが、そのレギュレーションについては未決定事項が存在します。「スカイスポーツ」が整理している現在までの合意内容をおさらいしておきましょう。「安全要件に従って、6月17日再開」「最初に予定されているゲームは、アストン・ヴィラVSシェフィールド・ユナイテッドとマンチェスター・シティVSアーセナル」「6月19日より、フルマッチラウンドがスタート」「92試合すべてが無観客&LIVE中継」「キックオフタイムは、新しい時間差システムを導入」「FAカップは6月27・28日に準々決勝、7月18・19日に準決勝、8月1日土曜日にファイナルが開催予定」。ここまでは見えており、次に発表される最も重要な情報は、「それぞれの試合が開催される時間とスタジアム」です。
当初は、いくつかのスタジアムを使った中立地開催が検討されていたのですが、プレミアリーグからの降格危機にあるクラブが、ホームアドバンテージを手離すルールについて「アンフェア」と猛抗議。ホーム&アウェイの継続が本命となり、コロナウイルス感染予防の難易度が格段に上がっています。アウェイチームの選手たちの移動やスタジアム入りを安全に実施するためには?サポーターが試合会場に押し寄せるのを阻止できるのか?なかでも最も危険とされているのが、30年ぶりのリーグ優勝を目前にしている首位チームというわけです。
プレミアリーグ2019-20シーズンを「安全をキープしながら終えられた」と振り返ることができれば、イングランドやウェールズに住む人々が元気になる…。プレミアリーグのリチャード・マスターズCEOは、「うまくいけば、われわれの士気は大きく向上する」と語り、次のシーズンにはサポーターがスタジアムに戻ってくるという見方を示しています。
「試合がクローズドドアのモデルからいつ脱却できるのかが誰にもわからない現状では、不測の事態に備えたプランを立てるのは正しいと考えている。しかし、プレミアリーグとクラブには楽観的な見立てがあり、来季はスタジアムにファンが戻ってくると予測している。おそらく、段階的にそうなるだろう」
プレミアリーグのTOPの言葉を現実とするためには、来月から始まるイレギュラーな運営を成功に導かなければなりません。リヴァプールのみがニュートラル&アウェイとなるレギュレーションは、アンフェアの極みですが、「The Kop」でスカーフを掲げながら「You’ll Never Walk Alone」を熱唱したいサポーターたちの気持ちを想像すると、現実的な対策と認めなければならないでしょう。
30年ぶりの喜びは、コロナウイルスの恐怖も他人に感染させないというモラルも吹っ飛ばしてしまいそうな強烈な麻薬です。1999年5月26日のカンプ・ノウで、1-1の追加タイムのCKをスールシャールが決めた瞬間、狂乱し、号泣し、「このまま死んでもいい…」と頭のなかでつぶやいた自分を思い出しました。優勝まで3ポイント、80分まで0-1、85分にフィルミーノが同点ゴール、そして…!「残り1分でサラーが勝ち越しゴールを決めたけど、アンフィールドにはいかないようにね」などと諭すのは、「カラオケOKだけど、飛沫はNGね」と同じぐらいムリめな話だと思ってしまうのであります。
6月17日の再開が発表されたプレミアリーグですが、そのレギュレーションについては未決定事項が存在します。「スカイスポーツ」が整理している現在までの合意内容をおさらいしておきましょう。「安全要件に従って、6月17日再開」「最初に予定されているゲームは、アストン・ヴィラVSシェフィールド・ユナイテッドとマンチェスター・シティVSアーセナル」「6月19日より、フルマッチラウンドがスタート」「92試合すべてが無観客&LIVE中継」「キックオフタイムは、新しい時間差システムを導入」「FAカップは6月27・28日に準々決勝、7月18・19日に準決勝、8月1日土曜日にファイナルが開催予定」。ここまでは見えており、次に発表される最も重要な情報は、「それぞれの試合が開催される時間とスタジアム」です。
当初は、いくつかのスタジアムを使った中立地開催が検討されていたのですが、プレミアリーグからの降格危機にあるクラブが、ホームアドバンテージを手離すルールについて「アンフェア」と猛抗議。ホーム&アウェイの継続が本命となり、コロナウイルス感染予防の難易度が格段に上がっています。アウェイチームの選手たちの移動やスタジアム入りを安全に実施するためには?サポーターが試合会場に押し寄せるのを阻止できるのか?なかでも最も危険とされているのが、30年ぶりのリーグ優勝を目前にしている首位チームというわけです。
プレミアリーグ2019-20シーズンを「安全をキープしながら終えられた」と振り返ることができれば、イングランドやウェールズに住む人々が元気になる…。プレミアリーグのリチャード・マスターズCEOは、「うまくいけば、われわれの士気は大きく向上する」と語り、次のシーズンにはサポーターがスタジアムに戻ってくるという見方を示しています。
「試合がクローズドドアのモデルからいつ脱却できるのかが誰にもわからない現状では、不測の事態に備えたプランを立てるのは正しいと考えている。しかし、プレミアリーグとクラブには楽観的な見立てがあり、来季はスタジアムにファンが戻ってくると予測している。おそらく、段階的にそうなるだろう」
プレミアリーグのTOPの言葉を現実とするためには、来月から始まるイレギュラーな運営を成功に導かなければなりません。リヴァプールのみがニュートラル&アウェイとなるレギュレーションは、アンフェアの極みですが、「The Kop」でスカーフを掲げながら「You’ll Never Walk Alone」を熱唱したいサポーターたちの気持ちを想像すると、現実的な対策と認めなければならないでしょう。
30年ぶりの喜びは、コロナウイルスの恐怖も他人に感染させないというモラルも吹っ飛ばしてしまいそうな強烈な麻薬です。1999年5月26日のカンプ・ノウで、1-1の追加タイムのCKをスールシャールが決めた瞬間、狂乱し、号泣し、「このまま死んでもいい…」と頭のなかでつぶやいた自分を思い出しました。優勝まで3ポイント、80分まで0-1、85分にフィルミーノが同点ゴール、そして…!「残り1分でサラーが勝ち越しゴールを決めたけど、アンフィールドにはいかないようにね」などと諭すのは、「カラオケOKだけど、飛沫はNGね」と同じぐらいムリめな話だと思ってしまうのであります。
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更新ご苦労様です。
30年ぶりの優勝を今かと待ち続けている身としては
残念な事ではありますが、現実をみたらその判断は
正しいかもですね、、、。
もうそんなに昔になるのですね。
僕も静かにガッツポーズし、号泣しました。
同棲していた彼女にはドン引きされましたけど。
更新ありがとうございます。毎日楽しみにしています。
カラオケの例え、絶妙です笑
アンフィールドNG案は、条件としてレッズの優勝を認めることがセットで必要ではないでしょうか。
優勝とほぼ優勝は別物です。ほぼ優勝のチームにアンフェアなハンデを背負わせて別のチームが優勝することになりでもしたら、これはこれで収拾のつかない事態になります。