2020.06.17 チームの話題(全体・他クラブ)
全英が泣いた!?「BBC」のTOPページを激アツのプレミアリーグ再開レポートが制圧!
「The Premier League returns – all you need to know(プレミアリーグが戻ってくる~知っておくべきすべてのこと」。いやー、テンションが上がってきました。「BBC」のTOPページは、世界最大のイベントが始まるかのように、プレミアリーグの再開に関するトピックスで塗りつぶされています。コロナウイルスのパンデミックによる100日の空白の後、最初にキックオフを迎えるのはアストン・ヴィラVSシェフィールド・ユナイテッド。無観客のヴィラ・パークでは、NHS(国民保健サービス)のスタッフに捧げるハート型のバッジを着けた選手たちによって、コロナウイルスに感染して亡くなった人々をしのぶ1分間の黙祷が捧げられます。
そしてもうひとつ、このたびのプレミアリーグの再開では、テレビで観戦するファンの目を引く新たなキャンペーンが実施されることになっています。冒頭でタイトルを紹介した「BBC」の記事によると、最初の12試合に限り、ユニフォームの背番号の上に記載される選手名が「Black Lives Matter」にスイッチされるとのこと。2020年5月、ミネソタ州ミネアポリスで死亡したジョージ・フロイドさんの事件をきっかけとして、世界に広まっている人種差別反対の運動の趣旨に、フットボールも賛同するという意志の現われです。この数ヵ月の間に、世界じゅうで「生」について考えさせられるいろいろな出来事があり、プレミアリーグの復活は、それらが現在進行形であることを実感させられる機会でもあるのです。
「BBC」が伝える「all you need to know」を、さらに紹介してまいりましょう。すべての試合は無観客で実施され、スタジアムに入るのを許可される関係者の人数は300に制限されます。どのスタジアムも、ピッチとテクニカルエリアはレッド、スタンドはアンバー、コンコースはグリーンと3つのゾーンに色分けされ、それぞれに同時に滞在する人数をコントロールする仕組みになっています。選手とスタッフは時間差で入場し、キックオフ前の握手はなし。コーナーフラッグ、ゴールポスト、選手交代時に掲げるボード、使用球は試合前とハーフタイムにディープクリーニングを施されます。
従来のプレミアリーグでは、サブの選手の登録は7人まででしたが、再開後のレギュレーションは9人に増加されており、試合中に可能な交代人数も3人から5人に増えています。それぞれのチームのスカッドとコーチングスタッフのソーシャルディスタンスが厳格にチェックされる90分が終わると、試合後のテレビ局向けのインタビューやプレスカンファレンスはピッチサイドで実施されます。ただでさえ静かなゲームは、VARによるチェックが行われている時間はどんな空気になるのでしょうか。過去と今を比べて不足を嘆くのではなく、現場の知見を結集して「今できる最大限」を実現した最先端のフットボールを虚心に愉しみたいと思います。
あの日突然、先が見えなくなったプレミアリーグについて、現地メディアが伝える薄明かりを頼りに200本の記事を書き続けてきたものとして、アストン・ヴィラ、シェフィールド・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アーセナルのシャツを見られる日が戻ってきたことを、とてもうれしく思います。興味がある方は、「BBC」のチーフフットボールライターのフィル・マクナルティさんが書いた激アツのレポート「Premier League returns: ‘Life has not been the same without football’(プレミアリーグ復活~フットボールなしでは同じ人生はありえない)」にも目を通してみてください。最後の一文に、深くうなずかされます。
「And even those of us who have watched thousands of games all over the world over three decades cannot wait for the pleasure of its return.(30年以上に渡って、世界じゅうで幾千ものゲームを観てきた私たちでさえ、その復活の歓喜を待ち切れない)」
そしてもうひとつ、このたびのプレミアリーグの再開では、テレビで観戦するファンの目を引く新たなキャンペーンが実施されることになっています。冒頭でタイトルを紹介した「BBC」の記事によると、最初の12試合に限り、ユニフォームの背番号の上に記載される選手名が「Black Lives Matter」にスイッチされるとのこと。2020年5月、ミネソタ州ミネアポリスで死亡したジョージ・フロイドさんの事件をきっかけとして、世界に広まっている人種差別反対の運動の趣旨に、フットボールも賛同するという意志の現われです。この数ヵ月の間に、世界じゅうで「生」について考えさせられるいろいろな出来事があり、プレミアリーグの復活は、それらが現在進行形であることを実感させられる機会でもあるのです。
「BBC」が伝える「all you need to know」を、さらに紹介してまいりましょう。すべての試合は無観客で実施され、スタジアムに入るのを許可される関係者の人数は300に制限されます。どのスタジアムも、ピッチとテクニカルエリアはレッド、スタンドはアンバー、コンコースはグリーンと3つのゾーンに色分けされ、それぞれに同時に滞在する人数をコントロールする仕組みになっています。選手とスタッフは時間差で入場し、キックオフ前の握手はなし。コーナーフラッグ、ゴールポスト、選手交代時に掲げるボード、使用球は試合前とハーフタイムにディープクリーニングを施されます。
従来のプレミアリーグでは、サブの選手の登録は7人まででしたが、再開後のレギュレーションは9人に増加されており、試合中に可能な交代人数も3人から5人に増えています。それぞれのチームのスカッドとコーチングスタッフのソーシャルディスタンスが厳格にチェックされる90分が終わると、試合後のテレビ局向けのインタビューやプレスカンファレンスはピッチサイドで実施されます。ただでさえ静かなゲームは、VARによるチェックが行われている時間はどんな空気になるのでしょうか。過去と今を比べて不足を嘆くのではなく、現場の知見を結集して「今できる最大限」を実現した最先端のフットボールを虚心に愉しみたいと思います。
あの日突然、先が見えなくなったプレミアリーグについて、現地メディアが伝える薄明かりを頼りに200本の記事を書き続けてきたものとして、アストン・ヴィラ、シェフィールド・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アーセナルのシャツを見られる日が戻ってきたことを、とてもうれしく思います。興味がある方は、「BBC」のチーフフットボールライターのフィル・マクナルティさんが書いた激アツのレポート「Premier League returns: ‘Life has not been the same without football’(プレミアリーグ復活~フットボールなしでは同じ人生はありえない)」にも目を通してみてください。最後の一文に、深くうなずかされます。
「And even those of us who have watched thousands of games all over the world over three decades cannot wait for the pleasure of its return.(30年以上に渡って、世界じゅうで幾千ものゲームを観てきた私たちでさえ、その復活の歓喜を待ち切れない)」
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更新ご苦労様です。
いよいよフットボールが戻って来ますね!
中断期間中も休まず200本の記事本当にご苦労様でした。先が見えない状況下でも、このサイトに来ることにより落ち着かせていたこともあったりと、、、。いやー始まりますね。楽しみです!
“”初コメです♪
スポーツのランキングで上位にあったのでみさせていただきました!
ウィルスの影響で不便な日が続きますが、このニュースはまさに朗報ですね!
また時々見に来るのでよろしくお願いします♪””
いよいよですね。
合間の更新も楽しませていただきました。
選手のメンタルやコンディションを考えると複雑ですが、footballのある週末が戻ってくるのはとても嬉しいです。