偏愛的プレミアリーグ見聞録

FAカップ準決勝ドローはプレミアリーグ上位対決！ウィガン、決勝進出か!?

FAカップ準決勝のドローが決まり、マンチェスター・ユナイテッドVSチェルシーの勝者がマンチェスター・シティと、ミルウォールVSブラックバーンの勝者がウィガンと戦うことになりました。チャンピオンシップ（2部相当）16位のブラックバーンと17位のミルウォールのいずれかに勝てば、何とウィガンが決勝進出です。もう一方の準決勝がマンチェスターダービーとなり、マン・ユナイテッドが勝てば決勝で宮市VS香川の日本人バトルが観られるかもしれません。

キャピタル・ワンカップでも4部のブラッドフォードが決勝に残るなど、今季のカップ戦は波乱が多かったですね。マンチェスター勢以外は上位チームに選手や監督の変動が多く、秋口から暮れにかけてはチームの状態が不安定だったこともその理由のひとつかもしれません。また、財政上の理由からか、一時期に比べれば各チームの選手層が薄く（これもまたマンチェスターの2チームはぶ厚い…）、メンバーを落としたとたんにサッカーの質も落ちてしまうようにも思います。

しかしまあ、確率3分の1が出ちゃいましたね。マンチェスターダービーやチェルシーとマン・シティの組み合わせは、決勝にふさわしいカードだったのですが、よりによって準決勝でぶつかってしまうとは。こういったドローの運・不運もカップ戦のおもしろさなので、楽しむしかありませんね。

チェルシーは、マンチェスター・ユナイテッドとの再試合が決まって、また試合が増えちゃいました。今週もステアウア・ブクレシュティとのEL2回戦セカンドレグがあって、これを勝ち抜くと今週のプレミアリーグ延期分とFAカップ再試合、EL2試合と、計4試合もミッドウィークの試合が日程未決定で浮いている状態になります（プレミアリーグ延期分は決まったんですかね？エヴァートンVSアーセナルは日程が出てましたが）。上位の中でもレギュラーとベンチの選手の差が大きく、どちらかというと選手層は薄いほうなのに、このスケジュールで昨日のマン・ユナイテッド戦みたいな試合ができるのは素晴らしいです。三兎を追いながらどこまでいけるのか、ブルーズの動向にも注目しましょう。

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