CL&ELプレビュー。ストライカーが続々目覚めたプレミアリーグ勢の巻き返しに期待!
マンチェスター・ユナイテッドのエースだったルート・ファン・ニステルローイが「ゴールはケチャップのようなもの」と語っておりましたが、先週末のプレミアリーグは、瓶の奥に詰まっていたケチャップが出まくりました。オールド・トラフォードではルーニー、デパイが今季プレミアリーグ初ゴール。同じくノーゴールだったアレクシス・サンチェスはレスター相手に3発叩き込み、「リーガ・エスパニョーラ、セリエA、プレミアリーグでハットトリックを達成した最初の選手」になりました。
トッテナムのハリー・ケインもエリクセンのFKがバーに当たった後をうまくコントロールして得点ゼロから脱却。スタリッジも素晴らしいゴールを2発重ねて、レッズに久しぶりの勝利をもたらしています。モウリーニョさんの古巣FCポルトと戦うチェルシーは微妙ですが、ストライカーが元気になったプレミアリーグ勢は、今週こそはいい結果を届けてくれるのではないでしょうか。
マンチェスター・ユナイテッドは難敵ヴォルフスブルクと当たるものの、会場はオールド・トラフォード。ブンデスリーガで5ゴールと絶好調のバス・ドストをスモーリングが止められるかどうかがポイントです。アーセナルは、ヴェンゲルさんが「コクランが復帰する可能性がある」といっております。ウィークポイントになりかねなかったセントラルMFにレギュラーが戻ってくれば、緒戦のバイエルン戦をホームで0-3で落としているオリンピアコス相手なら、エミレーツでのゲームは快勝するはずです。「死のグループ」に入ったマンチェスター・シティは調子を落としているものの、相手のボルシアMGも昨季までのチームではなく、ブンデスリーガでは2勝5敗で14位と大苦戦。ペジェグリーニ監督としては、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、キャピタルワンカップで直近1勝3敗という負のスパイラルを断ち切らなければなりません。
プレミアリーグが混戦となっており、チャンピオンズリーグで3つも負けたために地盤沈下が指摘され、イタリアにUEFAランキングでひっくり返されるのではないかといわれたりもしていますが、今季は主要リーグの有力クラブに多くの異変が起こっており、セビージャ、ボルシアMG、ユヴェントス、モナコが不調。セリエA勢で、欧州の第1節を勝利で終えたのはマンチェスター・シティから勝利を奪ったユーヴェだけです。最初のゲームは、メンバーをいじって敗れたアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドには「勝てるだろう」という予断があるように見えましたが、負けたことで目の色が変わるでしょう。エースストライカーが結果を出し始めているプレミアリーグ勢は、ポルトと当たるチェルシーの守備が踏ん張れれば、全勝までありえると思っているのですがいかがでしょうか。いや、これは予想ではなく、叱咤激励です。ここでさらに負けるようでは上は望めないぞ、がんばれ、と。今日から3日間、楽しみにしてます。
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