2022.10.15 チームの話題(全体・他クラブ)
プレミアリーグでようやく連勝、ECLは6連勝!最下位スタートだったウェストハムが復活した理由。
公式戦9勝1分5敗。この戦績と、プレミアリーグというヒントだけ示されて、クラブ名を当てられる人がどれほどいるでしょうか。ビッグ6以外の動向を押さえているファンでも、最初に頭に浮かぶのは、上位に食い込んでいるニューカッスルやブライトンでしょう。
正解は、ウェストハム。プレミアリーグ開幕から3連敗という最悪の滑り出しだったデヴィッド・モイーズのチームは、3勝1分5敗で13位と未だ厳しいポジションながら、ヨーロッパカンファレンスリーグでは6連勝です。プレーオフのヴィボーとのホーム&アウェイは、0-3、3-1であっさりクリア。グループステージではFCSB、シルケボー、アンデルレヒトを次々に撃破しています。
ベルギーの名門アンデルレヒトとの連戦は、0-1、2-1とスコアこそ僅差ですが、いずれも主導権を握って押し切ったゲームでした。ブリュッセルでの初戦は、79分に期待の点取り屋スカマッカが決勝ゴール。右のツォウファルからルーカス・パケタにパスが出た瞬間、ぽっかり空いたボックス右に流れた判断が、浮き球のアシストとフリーのショットにつながりました。
ロンドンスタジアムでの再戦は、前半で2発ゲットの完勝です。14分に直接FKを左隅に沈めたのは、12戦1ゴールと空回りしていたベンラーマ。30分には、エメルソンの折り返しを受けたボーウェンが強烈な左足シュートを突き刺し、復調をアピールしました。ボーウェンとスカマッカは、いずれも直近の4試合で3発と絶好調です。
国内でのつまずきの理由は、得点力不足。2枚看板のマイケル・アントニオとジャロッド・ボーウェンがローテンションで、3戦連続ノーゴールという散々なスタートでした。8月末からエンジンがかかり、5節のトッテナム戦を1-1のドローに持ち込むと、終盤の不可解なジャッジでゴールを取り消されたチェルシー戦も1-2の惜敗。ロンドンの強豪と互角に渡り合ったチームは、TOP4争いに食い込んだ昨季を思い出したように見えました。
3週間の中断を経て、敵地グディソンパークに乗り込んだエヴァートン戦は、相手の倍のシュートを放ちながら1-0で敗戦。18位に沈んだチームが、ようやく彼ららしい勝ち方を披露したのは、9節のウルヴス戦でした。
29分にボックスの入り口でクリアをカットし、右足で叩き込んだスカマッカの一撃は、プレミアリーグで今季初の前半のゴール。ケーラーのシュートのこぼれ球を足元で収め、ニアに突き刺した54分のボーウェンのゴールは、プレミアリーグ戦で今季初の追加点です。前線の運動量とフィニッシュのバリエーションの増加が、得点力を取り戻した最大の理由でしょう。
前節のフラム戦も、ボーウェン、スカマッカ、マイケル・アントニオで3発快勝。直近の公式戦7試合は6勝1敗で、守備陣は6失点しか喫していません。デクラン・ライスとソーチェクの2センターは健在。プレミアリーグにフィットしたとはいえないルーカス・パケタが機能すれば、前線の脅威は増すはずです。
6位ニューカッスルとの差は4ポイント。CLは難しそうですが、EL出場権は視界に入っています。週末のプレミアリーグは、不振のサウサンプトン。しっかり勝ち切り、ニューカッスルやブライトンとともに、上位いじめに加わっていただければと期待しています。
正解は、ウェストハム。プレミアリーグ開幕から3連敗という最悪の滑り出しだったデヴィッド・モイーズのチームは、3勝1分5敗で13位と未だ厳しいポジションながら、ヨーロッパカンファレンスリーグでは6連勝です。プレーオフのヴィボーとのホーム&アウェイは、0-3、3-1であっさりクリア。グループステージではFCSB、シルケボー、アンデルレヒトを次々に撃破しています。
ベルギーの名門アンデルレヒトとの連戦は、0-1、2-1とスコアこそ僅差ですが、いずれも主導権を握って押し切ったゲームでした。ブリュッセルでの初戦は、79分に期待の点取り屋スカマッカが決勝ゴール。右のツォウファルからルーカス・パケタにパスが出た瞬間、ぽっかり空いたボックス右に流れた判断が、浮き球のアシストとフリーのショットにつながりました。
ロンドンスタジアムでの再戦は、前半で2発ゲットの完勝です。14分に直接FKを左隅に沈めたのは、12戦1ゴールと空回りしていたベンラーマ。30分には、エメルソンの折り返しを受けたボーウェンが強烈な左足シュートを突き刺し、復調をアピールしました。ボーウェンとスカマッカは、いずれも直近の4試合で3発と絶好調です。
国内でのつまずきの理由は、得点力不足。2枚看板のマイケル・アントニオとジャロッド・ボーウェンがローテンションで、3戦連続ノーゴールという散々なスタートでした。8月末からエンジンがかかり、5節のトッテナム戦を1-1のドローに持ち込むと、終盤の不可解なジャッジでゴールを取り消されたチェルシー戦も1-2の惜敗。ロンドンの強豪と互角に渡り合ったチームは、TOP4争いに食い込んだ昨季を思い出したように見えました。
3週間の中断を経て、敵地グディソンパークに乗り込んだエヴァートン戦は、相手の倍のシュートを放ちながら1-0で敗戦。18位に沈んだチームが、ようやく彼ららしい勝ち方を披露したのは、9節のウルヴス戦でした。
29分にボックスの入り口でクリアをカットし、右足で叩き込んだスカマッカの一撃は、プレミアリーグで今季初の前半のゴール。ケーラーのシュートのこぼれ球を足元で収め、ニアに突き刺した54分のボーウェンのゴールは、プレミアリーグ戦で今季初の追加点です。前線の運動量とフィニッシュのバリエーションの増加が、得点力を取り戻した最大の理由でしょう。
前節のフラム戦も、ボーウェン、スカマッカ、マイケル・アントニオで3発快勝。直近の公式戦7試合は6勝1敗で、守備陣は6失点しか喫していません。デクラン・ライスとソーチェクの2センターは健在。プレミアリーグにフィットしたとはいえないルーカス・パケタが機能すれば、前線の脅威は増すはずです。
6位ニューカッスルとの差は4ポイント。CLは難しそうですが、EL出場権は視界に入っています。週末のプレミアリーグは、不振のサウサンプトン。しっかり勝ち切り、ニューカッスルやブライトンとともに、上位いじめに加わっていただければと期待しています。
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