イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ポジティブに、現地の出来事を伝えてほしい~プレミアリーグの実況・解説に思うこと

最初に、これだけははっきりさせておきたいのですが、私は、数多くのプレミアリーグの試合を届けてくれているJSportsさんには感謝しているのです。そしてまた、実況や解説を務めるプロフェッショナルのみなさんは、素晴らしいなと思っております。トークを勉強していただきたい方が1名、プレミアリーグについてちゃんと予習してきていただきたい方が1名いらっしゃるのですが、そうはいっても、90分間即興でしゃべり続けてそのほとんどで視聴者を納得させなければいけない仕事には、大変な労力とプレッシャーがかかっているのだと思います。いつも、ありがとうございます。しかし、そのうえで、最近とみに気になっていることがありまして、この拙文が関係者の方々の目に留まるのであれば、改善をしていただきたいと願う次第であります。

直近の試合から例を挙げながら、話を進めさせていただきます。最初に申し上げたいのは、「ネガティブなコメントが多すぎる試合」についてです。私は、「ネタを憎んで人を憎まず」で、個人批判をする意図はないので名前は伏せますが、せっかくのいい試合だったのに、リヴァプールVSアーセナルの解説は、この点で残念でした。ベンテケの登場から、彼をくさすコメントが急激に増え始め、ボールの動きや選手のプレイについてのリアルな解説が減ってしまいます。71分にフィルミーノとのワンツーでジョーダン・アイブが縦に抜けたシーンでは、ファーサイドにいたベンテケがゴール前に入らなかったことを非難しておりましたが、あのとき、ベルギー代表のストライカーは、ロングクロスをヘッドで競ってゴール前に落とせるように、わざと下がってDFのマークを外していたのです。見ていなかったのであれば、批判的にいうのではなく、「もう1枚、ベンテケあたりが中に入れていればおもしろかったですね」でいいのではないでしょうか。批判には、事実に基づいた根拠が必要なのだと思います。

また、同じ試合の最終盤、この方はヴェンゲル監督がエジルを交代したことを疑問視し、リヴァプールの同点ゴールが決まると「代えられたエジルは怒っているのではないか」とまでいいましたが、これはさすがに結果論、エジルの心情にまで踏み込んだコメントはいい過ぎでしょう。あの前後は試合の最大の見どころで、私がいちばんおもしろいと思ったのは「エジル→アルテタ、ララナ→コーカーの交代の後先」でした。アルテタ登場の1分後、負けていたクロップ監督がCBのコーカーを入れて前線に置いたのは「ロングボールを放り込むぞ」という狙いで、結果的にはこの采配が当たったわけですが、もしコーカー投入が先であれば、ヴェンゲル監督は身長があるチャンバースで後ろを埋めたのではないでしょうか。このあたりの双方の目論見、タイミングの妙に触れながら、ボールと人を追っていただければ、迫力のある解説になったのではないかと思いました。

同点ゴールのシーンは、ベンテケにロングフィードが出た直後、アルテタがジョー・アレンを離してしまったのが原因で、あわてて中をカバーしにいったベジェリンは一歩及びませんでした。追いつかれてしまったからといって、終盤は決してボールをキープできていたとはいえないエジルを「代えなければよかった」「本人は、ほれ見てみいと思っている」といったり、他のマークを捨てて必死に中に入ったベジェリンを「軽さが出た」とくさすのは筋違いだと思います。プレミアリーグへの愛が感じられ、歯切れのいい語り口には好感が持てる解説者だったので、最も大事な20分間のネガティブトークの連続が非常に残念でした。

サッカーは、両者にミスがなければ、多くの試合が0-0や1-0で終わるスポーツです。しかし見る側の私たちは、2-1、3-1、3-2といったゴールが多い試合を望んでおり、言葉では「いいプレイが観たい」といいつつも、それは実態的にはいくつかミスがあってほしいということなのです。シュートの大半が入らず、ほとんどのドリブル突破が止められるスポーツをことさらにネガティブに語り出したら、非常に不愉快な90分となってしまいます。実際に、ゴールシーンでは「何がまずかったか」しかいわない方もいるのですが、ここはひとつ、「クロップ監督の采配が当たった」「ベンテケに出したヘンダーソンのボールが最高。ジェラードを思い出した」といったような、戦う者たちへのリスペクトが感じられる解説をお願いできればと思います。

そして、「事実関係が不確かなこと、根拠をその場で説明できないことをネガティブなトーンでいうのはやめませんか」とも思います。ニューカッスルVSマンチェスター・ユナイテッドのなかで、「FAカップのシェフィールド・ユナイテッド戦でデパイがもらったPKのジャッジは、どうなんでしょうか」と実況が振り、解説が同調したのにはびっくりしました。そのPKは、映像を見ていただければわかりますが、デパイのくるぶしにスパイクの裏が入る危険なファールによるもので、ルーク・ショーの悲しい事故を見た私は、一瞬凍りついてしまったほどです。おふたりは、ご覧になっていなかったのでしょうか。見ていなければ、安易な触れ方は控えるべきです。

この試合に関連して、もうひとつお願いがあります。「映像の内容、意味をしっかり伝えてほしい」。マンチェスター・ユナイテッドがルーニーのミドルで勝ち越した後、ニューカッスルOBのアラン・シアラーさんが、ヘッドセットをつけてマイクを握りしめ、必死にレポートしているシーンが30秒ほど映し出されました。この間、無言。最近プレミアリーグを見始めた方には、なぜこの絵を引っ張っているのか意味がわからず、TV関係者っぽいスキンヘッドのオジサンがいる、という情報で止まってしまいます。

12月のプレミアリーグ17節、チェルシーVSサンダーランドでは、就任が決まったばかりのヒディンク新監督、アブラモヴィッチオーナーと並んで、ドログバが観戦していたのをきちんと触れてくれており、ファンの方は盛り上がったのではないでしょうか。海外の放送では、どちらかのチームがアタックに入ると、「フェライニ、ダルミアン、フェライニ、ルーニー、ルーニールーニー、ゴーール!(すみません、例に願望が入ってしまいました)」などと名前でボールの動きを伝えてくれるのですが、日本の中継はいいシーンでの雑談が多いように感じます。より映像について語っていただければ、私たちは集中してサッカーそのものにのめり込むことができるでしょう。

最後に、直近のプレミアリーグ中継において、最も素晴らしいと思った解説を紹介しましょう。マンチェスター・シティVSエヴァートンの、粕谷秀樹さんです。粕谷さんは、この試合のキックオフ前に、「エヴァートンにハズレなし」と、戦績自体はいいとはいえないロベルト・マルティネス監督のチームがいかに魅力的なサッカーをしているかを語り、盛り上げてくれていました。試合中も、「ルカクにボールを集めたほうがいい」「デブライネを残してヘスス・ナバスを代えたほうがよかったのでは?」と、「これがまずい」ではなく「こうすれば?」という提案型のトークに終始。結果論で「ほれ見ろ」というようなコメントはありませんでした。0-0ながらおもしろかったゲームを、そう思えたのは、試合内容そのもののよさだけが理由ではなかったのかもしれません。

いい解説の後には、いい後味が残ります。リヴァプールVSアーセナルでは、誰が見ても凄いと思うフィルミーノのミドルよりも、ここしかないというコースを射抜いたラムジーの同点ゴールこそ、解説の出番だと思います。DFのプレッシャーを受けながら右に流れ、あのひと筋の隙を正確に通すのがいかに難しいか。同じ時間に試合をやっていたエティハドでは、マンチェスター・シティのデブライネがほぼ同じ場面、同じ動きでポストの外に蹴っています。これは、デブライネがまずいのではなく、ラムジーが素晴らしいのです。私はその瞬間、2013-14シーズンのFAカップ決勝、ハル・シティ戦の延長後半に彼が決めた絶品ピンポイントボレーを思い出し、涙腺が緩くなりました。こういうプレイの凄さを伝えないと、彼のような選手のよさは理解しづらいでしょう。「コロ・トゥレとサコの連携がよくない」などと取ってつけたような理由づけをする前に、語るべきことがあるのではないかと思いました。…冒頭申し上げた通り、JSportsのファンですので、これからもいい番組に出会えるのを期待しています。どうぞよろしくお願いいたします。(アラン・シアラー 写真著作者/Carlton Reid)

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“ポジティブに、現地の出来事を伝えてほしい~プレミアリーグの実況・解説に思うこと” への19件のフィードバック

  1. デリック より:

    リバプール対アーセナル戦は酷かったですよね!
    僕は初めて副音声に切り替えたので、指摘されてるシーンは聞いておりませんが、初めからずうっと不快でした。

  2. えるこっぷ より:

    思わず相づちを打ちながら読んでしまいました。
    特に気になったのが筆者様も触れておられますがゴールシーンで得点者の素晴らしさよりもミニョレへの批判が目立っていたり、キャンベルも素晴らしいプレーを見せておりましたが枠を外した1つのシーンに対して痛烈な批判があったりとグーナーだからか聞いててイライラしてしまいました(-_- )

    —–
    この時期、本職でない人が解説にいらっしゃいますから、仕方ない部分もあるとは思います。
    ただ、オクヤマさんの知識や目が凄すぎるがゆえに、もっとこうしたらよいのに、ということに気付いてしまうんだと思います。

    私はオクヤマさん信者なので、もはや試合を観るときは隣にいてほしいくらいですが。

    このブログで毎日新しい知識や気付かなかったことを学ばせてもらえることが本当に楽しいです。
    これからも体に気を付けて、楽しい記事を書いていってください。

  3. 京都グーナー より:

    この意見には同感です
    以前アーセナル対マンチェスターシティをBSでやっていて、解説は中村憲剛さんでした
    Jスポでも見ていましたが、中村さんの解説は素晴らしく、一度見た試合でも見入ってしまいました
    まあ、勝った試合だからというのもありますけど
    今回の解説の方は、ベンゲル監督がリード時に70分以降にギブスを投入するのを知らないみたいだったので、少なくともアーセナルの試合はここ数年見てないなと感じました
    選手、監督へのリスペクトもなく、二度と聞きたくないです

  4. K より:

    この解説の人はレアルの初陣もモドリッチとクロースが真ん中のバイタルガラ空きにするなど、とても褒められた内容ではないのに、いかにジダンが凄いか、いかにベニテスが駄目か話し続けて最高に不快でした。アーセナルーレッズでも変わらずですか。これから見ようと思ってましたが、ミュートで見ます。
    まぁただの選手なんてこんなもんですかね。凄く勉強になる解説をされる方もいるだけに外れ解説だと残念感あります。改善されるまで2度と呼ばれないことを祈ります。

  5. プレミアリーグ大好き! より:

    解説するんであれば直近の試合くらいは見てからやってほしいです。あと解説試合じゃないチームの選手の名前あげて解説しているチームの選手下げするのも気持ちのいいものじゃないですね。
    好き嫌いはありますが僕は某ディフェンス論を延々と語る声のかすれてる方が一番苦手です。

  6. Pires より:

    私も賛同いたします。
    あまりにもネガティブな持論を延々と話し続ける解説者の際は副音声にして観戦しています。
    ベースとして「サッカーを楽しみたい」と思っている視聴者の事をもう少し考えて欲しいものです。また、プレミアリーグ大好き!さんがご指摘の解説者に関して私も同感です。私は一度jsportsに改善依頼のメールを出しました。クレームと言うより、今後もjsportsでプレミアを見ることになるでしょうし、本当に改善してもらえれば、と言う気持ちによるものでした。

  7. Macki より:

    更新ご苦労様です。
    JSportsやNHKの実況&解説陣は聴いていて観ているゲームが更に面白く感じることが多いので、ネガティヴな話よりは、流石!と唸らせる解説を望みます。週末や早朝のゲームを楽しみにしている1人としての思いです。

  8. プレミアファン より:

    ほとんどの実況、解説者は、移籍の話題やゴシップばっかり話して、その試合がなぜこのフォーメーションなのか、出てる選手の特徴、今日のマッチアップなど、監督の意図、しっかりその試合の実況をしている試合がまず無い、なんとかしてほしい。まともなのは城福さんと戸田さんだけ。

  9. ルーザーG より:

    城福は試合中にらイキすぎだろw
    あぁ〜とかうぁぁとかww
    笑うわ

    まぁ解説嫌なら音量無しかJスポ外で見るって選択肢もあるんやで

    —–
    実況解説も人間ですので好き嫌いがあるのは当然ですが、出来る限り公平性を持った放送をして欲しいですね。
    俺はアーセナルが嫌いなんで西岡の実況や桑原の解説の時なんかは見ないんですが、特定のチームに肩入れする実況解説陣は端から見れば不快で気持ち悪く見えます。
    無知な実況解説はもちろん論外ですが、ポジティブばかりの意見だと事象の本質を得ず曖昧になったり馴れ合いになったりするので、ポジティブでもネガティヴでも客観性を持ってちゃんとした論拠があれば良いと思いますね。

  10. プレミアリーグ大好き! より:

    ベンテケがゴール前の厳しいエリアに飛び込まないのは毎回の事で
    アーセナル戦中継のシーンでも直後にキャプテンのヘンダーソンが鬼の形相でベンテケを怒鳴りつけている
    「なんであんな後ろに居るんやベンテケ!」という播戸のコメントは
    全リバプールファンの気持ちを代弁していてとてまスカッとするものでした

  11. nyonsuke より:

    更新お疲れ様です。

    このような記事や議論は取り上げるだけで価値があると思います。
    好みは人それぞれなので、私も偏っているかもしれませんが、私はどちらか一方に偏った実況解説が一番苦手です。
    究極はテレ朝で、なぜか人気がある某解説者のおかげで代表戦がみれない時があります。
    リバプールとアーセナルの試合はそのような面もありつつ、ちょっと的を得ているかなと思うところもありつつ私としては評価しがたい解説でした。
    ベンテケの場面はプレミアリーグ大好き!さんがおっしゃるとおり、選手ならではの意見ではあるかなとも思うし、ベンテケとしては得点シーンのようにファーで待っていたかもしれません。
    ですが、ベニテス監督の話はだいぶ敬意を欠いていて不快でした。
    テレ朝のMみたいでしたね。
    私も実況解説に求めるのはいかにサッカーを楽しめるか、試合を楽しめるかですので、解説ではダントツに粕谷さんがすばらしいと思います。
    ユナイテッドファンを公言しながらも、いいチームはいい、悪いチームはダメと歯切れよく評価され、なぜいいのかなぜ悪いのかをわかりやすく解説してくれます。
    そしてその内容ひとつひとつが面白いと感じられ、どんな試合でも最後までみようと思うのです。
    また、予想などが外れた場合率直に謝罪されるのも好感もてますよね。
    間違ってごめんなさいと解説中におっしゃることができる方はなかなかいません。
    実況ではもういらっしゃらないですが、金子勝彦さんが大好きでした。
    独特の表現でどちらが実況で解説かわからないほどの知識から豊富な話題を提供してくれましたし、とても楽しい実況だったと思います。
    いまではクラッキーががんばってると思いますが、ネコさんの域ではないですかね。

    人それぞれ好き嫌いがあるとはおもいますが、主様のおっしゃるとおりポジティブで楽しい解説のほうが娯楽としてサッカーを楽しくみれると思います。
    もし、サッカーをされる方が自身の参考のためにみるのであればディフェンス論を熱く語るお二人や戸田さんなんかがいいのかな~とも思いますね。
    この記事がJsports関係者の目にとまって、さらに面白い放送に役立ててほしいです。

  12. 鼻の毛維持 より:

    副音声の英語実況で観るのが最高だってことを。
    プレミアの雰囲気がビンビン伝わる現地実況が一番いい。
    もちろん英語はわからないけど、本当にシンプルな言葉で試合の盛り上げ方が上手いってのは伝わる(英語でネガティヴな事言ってるかもしれないですが)。サポーターのリアクションが素晴らしいし、カメラワークも素晴らしいから、解説なしで充分に楽しめます。
    フットボールの母国は長い歴史の中で試合の盛り上げ方も熟知してる気がする。
    自分はJスポの実況、解説(ネガティヴな感じの方、雑談が多い方)に嫌気がさして数年前から英語で観てますが、プレミアを見始めたばかりの人達や、解説によって試合をより楽しみたい人達のために改善されたらいいですね。

  13. nori より:

    解説の難しさは理解しているつもりですが、解説者の好き嫌いなのか番組の意図なのか特定の選手をネガティヴなコメントでずっと否定する放送は確かにありますね。
    もちろん逆のパターンでポジティブなコメントばかりされる選手もいますが。
    こういう依怙贔屓的な解説は特に普段サッカーを見ない層の視聴者の選手に対する印象を操作してしまい影響力も大きいので本当に改善して欲しいですね。
    それでも民放に比べれば随分マシですけどね。

    評価されてる粕谷さんも個人的に見てて依怙贔屓があって以前はあまり好きではありませんでした。(今シーズンは贔屓コメントも少なくて好きな解説者の一人ですが)

    そんな中私が1番好きな解説者は戸田さんですね。
    特定の選手を悪く言わず、調子の悪い選手にもリスペクトのコメントを忘れない、聞いてて嫌な気持ちに一度もなった事はないです。

    —–
    はじめてコメントします。いつも楽しんで読ませていただき、ありがとうございます。
    解説については全く同感で、だいたいの時間は副音声で聞いています。事前の情報準備不足やタイミングの悪さもありますが、解説者によっては明らかにチームの贔屓が感じられ、正直我慢ならない時があるのが残念です。

    記事、今後も楽しみにしています。

  14. りっきー より:

    敬意が感じられないいうのが皆さん一番不満に感じている点ですよね。
    ベニテスが好きなわけではないですが、プレミアリーグのファンとしてレアルでの批判やナポリがいま首位なのを引き合いに出してベニテスじゃなくても大丈夫と言ったり。
    少なからずベニテスの作った下地があったからこその結果であり播戸の解説は表面的で結果しか見ていない部分が目立っていた様に感じます

  15. むん より:

    初めましてTMと申します
    やっぱり、愛なんですよね。
    管理人さんのプレミア愛
    粕谷さんのマンU愛
    倉敷さんのオランダ愛
    金子さんのリバプール愛
    西岡さんのアーセナル愛
    そういうのを感じさせる人の話はライバル贔屓であっても
    なんだか心地よいものです。ハラ立つけどわかるなぁ〜って。当然自分のチームを貶されれば腹も立ちますけどね。

    そういうの がベースにある人たちの掛け合いは大好きです。私は根っからのリバプールファンですが粕谷倉敷コンビは大好きです。このコンビの時は当たりと思っちゃいます。
    逆に選手上がりの持論展開するだけの人は苦手です。
    管理人さんの愛の深さには感服しきりです。
    私はまだ自分のチームだけで精一杯ですが管理人さんのようにプレミア愛を持っていきたいと思います。

    —–
    こんにちは。
    とてもいいテーマを取り上げてらっしゃるなと感心いたしました。そして記事の中でおっしゃられていることも、なるほどそうだな、と同感しました。

    元々すべての人を好きにはなれないので、解説者にもいろんな方がいていいと思いますが、リバプール✖️アーセナルの方のは、もはや解説者ではなくコメンテーターでしたね。それでも私はあの方と同じ関西の方の出身ですので、チャキチャキ思ったことを口にするあの感じは、嫌いではないですが‥。
    解説者は特に資格などがない?(すいません、実際のところは知りませんが)難しいお仕事だなと思います。全てのコメントが客観的でも個人的には面白くないですし。
    ただ管理人さまがおっしゃるような解説の〝姿勢〝のようなものだけは、根底の部分で意識統一されるといいなと思います。人の悪口は、やっぱり聞きたくないですしね。

    失礼しました。

  16. ナナ より:

    コメントの多さに、皆さんが日頃から実況・解説へ不満を抱いている事がヒシヒシと伝わってきますね、笑。代表戦の民放は、全てのチャンネルが最悪で、その上副音声も無いのでミュートで見ています。実況・解説無しで会場の音だけを流す副音声があればなぁと常々願っているのですが。。Jスポの実況・解説の方々はサッカーへの激しい愛がありすぎるのか、リスペクトが足りない、公平性・客観性に欠けるなど不満な時もあります。Jスポの視聴者は安くないお金を払って見ているわけですから、実況・解説者は一般視聴者が”なるほど!”と唸るような、プロの視点を提示して欲しいですね。NHKBSの解説は元サッカー選手ばかりですが、一般視聴者と変わらない情報量、分析力なのでは??と首をかしげたくなる解説者もいます。日頃から最新のサッカー戦術や情報を収集し、分析・思考をしていないのでは?と疑ってしまいます。上に複数の方がコメントされていますが戸田さんの解説は、素晴らしい。元サッカー選手という事に胡坐をかかず、プロの解説者として日々努力されているのではと思います。ブログ主・マコトさんのようなサッカーに真摯で客観的で情熱的な方が解説されるのが一番なんですが。そういう仕事回ってこないですか?笑。

  17. makoto より:

    みなさま

    たくさんのご意見、ありがとうございます。大変、感謝しております。JSPortsに満足している方々も、それはそれで数多くいらっしゃるのだと思いますが、副音声にしたり音切ったりしている方も結構多そうだな、とあらためて思いました。やはり、「ネガティブな発言が多く楽しくない」「ひいきが目にあまる」「選手や監督に対してリスペクトを」といったあたりを改善していただくだけでも、相当変わりそうだなと思いました。

    デリックさん がなさん 京都グーナーさん Mackiさん>
    ご意見、共感できるところが多いです。私は、「試合中は、出来事をきちんと伝え、分析・説明するべきで、評価は終わった後すればよい」と思っています。新聞やサイトと、実況&解説の役割は違う、ということですね。

    えるこっぷさん>
    ありがとうございます。今回の記事では、専門性やトーク自体のクオリティを上げろというような厳しい指摘は避け(そこは、プロのみなさんを信じてます)、「ベースはポジティブに」「わからないことには批判はしないように」など、「基本姿勢を変えていただければ明日からでもよくなること」に特化したので、本職でなくてもご対応いただけるといいなと思います。選手ならではのおもしろい解説も、ぞれはそれで好きですので。

    Kさん>
    今後機会があるなら、それまでに改善してほしいですね。

    プレミアリーグ大好き!さん>
    試合に関係ないチームや選手の話は、試合に関連するものだけにとどめてほしいですね。同感です。

    Piresさん>
    私も、その気持ちで記事を書きました。よくなってもらえれば、それでOKです。

    プレミアファンさん>
    戸田さんはいいですよね。予習をしっかりされているなと思います。

    ルーザーGさん>
    わかります。私がいっているポジティブというのは、何でもほめろということではなく、「ただ非難するのではなく、このほうがいいといった代案を」「ここが悪い、より、こうするとよくなるのでは?」「厳しくみえる選手は、どこがどう厳しいのかがわかるように」といった、建設的かつ具体的にというニュアンスが強いです。

    プレミアリーグ大好き!さん>
    私は、彼のヴィラ時代とレッズ移籍後の全ゴールを見てますが、中で勝負できるFWだと思いますし、レッズでもラインの裏に入っていくつかゴールを決めています。前監督は試行錯誤状態のチームづくりが長く、途中で監督交代があったなかで、フィルミーノともども迷いながらがんばっているのではないでしょうか。最後のヘッドで大きな貢献をしたことですし、長い眼でみて応援しませんか。(全リバプールファン、は言い過ぎですね…。違うご意見の方を結構知ってます)マルシアルよりも出場時間が短く、途中からも多いのに6ゴールのFWをそれだけいわれたら、全マン・ユナイテッドファンは、5ゴールのストライカーを詰めなければならなくなってしまいます。私は、両者ともここまではまずまず、勝負はこれからだと思います。

    nyonsukeさん>
    ありがとうございます。私も、金子さんと粕谷さんは素晴らしいと思います。粕谷さんは、昔は今よりも批判的な意見が多く、とんがっていて当時は好きではなかったのですが、ずいぶん変わられました。だとすると、今は荒い方も、変わる余地は充分あるのだと思います。今回は、そんな期待も込めて書いたつもりです。

    鼻の毛維持さん>
    私は、とにかくプレミアリーグが好きなので、JSportsでやらないリーグ戦やカップ戦は英語の中継も観るのですが、時折聞き取りづらい(=私の英語力の限界です)方がいて、日本語が恋しくなったりします。おっしゃるとおり、最近興味を持った方たちのためにも、JSportsにはがんばっていただきたいです。

  18. makoto より:

    じょぜさん>
    粕谷さん、戸田さんに関するコメントにまったく同感です。昨日は、川勝さんがネガなことをまったくいわなかったので、びっくりしました。マン・シティVSクリスタル・パレス、よかったです。

    noriさん>
    ありがとうございます。最初の印象を引きずった解説も多いですよね。「今日のリヴァプールは立ち上がりが悪い→リヴァプールダメだ、で90分終了」みたいな。

    りっきーさん>
    そうですね。そこがいちばんだと思います。

    TMさん>
    ありがとうございます。サッカー好きな人々は、凄いプレイには、単純にテンションが上がる人が多いと思うんですよね。他国をどうこういうつもりわけではなく、プレミアリーグはゴールに近いエリアでのぶつかり合いが多くて熱くなります。

    むんさん>
    ありがとうございます。私も大阪に何年か住んでおり、関西人のツレが多いので、記事にも書きましたがあのノリは好きです。そうですね。解説として「試合中は、出来事をきちんと伝え、具体的な分析と建設的なトークを」といったことがベースにあればいいのではないかと思います。

    ナナさん>
    いやー、生放送は…。サラリーマン時代に、役職柄TVやラジオにちょこちょこ出させていただいていたのですが、録画ならともかく生はキツイですね。拘束時間長いし…あ、すみません。オファーもらったわけではないのに、つい前のめりになってしまいました(笑)。確かに、民法はよりむむむな方が多いですね。普段からしっかり観てるんだなと思える方が少ないですよね。戸田さん、粕谷さん、ベンさんには感心することが多いですが。

  19. へんだーそん より:

    皆さんの意見が大体同じ方向を向いているようなので驚きました。神経が細いんですね。これも日本人のプレミアリーグ観戦事情の一部だと思うと興味深いですね。

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