イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

フラミニ、セセニョンはまだまだいけそう!プレミアリーグがフリーエージェントリストを公開

GKヴィクトル・バルデス、DFヒバート、コロ・トゥレ、デミチェリス、ピーナール、MFアルテタ、ロシツキ、ガストン・ラミレス、セセニョン、FWアデバヨル、スティーヴン・フレッチャー。ベスト11を選ぶとすると、こんな顔ぶれでしょうか。プレミアリーグ公式サイトが、「Retained and released lists submitted by Premier League clubs(プレミアリーグのクラブから出された残留・放出選手リスト)」という記事で、フリーエージェントとなった選手を公表しました。サイトに掲載されたリストは、各クラブが提出期限の5月21日に出したもので、そこから6月末までの間に多少の増減はあるかもしれません。ここでは主な選手のみピックアップさせていただきましたが、やはりアーセナルの3人が目立ちます。

ロシツキはユーロに出場する選手で、フラミニもまだまだやれるでしょう。WBAのセセニョンは、32歳ながら昨季のプレミアリーグで25試合2ゴールと中心選手として働いており、ミドルスブラにレンタルされて18試合7ゴールと結果を出したガストン・ラミレスも、来季が楽しみな選手です。また、レンタル先のマルセイユでゴールを決められなかったスティーヴン・フレッチャーと、クリスタル・パレスでプレミアリーグ1ゴールに終わったアデバヨルは、環境が変われば復活もあるのではないかと思います。一方で、元アーセナルのシャマフと負傷続きだったアニチェベは、両者とも10試合ノーゴールに終わっており、そろそろ厳しいかもしれません。35歳以上の選手では、コロ・トゥレとデミチェリスはいけそうですが、ヒバート、レオン・オズマン、ディスタン、シュウォーツァー、ハンゲランは潮時でしょう。

32歳のダレン・フレッチャーがWBAでプレミアリーグ38試合フル出場を果たしたように、もうひと花咲かせられそうな選手が何人かいます。獲得したいクラブから声がかかるのは、7月になってからでしょうか。もっとも、フラミニさんは、共同経営者として立ち上げた「GFバイオケミカルズ」で手がけるレブリン酸の精製が忙しいのかもしれませんが…。アルテタやロシツキ、デミチェリス、コロ・トゥレらの次のステップともども、いいニュースが入ってくるのを待ちましょう。

【プレミアリーグ2015-16シーズン フリーエージェントとなった主な選手】
■レスター:GK/シュウォーツァー、DF/コンチェスキー

■アーセナル:MF/アルテタ、フラミニ、ロシツキ

■トッテナム:なし

■マンチェスター・シティ:GK/ライト、DF/デミチェリス

■マンチェスター・ユナイテッド:GK/ヴィクトル・バルデス、MF/ニック・パウエル

■ウェストハム:DF/オブライエン

■サウサンプトン:GK/ケルヴィン・デイヴィス、MF/ガストン・ラミレス

■リヴァプール:DF/コロ・トゥレ、ホセ・エンリケ

■ストーク:MF/シドウェル、FW/オデムウィンギー

■チェルシー:GK/アメリア

■エヴァートン:DF/ヒバート、MF/レオン・オズマン、ピーナール

■スウォンジー:なし

■ワトフォード:DF/エクストラン

■WBA:MF/セセニョン、FW/アニチェベ

■クリスタル・パレス:DF/ハンゲラン、FW/アデバヨル、シャマフ

■ボーンマス:DF/ディスタン

■サンダーランド:GK/ハーパー、FW/スティーヴン・フレッチャー、グレアム

■ニューカッスル:DF/テイラー

■ノリッジ:なし

■アストン・ヴィラ:MF/エンゾクビア、DF/リチャードソン

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“フラミニ、セセニョンはまだまだいけそう!プレミアリーグがフリーエージェントリストを公開” への3件のフィードバック

  1. 新参 より:

    フラミニは最終戦に特にセレモニーをやらなかったので、もしかして残留するのでは…と思ってましたが、退団ですかー。残念です。
    中堅クラブであればまだまだやれるとおもうので、母国復帰か、あるいはサウサンプトンのような組織的なイングランドの中堅に行って欲しいというのが願望です。

  2. グローリーグローリー より:

    パウエルは最初の2年をいい過ごし方したと思うんですが、ファン・ハール体制でのスカッド激動期に巻き込まれてしまった印象ですね。彼もファン・ペルシーや香川、チチャリート、ウェルベック同様にファーガソンさんが続けていればとぼやきたくなる選手の一人ですかね

  3. makoto より:

    新参さん>
    中堅以下のクラブなら、主力としてやれるのではないかと思います。周囲を叱咤激励する姿は、WBAやワトフォードのようなクラブにははまりそうですね。

    グローリーグローリーさん>
    そうですね。モウリーニョさんになって、よそに出ていく若手が増えるかのしれません。よくも悪くも、ですが。

コメントを残す