2023.09.30 チームの話題(全体・他クラブ)
8発圧勝の後、10人入れ替えでマン・シティに勝利!好調ニューカッスルは指揮官の起用法に注目!
直近1週間の主役は、ニューカッスルでした。24日のプレミアリーグ6節、シェフィールド・ユナイテッドとのアウェイゲームは0-8で圧勝。ロングスタッフ、ダン・バーン、ボトマン、カラム・ウィルソン、アンソニー・ゴードン、アルミロン、ブルーノ・ギマランイス、イサクと総勢8人のゴールは、プレミアリーグ史上初の快挙です。
その3日後、セント・ジェームズ・パークで開催されたカラバオカップ3回戦は、プレミアリーグ2節で1-0で敗れたマンチェスター・シティに同じスコアでリベンジ。木曜日の朝に結果を見て、「国内カップでよくあるアップセット」「メンバーを落としたペップが足をすくわれただけ」と思った人もいるかもしれません。
この試合の凄さは、トレブルを達成した最強王者に勝ったというだけではありません。MVPは、間違いなくエディ・ハウ。より多くの主力を落としていたのは、プレミアリーグで8位に沈んでいるチームのほうです。GKポープ以外、全員チェンジ!最終ラインのリヴラメント、ラッセルズ、デュメットは今季初スタメンで、マット・ターゲットのリーグ戦先発は1試合のみです。
右のインサイドに入ったルイス・マイリーは17歳、左のルイス・ホールは19歳。ジェイコブ・マーフィーは今季プレミアリーグで13分しかプレイしておらず、レギュラークラスといえるのはトナーリ、ジョエリントン、イサクだけでした。このメンバーで、マン・シティをオンターゲット2本に抑えて勝つとは…。何はともあれ、指揮官のマネジメント力を称賛すべき1週間でした。
今季のニューカッスルの序盤戦は、順調とはいえませんでした。開幕戦でアストン・ヴィラに5-1で快勝するも、マン・シティ、リヴァプール、ブライトンに3連敗。昨季王者とのアウェイゲームは劣勢を強いられながらも1失点で耐え抜き、レッズ戦は80分までリードしていたとはいえ、前シーズンは1回しかなかった連敗をいきなり喫する展開は、選手たちの不安を膨らませたようです。
4節のブライトン戦は、エヴァン・ファーガソンに3発喰らう完敗。この試合は、ダルウィン・ヌニェスの2発とボトマンの負傷というダブルパンチを引きずっていたように見えました。メディアにピンチと煽られ、プレッシャーがかかったブレントフォード戦は、カラム・ウィルソンのPKで何とか勝利。落ち着きを取り戻したチームは、その後の3試合を2勝1分と巻き返しています。
エディ・ハウ監督のお手柄は、入団から半年は空回りしていたアンソニー・ゴードンをフィットさせたことと、イサクとカラム・ウィルソンの使い分けです。1月にエヴァートンから移籍した快足ウインガーは、プレスやスプリントのタイミングを叩き込まれて迷いがなくなり、プレミアリーグ6戦2ゴール2アシスト。今や左サイドになくてはならない存在です。
最前線のイサクとカラム・ウィルソンは、それぞれの持ち味を発揮しています。左右に流れてプレイする姿が目立つイサクは運動量が豊富で、ウインガーやMFの攻め上がりを促すポストプレーも秀逸。中央に入り込むタイミングで勝負するカラム・ウィルソンは、ラインとの駆け引きがうまく、ほしいエリアで味方のラストパスを引き出せています。
2022-23シーズンのプレミアリーグで31戦18発というスタッツを残したカラム・ウィルソンは、ハーランドとハリー・ケインに次ぐゴール数を叩き出し、今季も6戦4発と絶好調をキープ。個々の特徴を活かすべく、戦い方を変えている指揮官は、慢性的な膝の痛みを抱えているイサクのコンディションをケアしながらワンタッチゴーラーに結果を出させています。
前線をサポートするトナーリ、ブルーノ・ギマランイス、ジョエリントンが連携の質を高めれば、サイドからの崩しと速攻主体の攻撃はより多様になるはず。リヴラメントとトリッピアー、ダン・バーンとルイス・ホールのポジション争いは、チームを活性化するでしょう。本日は、バーンリーとのホームゲーム。若手有望株の補強で層が厚くなった彼らの戦いぶりに注目です。
その3日後、セント・ジェームズ・パークで開催されたカラバオカップ3回戦は、プレミアリーグ2節で1-0で敗れたマンチェスター・シティに同じスコアでリベンジ。木曜日の朝に結果を見て、「国内カップでよくあるアップセット」「メンバーを落としたペップが足をすくわれただけ」と思った人もいるかもしれません。
この試合の凄さは、トレブルを達成した最強王者に勝ったというだけではありません。MVPは、間違いなくエディ・ハウ。より多くの主力を落としていたのは、プレミアリーグで8位に沈んでいるチームのほうです。GKポープ以外、全員チェンジ!最終ラインのリヴラメント、ラッセルズ、デュメットは今季初スタメンで、マット・ターゲットのリーグ戦先発は1試合のみです。
右のインサイドに入ったルイス・マイリーは17歳、左のルイス・ホールは19歳。ジェイコブ・マーフィーは今季プレミアリーグで13分しかプレイしておらず、レギュラークラスといえるのはトナーリ、ジョエリントン、イサクだけでした。このメンバーで、マン・シティをオンターゲット2本に抑えて勝つとは…。何はともあれ、指揮官のマネジメント力を称賛すべき1週間でした。
今季のニューカッスルの序盤戦は、順調とはいえませんでした。開幕戦でアストン・ヴィラに5-1で快勝するも、マン・シティ、リヴァプール、ブライトンに3連敗。昨季王者とのアウェイゲームは劣勢を強いられながらも1失点で耐え抜き、レッズ戦は80分までリードしていたとはいえ、前シーズンは1回しかなかった連敗をいきなり喫する展開は、選手たちの不安を膨らませたようです。
4節のブライトン戦は、エヴァン・ファーガソンに3発喰らう完敗。この試合は、ダルウィン・ヌニェスの2発とボトマンの負傷というダブルパンチを引きずっていたように見えました。メディアにピンチと煽られ、プレッシャーがかかったブレントフォード戦は、カラム・ウィルソンのPKで何とか勝利。落ち着きを取り戻したチームは、その後の3試合を2勝1分と巻き返しています。
エディ・ハウ監督のお手柄は、入団から半年は空回りしていたアンソニー・ゴードンをフィットさせたことと、イサクとカラム・ウィルソンの使い分けです。1月にエヴァートンから移籍した快足ウインガーは、プレスやスプリントのタイミングを叩き込まれて迷いがなくなり、プレミアリーグ6戦2ゴール2アシスト。今や左サイドになくてはならない存在です。
最前線のイサクとカラム・ウィルソンは、それぞれの持ち味を発揮しています。左右に流れてプレイする姿が目立つイサクは運動量が豊富で、ウインガーやMFの攻め上がりを促すポストプレーも秀逸。中央に入り込むタイミングで勝負するカラム・ウィルソンは、ラインとの駆け引きがうまく、ほしいエリアで味方のラストパスを引き出せています。
2022-23シーズンのプレミアリーグで31戦18発というスタッツを残したカラム・ウィルソンは、ハーランドとハリー・ケインに次ぐゴール数を叩き出し、今季も6戦4発と絶好調をキープ。個々の特徴を活かすべく、戦い方を変えている指揮官は、慢性的な膝の痛みを抱えているイサクのコンディションをケアしながらワンタッチゴーラーに結果を出させています。
前線をサポートするトナーリ、ブルーノ・ギマランイス、ジョエリントンが連携の質を高めれば、サイドからの崩しと速攻主体の攻撃はより多様になるはず。リヴラメントとトリッピアー、ダン・バーンとルイス・ホールのポジション争いは、チームを活性化するでしょう。本日は、バーンリーとのホームゲーム。若手有望株の補強で層が厚くなった彼らの戦いぶりに注目です。
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