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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

数字で見ると両者とも凄い!大みそか決戦のリヴァプールVSマン・シティ攻撃力徹底比較!

彼の周囲に警備員がいなければよかったね。サイン攻めにあって、観戦どころじゃなくなっていただろう。経験があるけど、あれは大変だ。1時間以上サインをし続けないといけなくなるんだから」。プレミアリーグ18節のリヴァプールVSストークを視察すべく、ペップがアンフィールドのスタンドに姿を見せたことに対して、軽いジョークをかましたクロップ監督。「ペップがアグエロに3週間半の休暇を与えてくれていたことを願うよ。暖かいところがいいだろう。今ならアルゼンチンだね」と、出場停止が明ける相手のエースをリスペクトしたレッズの指揮官には、余裕が感じられます。決戦は、大みそか。現地時間17時30分(日本時間1月1日2時30分)に、リヴァプールVSマンチェスター・シティの開始を告げる笛が鳴ります。両者にとって、プレミアリーグ前半戦のラストマッチ。彼らのサポーターでなくても前のめりになる好カードは、どんな試合になるでしょうか。プレミアリーグ公式サイトで、それぞれのスタッツをチェックしつつ、見どころを紹介したいと思います。

リヴァプールの45ゴールはプレミアリーグ最多。続くのは、アーセナルと並ぶ39ゴールのマンチェスター・シティ。否応なく攻撃的になるはずの試合は、アシストランキング上位のキーマンたちの出来が勝負の分かれめとなりそうです。現在、リーグTOPの9アシストを記録しているのはケヴィン・デブライネ。レッズには、6アシストでランキング2位のララナがいます。多彩なアタックが魅力の両チームらしく、3位以下を見渡すとおなじみの名前があります。

5アシストのコウチーニョこそいないものの、マネとヘンダーソンが4アシストのレッズに対して、マン・シティには同じく4つ決めているダヴィド・シルヴァがいます。どこからでもラストパスが入ってくるリヴァプールと、2人のプレーメイカーから決定的なボールが繰り出されるマン・シティ。おもしろいのはデブライネとダヴィド・シルヴァの違いで、クロス本数がパイェに次ぐ2位と、サイドから上がって速いグラウンダーを通すことが多いデブライネに対して、ダヴィド・シルヴァのスルーパス15本はリーグ3位です。アーセナル戦では、ダヴィド・シルヴァがガブリエウの背後に浮き球を入れてサネに同点ゴールを決めさせ、デブライネのサイドチェンジからスターリングが決勝ゴールを叩き込んでいます。クロップ監督は、この試合の録画を入念にチェックし、パスの出どころをいかに抑えるかを考えているのではないでしょうか。

両者がプレミアリーグで1位・2位を争う攻撃力をもっていることは、次の数字からもわかります。ポゼッションはマンチェスター・シティが59%でリーグNo.1、58%のリヴァプ―ルが2位。パス成功本数はリヴァプールが唯一の9000本超えで1位、ペップのチームが2位。リヴァプールの中盤を支えているのは、パス本数1608本、タッチ数1899本、タックル数71がグイェに次ぐ2位のジョーダン・ヘンダーソンです。彼がサイドに通すロングフィードや、前線を走らせる正確な浮き球は一発で決定機となる危険なボール。左サイドでこれを受けるミルナーは、SBにもかかわらずクロス本数123本という驚異的な数字を残し、4位にランクイン。タッチ数1475回もリーグ3位で、SBらしからぬ関与度です。ヘンダーソンとミルナーがストーク戦のような活躍を見せれば、強いとはいえないマン・シティのCBは耐えきれないでしょう。右のマネとナサニエル・クラインも含め、サイドのうるさい選手たちをいかに守備に専念させるかは、マン・シティが勝つためのポイントのひとつです。

マンチェスター・シティは、ワンタッチゴールが多いアグエロが10発、前線への飛び出しが得意なスターリングが5発、左サイドから中へ斬り込むノリートが4発と中心となるフィニッシャーが決まっています。一方、レッズのゴール数を見ると、マネが8本、ララナが7本、フィルミーノが6本、コウチーニョとミルナーが5で、オリギが4と見事に分散。ペップは、特定の選手に対するマークを強化するのではなく、デヤン・ロブレン、クラヴァン、ヘンダーソン、ワイナルドゥムらに厳しくプレスをかけ、前でボールを奪うことを徹底するのではないでしょうか。おお、ゴール関連の数字といえば、マン・シティの幻のスコアラーを紹介するのを忘れておりました。「デブライネは、Hit Woodworkが6本でプレミアリーグ1位!」。クロスバーやポストに嫌われたシュートがボールひとつ分内側に入っていれば、現在2ゴールのベルギー代表MFは8ゴールに数字を伸ばしていたわけです。レッズの選手たちが下がりすぎると、デブライネとヤヤ・トゥレの鋭いミドルの餌食になります。

「スカイスポーツ」のポール・マーソンさん風にスコア予想をすれば、「2-2のドロー」です。いやー、楽しみですね。0時からはチェルシーVSストークや、マンチェスター・ユナイテッドVSボロもあり、プレミアリーグファンは落ち着いて除夜の鐘を聞くこともままなりません。

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“数字で見ると両者とも凄い!大みそか決戦のリヴァプールVSマン・シティ攻撃力徹底比較!” への5件のフィードバック

  1. Macki より:

    更新ご苦労様です。
    両チームとも実力は拮抗しており、なんとも楽しみなゲームになりました。
    レッズサイドの者としてはシティがアンフィールドではここ最近分が悪いと言うデータを尊重したいところです。サスペンション明けのアグエロが気になるところですが、このゲームはレッズが押し切ると予想したいところです!

  2. 雨好 より:

    更新お疲れ様です。

    この対決凄く楽しみです。打ち合いは想定通りですが、シティのDF陣からリヴァプールが崩し切る予想です。とはいえ前後半とも最初の15分と先制する時間帯がポイントだと思うのでそこも注目です。

    最後になりましたが、今年一年記事更新ありがとうございました。自分は見るだけの人間でしたがどの記事も楽しみにしてました。複数試合見つつ、移籍やゴシップを見たりと大変な労力と思いますが来年もよろしくお願いします。

  3. レッズ より:

    更新お疲れ様です。
    レッズファンとしては、とりあえずミルナーあたりにスターリングにタックルを一発ブチかまして頂いてテンション上げたいですね。フラノがいないので笑
    まあ、対シティはわりと勝ちを期待出来る試合なんですが、今回はペップの存在が不気味ですね。新年早々良い気分になるのか鬱な気分になるのか、今からドキドキです。

  4. グッチ より:

    いよいよ今夜ですね。日本では年明け早々の試合ですがこのカードなら間違いなく面白いエンターテイメントにはなるはずです。ガンガン走ってビシバシ繋ぐハイテンションの先に何方が勝つか楽しみです。

  5. makoto より:

    Mackiさん>
    押し切りましたね!見事でした。

    雨好さん>
    こちらこそ、記事に目を通していただいたうえに、貴重なご意見までいただいてありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。

    レッズさん>
    上位対決らしいヒリヒリする戦いでしたね。今季のレッズは素晴らしいです。

    グッチさん>
    テンションは高かったのですが、ナーバスでもありました。こういう試合がまだまだたくさん見られる後半戦も楽しみですね。

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