ラスト3分から別世界…大逆転スパーズVS痛恨レッズ、エース不在時の戦い方が分けた明暗!
対照的といえば、この2チームはトップスコアラーの状況も真逆です。ポチェッティーノ監督は、本日ランチタイムキックオフで開催されるワトフォード戦でハリー・ケインが復帰すると明言。スタメンかベンチスタートかは当日決めるとしていますが、難敵との対戦が続くスパーズにとって、これ以上の朗報はないでしょう。一方のクロップ監督は、マージーサイドダービーで膝を痛めたサディオ・マネは手術する必要があると発表。今季のプレミアリーグで彼の姿を見ることはないと断言しました。
2人に関する数字を見るとおもしろいのですが、ハリー・ケイン頼みの印象が強いトッテナムは、エース不在のプレミアリーグ8試合を5勝3分と実は無敗で切り抜けています。8試合の得点者を見ると、代役のソン・フンミンが5点、デル・アリが4、エリクセンが2発ゲット。最前線に張り続けるハリー・ケインと違い、サイドに流れたり引いた位置からドリブルを始めることが多いソン・フンミンが「偽トップ」のような役割を果たし、エリクセンとデル・アリの飛び出しを誘っています。87分から立て続けに3ゴールを決めたスウォンジー戦は、フィンセント・ヤンセンとエンクドゥを投入して攻める姿勢を鮮明にしたポチェッティーノ采配の勝利。デル・アリ、ソン・フンミン、エリクセンが交互に前線に顔を出し、それぞれが文句なしのフィニッシュを決めました。エース不在時のオプションが明確な彼らの敗戦は「アウェイでTOP6と当たり、ハリー・ケインがノーゴールに終わったゲーム」のみ。残り8試合で大崩れすることはなさそうです。
今季プレミアリーグ最多の66ゴールを記録しているリヴァプールは、どこからでも点が取れるイメージが強いのですが、サディオ・マネが先発していない5試合は3分2敗と勝利なし。ドリブルで相手を翻弄し、サイドMFやSBを自陣に釘づけにさせることができるアタッカーの存在が、13ゴールという数字以上に大きいことが窺えます。痛恨のドローに終わったボーンマス戦は、代役のオリギは頑張っていたのですが、コウチーニョを代えざるをえなくなったクロップ監督がスタリッジやアルベルト・モレノで攻撃的な戦い方をキープする采配に踏み切れず、マティプで守って逃げ切ろうとしたために反撃を許してしまいました。ベストメンバーが揃わないとゲーゲンプレッシングが機能しなくなるレッズの敗戦は、すべて11位以下のチームに2点以上を喫した試合です。TOP6と戦って2点以上奪われたのはプレミアリーグ開幕節のアーセナル戦のみという上位キラーは、カウンターやセットピースなど引かされる状況で集中力の低さを露呈し、勝ち点を取りこぼし続けています。
「いつもどおり攻めた」ポチェッティーノ監督と、「いつもの戦い方を捨てた」クロップ監督。ここにきて負傷者が多いのは同じですが、戦術のバリエーションの差が、勝ち点5差の2位と3位という結果につながっています。トッテナムがノーズロンドンダービーとマンチェスター・ユナイテッド戦を残しているのに対して、リヴァプールは上位対決を終えていますが、より不安なのはマネ、ララナ、ヘンダーソンがいないクロップ監督のチームです。
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マネが居ないと勝てないのは単純にレッズにウィングの控えが全く居ないから
またマネを欠いた5戦のうち4戦は連戦で、残る1試合は未完成な2戦目のバーンリー戦です
レッズが連戦時に弱くなるのは働き者のフィルミーノが終盤には疲れて前でボールが収まらず、プレスも緩くなって相手に押し込まれてしまうからですね
ストーク戦を終われば1週間に1試合なので終盤の守備にも希望が見えてくる事と1番失ってはいけない選手をレッズが失った事は確かです
怪我人が出なければ余裕と繰り返してきた4位の座は前提条件が完全に崩れて運頼み…特にマネは厳しい
マティプ投入は3バック化でミルナーとクラインを押し上げてサイドを攻めたかったからとの事です。
まあ結果的にプランとは異なり押し込まれてしまいましたが。
マネのシーズン終了に加えて今節はコウチーニョも体調不良で欠場と思われますがシステム、面子をどうするのか。
ようやく怪我から戻ってきたスタリッジが出場出来ればいいのですが…。
ファンがこのようなことを言うのはどうなんだという話ですが、私はケインどころか、ローズ負傷離脱を聞いた瞬間にスパーズの転落を予感していました。笑
なので、改めて、本当に強いチームになったんだなあと、ここ最近の試合で実感した次第です。
昨季批判の対象にされていた孫が生き生きとプレイしてるのがとても頼もしいです。
孫があれだけ好調だと、ケインが帰ってきたらどうするんだという嬉しい悩みまで出てきそうです。
更新お疲れ様です。
マネの今季絶望はショックが大きいです。
皆様の指摘通り、ウィンガーの控え不足がここにきて仇となりそうです。
まだまだポチェのチームに完成度としては及ばないのは明白ですが、私はクロップ監督のチーム造りに伸びしろ、期待感を持っています。
今季は1シーズンの輝きではなく、常勝チームとなる礎となると信じています。
しかし、マネ、ララーナ、コウチ、ヘンダーソンを欠いての終盤戦、いなくてはいけない選手をこれほど欠いてCL権獲得したならば奇跡に近いです。
思えば昨季もDFが怪我ばかりで、終盤失速…、EL優勝を逃しましたね…。
現実的にはDFはマティプ復帰で大丈夫そう、中盤はルーカスのアンカーがここにきて期待できそうです。
昨季のコロ・トゥレ同様、ルーカスは残留してくれて本当に助かりました。
問題は、コウチの状態とマネの穴が大きい前線でしょうか。
コウチ、フィルミーノ、オリギが万全ならば、なんとか乗り切れそうですが、安定したパフォーマンスを期待できそうなのはフィルミーノしかいません。
アーノルド、ウッドバーン、グルイッチがシンデレラボーイとして輝くか、もしくはスタリッジの復活!
このどちらかがなければ来季も国内のみで戦うことになるかもしれません。
今夜のストーク戦は必勝!クロップ監督の手腕に期待です。
更新お疲れ様です。
スパーズはエースを欠いてもここまで連勝できるとは予想してなかったです。
ケインの代わりに点を取っているソンやアリももちろんですが、彼らを操る天才エリクセンの活躍が素晴らしいと思います。
元々リーグ屈指の選手ですが、今シーズンはキックの質が一段と研ぎ澄まされているような気がしてますし、それがチャンスクリエイト数でリーグトップという数字にも表れていますね。
彼の両足がスパーズにタイトルをもたらしてくれると信じています。
更新ご苦労様です。
ポチェッティーノは素晴らしいですね。スパーズをここまで仕上げてくるとは当初は思いませんでしたが、強いです。
翻って我がレッズはまだまだ発展途上ですね、、、。現在のCL争いではリーグテーブルは暫定3位ですが、実質は一番後ろだと
思ってます。CLは大分厳しくなりましたが、せめてELはと最近思う次第です、、、。本日のストーク戦先発メンバーも気になりますが、チームとしてどこまでやってくれるかある意味期待したと思います。
更新おつかれさまです。
いや、本当に一昔ならもう1点取られてジ・エンドという感じだったのですが、強かったです本当に。
影に隠れてますが、デンベレは本当に頼もしいです。彼がいなくなるのは本当に怖いです。
Kさん>
オリギがソン・フンミン化して、スタリッジがジルー化すれば何とか!
プレミアリーグ大好き!さん>
そのメッセージが選手にきちんと伝わっていなかったか、あるいは前線からの圧力を失うとサイドが下がる可能性があることを軽視していたか、ですね。もったいないなと思いました。
siniさん>
前線と右SBは、プレミアリーグ屈指の選手をベンチに置かなくてはならない状態ですね。トリッピアーもソン・フンミンも、どこにいってもレギュラークラスだと思います。
nyonsukeさん>
せっかくですから、あちらとは違うお返事しますね。おっしゃっているなかでいちばん可能性が高いのは、スタリッジ復活ですよね。途中から入るよりも、頭から出て相手の特徴をインプットしながら駆け引きするタイプなので、アンフィールドのゲームではフィルミーノを休ませてスタリッジ先発という選択肢はありだと思います。
Mackiさん>
ここから先は、毎週順位が入れ替わる我慢比べなので、取りこぼしを撲滅しないといけませんね。
にわかスパーズファンさん>
デンベレが中盤でリズムを創り、左右中央のどこから攻めるかを決めているシーンも結構多いですよね。えがたい存在だと思います。
NORIさん>
エリクセンは、アシストだけでなく、そのひとつふたつ前に素晴らしいパスがあります。順調にスケールアップしてますね。来季こそ年明けのCLで活躍してほしいです。