ラニエリさんも復活を祝福!プレミアリーグ王者レスターは、アトレティコ戦に向けて準備万端!
さて、いよいよ今夜はチャンピオンズリーグ準々決勝のアトレティコ・マドリード戦です。スペインの強豪とのゲームを目前にしたシェイクスピア監督は、準備万端。主将のウェズ・モーガンは間に合わないかもしれませんが、レスターはベストに近いメンバーで決戦に臨めそうです。日曜日のエヴァートン戦で撃ち合いに敗れ、プレミアリーグの連勝は5でストップしましたが、シェイクスピア監督にしてみれば「覚悟の敗戦」だったはずです。最終ラインにチルウェルとアマーティ、中盤にはアンディ・キングとデマライ・グレイ、前線にイスラム・スリマニを配した主力温存のスタメンは、明らかにチャンピオンズリーグをにらんでの布陣。トム・デイヴィス、ルカク、ジャギエルカに次々と決められ勝てないとみるや、エースのジェイミー・ヴァーディを60分で下げ、マフレズに30分だけプレイさせてコンディションを整えました。
アメリカメディア「ESPN」は、「シンプソン、フクス、エンディディ、マフレズ、岡崎慎司は、当然アトレティコ・マドリード戦に先発するだろう。彼らがエヴァートン戦に出なかったのは、スペインとの決戦を重視しているという明確なサインだ」と、エスタディオ・ビセンテ・カルデロンのピッチに立つスタメンを予想。シメオネ監督がレスターのカウンターを研究し尽くしているとしても、シェイクスピア監督は自分たちのスタイルを貫くはずです。
直近3年のチャンピオンズリーグで2回ファイナルに進出しているチームは、グリーズマン、フェルナンド・トーレス、カラスコといった強力なアタッカーに速いパスを通してくると思われますが、岡崎やオルブライトン、マフレズがいかにパスコースを制限できるかがひとつのポイントとなりそうです。前で奪ってショートカウンター、あるいは後方でカットしたボールをすかさずヴァーディへ。プレミアリーグファンが昨季何度も見た速攻が決まれば、セヴィージャ戦と同様、アウェイゴールという貴重な貯金を持ってキングパワーに戻ってこられます。
日本人ファンとしては、11月のクラブ・ブルッヘ戦でCL初ゴールを決めた岡崎慎司に、2発め、3発めを期待したいところです。カギを握るのは、右サイドのマフレズがどこまで敵陣深く侵入できるかでしょう。切り返しからゴールに向かうクロスを入れることができれば、ニアに飛び込む岡崎慎司が体のどこかに当ててネットを揺らすシーンが見られるかもしれません。アトレティコ・マドリードに敗れれば、レスターがチャンピオンズリーグのステージに立てるチャンスはしばらくやってこないでしょう。30歳の岡崎慎司にとっても、今季が最後の夢の舞台になると思われます。どうか、悔いのないプレイを。そして願わくば、アウェイサポーターやラニエリさんを歓喜させる素晴らしい一撃を。チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグは、日本時間4月12日27時45分にキックオフです。
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更新ご苦労様です。
マドリーダービーを観るとアトレティコのレベルの高さに参ってしまいますが、ここは短期決戦でありリーグ戦ではないので、別の次元だと考えます。アトレティコの闘う姿勢とレスターの必殺カウンターの激突を楽しみにしつつ、1-1のドローでイングランドへ帰還する事を期待します。
Mackiさん>
アウェイゴールがほしかったところですが、0-1なら希望はありますよね。次、期待してます。