モラタに続いてカンテも負傷!FIFAウェルス蔓延中のプレミアリーグTOP6・最新負傷者リスト
ここにきて負傷者発生のニュースが目立ってきたプレミアリーグのTOP6について、ケガ人リストを日々更新している専門サイト「PhysioRoom」の助けを借りて、現状を整理してみたいと思います。最も欠場者が多いのは、残念ながらわがマンチェスター・ユナイテッドです。ズラタン・イブラヒモヴィッチとロホが長期離脱中で、フェライニが膝、フィル・ジョーンズは足首、ポグバがハムストリング。10月いっぱいはこの5人を欠いて戦わなくてはならなくなるかもしれません。ロメウ・ルカクは軽傷でリヴァプール戦には間に合いそうですが、キャリックが戻ってくるのはCLのベンフィカ戦でしょうか。総勢7人は、災難続きのエヴァートンやクリスタル・パレスを抜いてプレミアリーグ最多です。
マンチェスター・ユナイテッドの次に多い上位クラブは、リヴァプール、トッテナム、マンチェスター・シティでいずれも4人。中でも最も厳しい状況に置かれているのは、ペップ・グアルディオラのチームです。バンジャマン・メンディは最悪の場合は今季絶望。その穴を見事に埋めていたデルフは復帰時期不明で、時間がかかるようであれば当面はダニーロをまわしてしのぐしかなさそうです。オランダで交通事故に巻き込まれたアグエロは最長2ヵ月。2週間ほどで復帰できるコンパニは、いつリストに逆戻りするかわかりません。
次に悩ましいのはトッテナムですが、ワニャマとデンべレは復帰間近で、ダニー・ローズも今月中に戻ってこられる見通し。臀部を痛めて長期離脱中のラメラも11月上旬復帰といわれており、寒くなる前に万全の体制で戦えるようになりそうです。スパーズよりも、リヴァプールのほうが微妙な状況なのかもしれません。既に走れるようにはなっているララナは、11月には元気な姿を見せてくれそうですが、小さなケガが慢性化しているナサニエル・クラインは丁寧なリハビリが必要とのこと。腰とアキレス腱に激しい痛みがあるデヤン・ロブレンも、我慢して出ずに休んだほうがよさそうです。ボグダーンの負傷はチームへの影響はありませんが、CBとMFはできるだけ早く戻ってきてほしいでしょう。
エジル、カソルラ、コシールニーと大物ばかりがチームを離れていたアーセナルは、カソルラ以外はすぐに復帰するといわれています。こうしてライバルたちを並べてみると、モラタ、カンテ、ドリンクウォーターを欠いたチェルシーは、質的にはマンチェスター勢と同じくらいのインパクトです。11月5日に開催されるスタンフォード・ブリッジのチェルシーVSマンチェスター・ユナイテッドは、戦術とやりくりに長けたほうが制する一戦になるかもしれません。プレミアリーグファンとしては、両者ともベストメンバーで戦う素晴らしいシックスポインターを観たいわけで、傷んだ選手たちの一刻も早い復帰を切に願っております。
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ムスタフィが代表で、長期離脱のケガを負ったようです…。代えが効かないと言う意味では、アーセナルにとってはかなり痛いです。CBを獲らず、しかもガブリエルを放出したのを、今になってベンゲルは悔いているでしょう。