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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

アーセナル連覇が圧倒的多数!「BBC」の解説者28人のTOP4予想に乗っかってみました!

「最大の理由は、プレミアリーグ制覇を果たして得られた勢いと自信だ。それだけでなく、監督と選手をキープしたうえでクオリティの高い人材を揃えた安定性もある。彼らは主力をひとりも失っていない。監督が自分たちに何を期待しているかを理解し、完全に賛同している選手が揃っている」

毎年恒例となっている「BBC」のTOP4予想は、アーセナル連覇が圧倒的多数となっています。今回参加した「BBCスポーツ」の解説者とジャーナリストは28人。そのうち25人が、ミケル・アルテタ監督のチームが優勝すると予想しています。冒頭で紹介したダニー・マーフィーのコメントに、ガナーズ推しは全員うなずくのではないでしょうか。

「彼らは最高のチームだ。リーグを楽勝するだろう。唯一の疑問は、チャンピオンズリーグも制覇できるかどうかだ」。熱狂的な信者のようなトロイ・ディーニーは、欧州で勝つために「左サイドにもうひとり入れる必要がある」と付け加えています。「今後4~5年のうちに3冠を獲得するチームに見える」というレオン・オズマンも、絶対的アルテタ党のメンバーのひとりです。

「プレミアリーグ初期のユナイテッド、アーセン・ヴェンゲル時代のアーセナル、ジョゼ・モウリーニョのチェルシーを彷彿とさせる雰囲気がある。彼らの素晴らしい補強は、今季の目標がリーグ優勝だけではないことを物語っている」。トニー・ピューリスもガナーズを絶賛しており、「既に守備力は十分で、どこからでも得点できる」と評しています。

クリス・サットン、マット・アップソン、マイケル・ブラウン、エレン・ホワイトらの「最大の強みは継続性」「チームに一体感がある」「ライバルは過渡期を迎えている」といったコメントを見ていると、少数野党の言い分を聞いてみたくなります。アーセナルを推さなかった3人は、揃ってマンチェスター・シティが優勝するといっています。

ポール・ロビンソン、ジョー・ハート、シェイ・ギヴン…全員GKで、2人はマン・シティのOBです。アーセナルを2位にした理由について、ポール・ロビンソンは「ヴィクター・オシムヘンとエズリ・コンサを獲得できれば、話は別」といっており、シェイ・ギブンは「トップクラスのストライカーを獲らなければ、タイトルを逃すかもしれない」とコメントしています。

もしかして彼らの主張は、「アーリング・ハーランドは最強」…?GKらしい視点といっていいのかもしれません。マン・シティを2位としているのが14人、3位は8人。グレン・マレーとマット・アップソンは4位で、トーマス・ヒッツルスペルガーは5位以下と予想しています。高評価の理由は「強力な前線」「ペップのレガシー」。懸念点は「マレスカへの移行」「ロドリ」です。

3番手と目されているのはリヴァプールで、2位が5人、3位は9人、4位が6人。シャビ・アロンソよりアンドニ・イラオラが上と考えているジャーナリストが多いのは、意外でした。「イラオラが率いていた昨シーズンのボーンマスは、リヴァプールに3ポイント差の6位だった」という事実が、補強の停滞や選手層の薄さといった不安を弾き飛ばしたのでしょう。

チェルシーも2位が5人で、3位が4人、4位は12人。ジョアン・ペドロ、コール・パルマー、モーガン・ロジャースの前線に期待する声が多く、ヨーロッパの大会に出場しないのもプラス材料です。評価を下げたジャーナリストは、シャビ・アロンソがプレミアリーグ初体験で、スカッドとフォーメーションの変化が激しすぎることを嫌ったのだと思われます。

さて、マンチェスター・ユナイテッドは…!2位としたのはスティーヴ・シドウェルだけで、3位が5人、4位が8人。全体の半分が圏外という低評価です。「雰囲気はよくなったね」「ティーレマンスはいいけど」「ラシュフォードは大丈夫?」。補強が地味で、選手のレベルが…といわれると、返す言葉はありません。確かに、レッズやブルーズのほうが華やかです。

2シーズン連続でボトム10だったスパーズは、グレン・マレーの3位が唯一のランクイン。主力を抜かれまくったアストン・ヴィラをTOP4としたのは、リンゼイ・ジョンソンだけでした。今回の予想をポイント化して順位を決めるなら、アーセナル、マン・シティ、リヴァプール、チェルシー、マン・ユナイテッド、アストン・ヴィラ&スパーズとなります。

こういう話は、見ていると乗っかりたくなってしまいます。私のTOP4予想は、アーセナル、マン・ユナイテッド、チェルシー、マン・シティ。ガナーズは「王者の補強」でブルーノ・ギマランイスとコンサを獲得しており、左サイドにワールドクラスが加われば盤石です。マン・ユナイテッドはティーレマンスの加入が大きく、不振だったバレバはモチベーションを高めてくれるでしょう。

左SBがウイークポイントになっていますが、ルーク・ショーとドルグがいて、CBをひとりまわすという手もあります。リフレッシュしたラシュフォードの無双突入も、秘かに期待しています。チェルシーの最終ラインは、ラクロワによって安定感を増すでしょう。マン・ユナイテッドより下に置いたのは、左サイドが不安だからです。

マン・シティを冷静に見ると、「ロドリ、ベルナルド・シウヴァ、ジョン・ストーンズ、ナタン・アケを一気に失ったチーム」です。経験値の流出は激痛で、ニコ・オライリーとマテウス・ヌネスもペップによって最大限の力を引き出された選手に見えます。ハーランド、セメンヨ、ドクのいずれかが負傷で離脱となったら、苦しい戦いを強いられるのではないでしょうか。

リヴァプールが優勝争いに食い込む条件は、「ヤンクバ・ミンテとバルコラに加えて、中盤を強化できれば」。昨季のボーンマスでプレミアリーグ18戦連続無敗という素晴らしい記録を残したイラオラといえども、右サイドと中盤の枚数が足りないスカッドでは、リーグと欧州の両立は望めないでしょう。残り10日で補強がうまくいったら、TOP4に推したくなるのですが…。

スパーズとヴィラは、キーマンが去った最終ラインが未知数です。あらためて見ると、レスター以降でTOP4予想が最も難しいシーズンといえそうです。継続性が勝つのか、新監督がスーパーイリュージョンを披露するのか。クリスマスまでもたない監督もいるかもしれません。本日はキャリックとデ・ゼルビですね。今から楽しみです。


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