いよいよ年末年始の激戦スタート。プレミアリーグのTOP6の週間天気予報!
恒例のボクシングデー、年末開催の後半戦初戦、ニューイヤーズデイからの21節。タイトなスケジュールが続くプレミアリーグですが、事件が起こりそうな予感漂うこのタイミングで、ビッグ6の動向をチェックしてみましょう。最も厳しいドローとなっているのは、リヴァプールです。29日にアンフィールドでアーセナル、1月2日にはエティハドでマン・シティとのシックスポインター。ここで連勝すれば独走態勢を築く可能性もありますが、敗れれば優勝争いは混戦必至です。ジョー・ゴメスとマティプが不在の間は、アリソンとファン・ダイクを欠くわけにはいきません。前線の層も厚いとはいえず、サラー、フィルミーノ、マネをいかに休ませるかもポイントです。マンチェスター・シティ戦をいい状態で迎え、敵地でライバルを叩くことができれば、プレミアリーグ創設以来初の優勝が見えてきます。
レッズと4差となったマン・シティですが、最強だった昨季は敗戦後の2試合をいずれも快勝しており、フェルナンジーニョが復帰するであろうレスター戦を落とすことはないでしょう。手強くなったセインツを退け、天王山で勝ち点3をゲットすれば、ハイレベルで層が厚い戦力を活かして連覇に向かえるのではないでしょうか。復帰したデブライネは既に好調。アグエロがトップフォームに戻り、冬のマーケットで懸案のセントラルMFを獲得できれば、優勝候補筆頭はやはり彼らでしょう。
無敗のクロップと前年王者のペップに目がいきがちですが、ポチェッティーノ采配が冴えるスパーズを侮ってはいけません。プレミアリーグ4連勝のチームは、ボーンマス、ウルヴスとホームで戦った後にカーディフとのアウェイゲームと年末年始のドローに恵まれており、2強がつぶし合えば優勝争いに合流する可能性大。デンベレ、フェルトンゲン、エリック・ダイアーが次々に復帰する1月は、ウェンブリーのマンチェスター・ユナイテッド戦以外に難敵との対戦がありません。リヴァプールとマン・シティにホームで敗れたスパーズは、敵地でダブル阻止を実現できるでしょうか。上位との対戦成績が、彼らのポジションを決めることになりそうです。
TOP6のなかで、最も懸念材料が多いのはチェルシーではないでしょうか。レギュラー固定といえば、2015-16シーズンに奇跡的な優勝を遂げたレスターや、2016-17シーズンのプレミアリーグを独走優勝したコンテチェルシーを思い出しますが、彼らには「年末に優勝を狙える位置にいた」「欧州の大会がなかった」という2つの共通項があります。負傷者を出さないメディカルスタッフはアドバンテージですが、前線のゴールが少なくアザール頼みの色が濃くなっているのが気になります。アンカーにカンテ、インサイドにウィリアンとロス・バークリーといった攻撃的な布陣も試したほうがいいのではないかと思います。優勝は無理と白旗を揚げた指揮官が今の11人にこだわるようなら、4位キープも難しくなるでしょう。
ムスタフィが戻ってくると喜んだ矢先にベジェリンとミキがリタイアと、ヴェンゲル時代をなぞるように負傷者に悩まされているエメリ監督は、4位フィニッシュが初年度の現実的なミッションでしょう。クロスに対する脆さを露呈したセインツ戦を観る限りでは、大物CB獲得でもなければ、ホールディングなき最終ラインで3強の上にいくのは難しそうです。アーセナルとチェルシーに8ポイント離されているマンチェスター・ユナイテッドは、上位が落ちてこないことには話にならず、来季に希望をつなぐのが当面の目標です。ポグバ、デ・ヘア、マルシアルなど主力の契約延長を得られれば、次のシーズンに優勝争いに顔を出すぐらいまでは戻せるのではないかと期待しています。
天気予報でいえば、リヴァプールとトッテナムは快晴、マン・シティは曇りのち晴れ、アーセナルは曇り、チェルシーは小雨がパラつき、マンチェスター・ユナイテッドは雨雲の間から日が差している状態といったところでしょうか。息をつく間もなく、明日はボクシングデー。事件が起こるとすれば、ワトフォードVSチェルシーか、あるいはブライトンVSアーセナル、まさかのマンチェスター・ユナイテッドVSハダースフィールド…⁉何が起こるか、見てみましょう。
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天気予報とはさすがですw
上位食いがあると一気に盛り上がりますね。リバプールにも一回休みをして頂いてもっと混戦になってほしいです。
ダヴィド・シウバがトップチームの練習に復帰したようです!
出場の可否はともかくレスター戦にはベンチ入りするかも。
でも、フォーデンをもっと使わないと。