週末激突!勝つのはどっちだ!? コウチーニョ復帰のリヴァプールとフラミニ離脱のアーセナル
11月23日にエヴァートンとのダービーがあるくらいで、アーセナル戦をのぞけば当面はこれといって厳しい対戦がないリヴァプールですが、年末には、最後の2週間でトッテナム、チェルシー、マンチェスター・シティ戦が立て続けに組まれています。今のうちにしっかり勝ち点を稼いで、精神的にゆとりのある状態で強豪対決週間を迎えたいもの。いきなりスタメンはないかもしれませんが、土曜日、コウチーニョがどんなプレイを見せてくれるのか、今からワクワクしてきます。
一方、エジルとラムジーが電池切れ気味で、カソルラの調子が上がってこないアーセナルには、リヴァプールと対照的なバッド・ニュースがあります。26日のプレミアリーグ、クリスタル・パレス戦の開始早々に負傷したフラミニが、2~3週間の離脱です。これは痛い!アーセナルにとって、ここからの2週間はただの2週間ではありません。今週末、リヴァプールと戦った後、チャンピオンズリーグのアウェイでのドルトムント戦、そしてマンチェスター・ユナイテッド戦と、たった10日間でやっかいな相手と3つ続けて戦わなければならないのです。強豪クラブ相手に中盤の底で守備をまとめ、大きな声でチームを鼓舞する彼の不在は、アーセナルの戦い方を難しくしそうです。センターMFはアルテタにラムジー、ウィルシャーを組み合わせるのでしょうが、ここで「ヴェルマーレンを中盤に上げる」というのはどうですかね?シュート力があり、攻撃にも機能する一方で、ときどき守備でポカがあるベルギー代表のキャプテンは、中盤の守りを固めて戦いたいときにはうってつけに見えるのですが、いかがでしょうか。
コウチーニョとフラミニの明暗だけをとって、「リヴァプール優勢」とするのは早計ですが、ヴェンゲル監督にとっては、ここが前半戦最大のヤマ場であることは間違いありません。過去、数々のピンチを絶妙なやりくりで切り抜けてきた、プレミアリーグを最も知る百戦錬磨の指揮官の采配に注目しましょう(写真著作者/Майоров Владимир)。
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