2強は順調、苦闘が続くロンドン勢…プレミアリーグのビッグ6の伸びしろチェック!
リヴァプールとマンチェスター・シティは、元より完成度が高いチームで、昨季プレミアリーグで勝ち点を90台に乗せた主力が全員残留しています。彼らのテーマはジャンプアップではなく、コンディションが下がったときに勝ち点まで落とさないことです。3トップがあまりにも素晴らしいレッズは、誰かが不在となった際にオリギやシャキリが本領を発揮できるか。中盤の得点力も課題となっており、入団2年めのナビ・ケイタには前線に飛び出してゴールを狙う動きが求められます。超絶3トップのコンビネーションとSBのピンポイントクロス以外の得点パターンを生み出せなければ、クロップ監督は3季連続でペップの後塵を拝することになりそうです。
ラポルテを失ったマン・シティは、ロドリとフェルナンジーニョが攻守のハブとして機能することが3連覇の絶対条件です。2強については、伸びしろよりも「落ちしろの埋め方」のほうがポイントとなりそうです。負傷者量産など不慮のアクシデントさえなければ、彼らが勝ち点80を割り込むという着地は想像できません。
一方、ロンドン勢とマンチェスター・ユナイテッドは未だ発展途上。伸びしろという観点では、アーセナルとチェルシーに希望が感じられます。アーセナルは、攻撃における連携が最大のポイント。ニコラ・ペペとダニ・セバージョスが彼ららしいパフォーマンスを常時見せられるようになれば、ムヒタリアン、イオビ、ラムジーを忘れることができるでしょう。エジル、ベジェリン、ホールディングの復活、ダヴィド・ルイスの安定化、キーラン・ティアニーの合流と、10月以降の楽しみが多く、守備のクオリティさえ上げられれば3位に最も近いチームになりそうです。
補強禁止、アザール移籍、ランパード監督の経験不足と、懸念材料が多かったチェルシーは、タミー・アブラハム、メイソン・マウント、プリシッチといった新戦力が希望を取り戻しています。最後方のリュディガーと縦横無尽のカンテといった出遅れ組がトップフォームになれば、不安定な守備も改善されるでしょう。さらに長期離脱中のロフタス=チークとカラム・ハドソン=オドイが加われば、攻めのアイデアが広がり、弱者にゴール前を固められて苦しむ展開は減るはずです。私の最注目は、未だ底を見せていないロス・バークリーです。25歳になった粗削りなアタッカーが、持ち前のパスセンスとシュート力を十全に発揮するようになれば、サッリボールよりも得点力があるチームに仕上がるのではないかと期待しています。
最も読めないのがトッテナムです。エンドンベレがプレミアリーグに慣れ、デル・アリがゴールの決め方を思い出せば、5シーズン連続のTOP4フィニッシュを達成してもおかしくないのですが、ジョレンテという効果的なオプションを失ったことと、右SBがウィークポイントとなっているのが気になります。スパーズとマンチェスター・ユナイテッドは、最前線とSBを補強しなかったという共通項があり、若手のブレイクに頼らざるをえない赤い悪魔は、確実な伸びしろが見当たらないチームです。彼らが最初に補強するべきは、チーム強化という観点で補強を進められるテクニカル・ディレクターだったのではないでしょうか。
負傷者の復帰、新戦力のフィット、若手のブレイク、不振の選手の復活といった伸びしろをチェックすると、2強の次はアーセナル、ランパード監督が守備を強化できればチェルシーも有望、スパーズは微妙、マンチェスター・ユナイテッドは苦しいシーズンとなりそうですが、予想を覆すサプライズはあるでしょうか。プレミアリーグ6節のチェルシーVSリヴァプール、7節のマンチェスター・ユナイテッドVSアーセナルは、今後の展開を左右する重要なゲームです。素直に予想すればレッズとガナーズですが、果たして…⁉
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