イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

一度は行きたい聖地・ウェンブリー!大手通信会社と提携し、スタジアム情報が充実化!

プレミアリーグマニアを名乗っていながらも、イングランドサッカーの聖地・ウェンブリースタジアムには一度も足を運んだことがないのです。行きたいなぁー。行きたいですよね?簡単におさらいをすると、ウェンブリーはプレミアリーグのクラブの持ち物ではありません。所有者は、FA(イングランドサッカー協会)の子会社。収容人数90,000人は、ヨーロッパではバルセロナの本拠地、カンプ・ノウに次ぐ規模です。以前は、ツインタワーがウェンブリーの象徴だったのですが、2007年のリニューアルオープン以降は、写真のアーチこそがウェンブリーです。改修によって陸上競技用のトラックがなくなり、サッカーをメインとした球技専用のスタジアムとして、一段クオリティが上がりました。

2011年のチャンピオンズリーグ決勝が、私にとってはウェンブリーを訪れる一大チャンスでした。ファイナリストは、マンチェスター・ユナイテッドとバルセロナ。ああ、随分昔の話のような感覚です。せっかく5月にイギリスに行くなら、プレミアリーグ最終戦、ウェンブリーでのチャンピオンズリーグ決勝、FAカップ決勝の3連チャンが黄金コースでしょう。しかし2011年は、仕事があるという残念な理由で現地突入を断念。結果的には、まったく歯が立たないままバルセロナに3‐1で敗れたあの忌まわしい試合は観なくてOKだったのかもしれませんが、いやいや、それでも現地の空気を味わいたかった!ウェンブリーという言葉を聞くだけで「あの時行っとけば…」と、係り結びというか、パブロフの犬というか、条件反射で思ってしまう自分がいます。シュートを打つタイミングを逃してはいけないのは、選手もサポーターも一緒ですね。

前置きが長くなりましたが、そんなウェンブリーが、このたびイギリスの大手通信企業「EE」と6年のスポンサー契約を結んだそうです。これだけいうと、「え!EEスタジアムに変わっちゃうんですか!」と、フライング気味に前のめりになる熱い方もいるかもしれませんが、そこまでの話ではありません。単純にスタジアム内に広告が増えるのが前提で、さらにWi-Fiの高速化とアプリ連携によるスタジアム情報の充実化が図られる、というお話のようです。

日本に比べたら、イギリスのWi-Fi環境は段違いに充実しており、ロンドンでは「どこにいってもフリーWi-Fi当たり前」なわけですが、スタジアム内のイベントやスタめし情報、現在の居場所情報などが、アプリで簡単に追いかけられたら楽しいですよね。Jリーグも、真似したらいいかもしれません。私はちょいちょい鹿島スタジアムに足を運んでいるのですが、特段アントラーズのファンでもなく(Jリーグはグランパス一筋です)、目的は「もつ煮や豚串など、Jリーグ屈指の屋台」だったりするので、スタジアム情報は貴重です。

脱線しましたが、「ウェンブリーに行く楽しみがまたひとつ増えましたね」というお話です。チャンピオンズリーグ、イギリスに来ないかな…と待っているのではなくて、「今年はプレミアリーグとFAカップ決勝、行きます!」と決めたほうがよさそうですね。ええと、いつでしたっけ、今年のFAカップ決勝は…。(写真著作者/Øyvind Vik)

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す