こちらも大混戦…直近の成績と対戦カードで分析!プレミアリーグ残留バトル大予想!【前篇】
さあ、最終的に、プレミアリーグから降格となってしまうのはどこでしょうか。今季のエントリーリストは、サンダーランド、カーディフ、フラム、ノリッジ、スウォンジー、WBA、アストン・ヴィラ。おそらく、最終的な降格ラインは勝ち点36~37になるはずで、勝ち点34で5試合残しのアストン・ヴィラはほとんどセーフなのですが、直近4連敗中&厳しい対戦相手ということで、念のため入っておいてもらいました。今回は、あらためて、候補となっている7クラブの勝ち点、直近5試合の成績、今後のドローを整理しています。こうすると、かなり目星がついてきますね。競馬風に降格クラブ予想をするなら、以下の顔ぶれではないかと思います。いわゆる「3連複ボックス4点買い」ですね。ひとつだけ申し上げておかなくてはいけないのですが、私の競馬は「大穴狙い」が基本で、プレミアリーグの予想でも、何かしらサプライズを入れないと気がすまないタチですので、そこだけお含みおきください。
降格予想4点買い サンダーランド、カーディフ、ノリッジ、スウォンジー
降格予想ズバリ1点 スウォンジー、カーディフ、ノリッジ
どうでしょう!…と、いわれても、何も情報がなければピンときませんよね。以下に、プレミアリーグ降格候補について「月間お天気予報」をしてみましたので、まずはご一読ください。最大に荒れ模様なのは最下位サンダーランド、降水確率100%がノリッジです。赤字はプレミアリーグトップ7とのゲーム、青字はお仲間同士の直接対決となっています。では、どうぞ。
サンダーランド 6勝7分け19敗=勝ち点25 最大勝ち点43
直近5試合/5敗 勝ち点0
4/16(水) マンチェスター・シティ(A)
4/19(土) チェルシー(A)
4/27(日) カーディフ(H)
5/3 (土) マンチェスター・ユナイテッド(A)
5/7 (水) WBA(H)
5/11(日) スウォンジー(H)
【サンダーランドのお天気予報】…降水確率90%
DFラインにアーセナルから獲得したGKマンノーネ、元マンチェスター・ユナイテッドのウェズ・ブラウンとオシェイを配し、1月にはベルジーニを補強。中盤にキ・ソンヨン、カッターモールと売出し中のアダム・ジョンソン、イタリア代表のジャッケリーニ。トップはスティーブン・フレッチャー、リヴァプールからのボリーニ、新加入スコッコ。…どこをどう見ても、下に落ちるメンバーではありません。ポジェ監督、最近5連敗で、諦め発言とはどういうことでしょう。今後の日程をみても、マンチェスター勢やチェルシーとのアウェイ戦を残しており、限りなくアウトですが、ポジティブな要素があるとすれば、プレミアリーグ下位同士の対決を3つ残していること。キャピタルワンカップ決勝進出、FAカップベスト8の底力を発揮して3連勝、勝ち点34まで伸ばせれば、ようやく他のコケ方によっては光が差す、といった状況。いや、こうして書いてても厳しいとしか思えませんが、私は「カップ戦での強さを信じて、奇跡は起こる、に一票!」です。
カーディフ 7勝8分け19敗=勝ち点29 最大勝ち点41
直近5試合/1勝1分け3敗=勝ち点4
4/19(土) ストーク・シティ(H)
4/27(日) サンダーランド(A)
5/3 (土) ニューカッスル・ユナイテッド(A)
5/11(日) チェルシー(H)
【カーディフのお天気予報】…降水確率90%
1月に就任したオーレ・グンナー・スールシャール監督の冒険は、苦い着地に終わりそうです。2014年になってから3勝2分け10敗と成績も順位も降下中。7ゴールのジョードン・マッチ、6ゴールのフレイザー・キャンベルしか得点源がなく、1月加入のザハも、ベテランのクレイグ・ベラミーも機能しているとはいいがたい状態。未だにスタメンは流動的、トップもとっかえひっかえです。死に物狂いのサンダーランドにアウェイで勝てる見込みは薄く、19日のストーク戦に敗れた瞬間、降格確定印が押されますね。こちらも厳しい。
フラム 9勝3分け22敗=勝ち点30 最大勝ち点42
直近5試合/3勝2敗=勝ち点9 マガト監督就任後/3勝1分け4敗
4/19(土) トッテナム(A)
4/26(土) ハル・シティ(H)
5/3 (土) ストーク(A)
5/11(日) クリスタル・パレス(H)
【フラムのお天気予報】…降水確率50%
もしかして、鬼軍曹マガト監督アサインは大成功!? ヴォルフスブルグ時代に長谷部誠を干しきった軍隊式メソッド信奉者は、プレミアリーグに舞い降りても好き嫌い丸出し。DFラインにハンゲラント、アモレビエタ、1月移籍のハイティンハと「フィジカル系」を完全固定。中盤はホルトビーとシドウェル中心で、スコット・パーカーの出番は減り、テクニシャンのカカニクリッチは完全に蚊帳の外です。クヴィスト、ミトログル、デンプシー、ダレン・ベント、ケガが多いGKステケレンブルフといった代表クラスは貢献しているとは言い難い状態ですが、直近の3勝1分け4敗は大健闘。残り試合の相手を考えても、プレミアリーグ残留に手ごたえ十分でしょう。マンチェスター・ユナイテッドブランド付きの優秀なコーチだった前任者ミュレンステーンと鬼軍曹を比較すると、監督に必要なのは技術や知識、ノウハウの前に「胆力、決断力、徹底力」なのだとあらためて思います。
長くなりました。この続きは、「まさかのスウォンジー!? 直近の成績と対戦カードで分析!プレミアリーグ残留バトル大予想!【後篇】」をご覧ください。
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