2021.03.21 トッテナムの話題
消極的な戦術、止まらない選手批判…ダービー&EL完敗のジョゼ・モウリーニョに再び解任の噂!
ディナモ・ザグレブ3-0トッテナム。ミスラヴ・オルシッチのハットトリックによるヨーロッパリーグの大逆転劇の後、現地メディアは一斉にスパーズの監督の進退問題を報じています。「テレグラフ」「スカイスポーツ」「フットボールロンドン」「ミラー」「ザ・サン」「エクスプレス」。メディアのレポートに共通しているのは、ジョゼ・モウリーニョの残留の条件はプレミアリーグのTOP4フィニッシュであり、カラバオカップ制覇は彼の将来を保証しないということ。シーズン終了後に解任となった場合、2023年までの契約の違約金が支払われること。後任の本命は、RBライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマンであることです。
1月末のリヴァプール戦以降、プレミアリーグで1勝5敗と崩れ、FAカップはエヴァートンとの乱打戦で競り負けました。窮地に追い込まれた指揮官は、ヨーロッパリーグのヴォルフスベルガーとのホーム&アウェイで結果を出したガレス・ベイルをプレミアリーグでも起用し、公式戦5連勝と復活。ようやく上昇気流に乗ったと思われたのですが、ノースロンドンダービーとヨーロッパリーグで完敗を喫し、再び雲行きが怪しくなっています。ディナモ・ザグレブに敗れた後、プレスを通じて選手たちの姿勢を非難したのは、逆効果だったのではないでしょうか。
「彼らはすべてを出し切った。汗、エネルギー、血脈。試合が終わると、幸せに浸って涙さえ流した。非常に謙虚で、献身的で、彼らを称賛しなければならない。逆にわれわれは、重要な試合を戦っているようには見えなかった」
「悲しかったという言葉は、充分ではない。それ以上のものを感じている。ディナモ・ザグレブの選手たちを称えるために、ドレッシングルームに行ってきたけど、マイチームではないところが相手チームがいい姿勢と結束をベースに勝ったのを残念に思う」
「試合前、私は選手たちに悪い姿勢で戦うリスクを伝えた。ハーフタイムは0-0だったけど、そんなやり方でプレイするリスクについて言い聞かせた。しかし、選手たちがリスクに晒されていると気づいたように見受けられたのは、2点めを奪われて延長戦に突入してからだった」
ノースロンドンダービーの試合後も、「インテンシティも迫力もなかった。重要な選手たちが、何人か消えていた」と選手の姿勢を問題にしておりましたが、直接いえばいいことをプレスに漏らすメリットは何もありません。EL敗退後に、スパーズの現状について最も詳細なレポートを配信している「テレグラフ」は、ウーゴ・ロリスがドレッシングルームに存在する不満と分断を明らかにしたと伝えています。一部の選手が、トレーニングとさまざまな状況への対処法に疑問を抱いているとのこと。指揮官がメディアで煽り続ければ、チーム内にできた傷は深まるばかりでしょう。
ジャーナリストたちは、直近の2試合は指揮官の策に問題があったと指摘しています。「ノースロンドンダービーのモウリーニョにはがっかりした。立ち上がりからボールを持とうとせず、守備的に入った。プレッシャーをかけさせようとせず、選手たちの責任にしたのはどうかなと思う」と語ったのはベン・メイブリーさん。「talkSPORTS」のジョシュ・フォーダム記者は「悪いマネージャーではないが、戦術は時代遅れ」といい切り、「スカイスポーツ」のシャーロット・マーシュさんは、ELの惨敗は指揮官が手を打たなかったことによる自滅と主張しています。
「ザグレブは平均的なチームだったが、トッテナムの明確な不安を利用した。CL決勝でプレイしたハリー・ケインや、ゴールまで決めたガレス・ベイルのような選手がいるのに、どう対処したらいいかわからなかったのは大きな懸念である」
「前半が終わった後、ジョゼ・モウリーニョが何も変えなかったのに驚いた。60分までは、何もなかった。率直にいえば、彼らは自分たちにとってふさわしい結果を手に入れたのだ」
週末は、プレミアリーグ18節の延期試合となるアストン・ヴィラ戦。直近5試合を1勝2分2敗と不振のチームですが、負傷が癒えたジャック・グリーリッシュが間に合えば別のチームに生まれ変わるでしょう。勝てばTOP4争い続行、敗れればEL出場権獲得が怪しくなる大事なゲーム。モウリーニョ監督は、ショッキングな敗戦を喫したチームを立て直せるでしょうか。攻める姿勢を貫ければ、問題なく勝てる相手だと思うのですが…。
1月末のリヴァプール戦以降、プレミアリーグで1勝5敗と崩れ、FAカップはエヴァートンとの乱打戦で競り負けました。窮地に追い込まれた指揮官は、ヨーロッパリーグのヴォルフスベルガーとのホーム&アウェイで結果を出したガレス・ベイルをプレミアリーグでも起用し、公式戦5連勝と復活。ようやく上昇気流に乗ったと思われたのですが、ノースロンドンダービーとヨーロッパリーグで完敗を喫し、再び雲行きが怪しくなっています。ディナモ・ザグレブに敗れた後、プレスを通じて選手たちの姿勢を非難したのは、逆効果だったのではないでしょうか。
「彼らはすべてを出し切った。汗、エネルギー、血脈。試合が終わると、幸せに浸って涙さえ流した。非常に謙虚で、献身的で、彼らを称賛しなければならない。逆にわれわれは、重要な試合を戦っているようには見えなかった」
「悲しかったという言葉は、充分ではない。それ以上のものを感じている。ディナモ・ザグレブの選手たちを称えるために、ドレッシングルームに行ってきたけど、マイチームではないところが相手チームがいい姿勢と結束をベースに勝ったのを残念に思う」
「試合前、私は選手たちに悪い姿勢で戦うリスクを伝えた。ハーフタイムは0-0だったけど、そんなやり方でプレイするリスクについて言い聞かせた。しかし、選手たちがリスクに晒されていると気づいたように見受けられたのは、2点めを奪われて延長戦に突入してからだった」
ノースロンドンダービーの試合後も、「インテンシティも迫力もなかった。重要な選手たちが、何人か消えていた」と選手の姿勢を問題にしておりましたが、直接いえばいいことをプレスに漏らすメリットは何もありません。EL敗退後に、スパーズの現状について最も詳細なレポートを配信している「テレグラフ」は、ウーゴ・ロリスがドレッシングルームに存在する不満と分断を明らかにしたと伝えています。一部の選手が、トレーニングとさまざまな状況への対処法に疑問を抱いているとのこと。指揮官がメディアで煽り続ければ、チーム内にできた傷は深まるばかりでしょう。
ジャーナリストたちは、直近の2試合は指揮官の策に問題があったと指摘しています。「ノースロンドンダービーのモウリーニョにはがっかりした。立ち上がりからボールを持とうとせず、守備的に入った。プレッシャーをかけさせようとせず、選手たちの責任にしたのはどうかなと思う」と語ったのはベン・メイブリーさん。「talkSPORTS」のジョシュ・フォーダム記者は「悪いマネージャーではないが、戦術は時代遅れ」といい切り、「スカイスポーツ」のシャーロット・マーシュさんは、ELの惨敗は指揮官が手を打たなかったことによる自滅と主張しています。
「ザグレブは平均的なチームだったが、トッテナムの明確な不安を利用した。CL決勝でプレイしたハリー・ケインや、ゴールまで決めたガレス・ベイルのような選手がいるのに、どう対処したらいいかわからなかったのは大きな懸念である」
「前半が終わった後、ジョゼ・モウリーニョが何も変えなかったのに驚いた。60分までは、何もなかった。率直にいえば、彼らは自分たちにとってふさわしい結果を手に入れたのだ」
週末は、プレミアリーグ18節の延期試合となるアストン・ヴィラ戦。直近5試合を1勝2分2敗と不振のチームですが、負傷が癒えたジャック・グリーリッシュが間に合えば別のチームに生まれ変わるでしょう。勝てばTOP4争い続行、敗れればEL出場権獲得が怪しくなる大事なゲーム。モウリーニョ監督は、ショッキングな敗戦を喫したチームを立て直せるでしょうか。攻める姿勢を貫ければ、問題なく勝てる相手だと思うのですが…。
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