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コンテ引き留め、エースと新契約、大型補強…現地記者がまとめた「レヴィ会長のやることリスト」

「チーム構築の資金確保」「パラディチ&コンテに1月の仕事をさせる」「コンテを新契約で縛り付ける」「アカデミーの問題を解決する」「ハリー・ケインと新たな契約を締結」。地元メディア「フットボールロンドン」の記者がまとめた「ダニエル・レヴィ会長のやることリスト」を見ると、トッテナムにとって、これからの半年がいかに重要かがよくわかります。

スパーズ特派員を務めるアラスデア・ゴールド記者のレポートの前提は、プレミアリーグでTOP4をキープするにも、コンテ監督を引き留めるためにも、冬のマーケットで補強が必要であるということ。最初のミッションは、マーケットに投じる資金の確保です。

パンデミックが始まってからしばらく、ポテンシャルを発揮できなかったトッテナムホットスパー・スタジアムは、今やフルオープン。NFLとの契約によってアメリカンフットボールのゲームが開催され、イベントの予約も殺到。2023年に入ってからのプレミアリーグのホーム5試合は、既に完売となっているそうです。

マッチデー収入が増えたクラブは、5月に大株主のエニックスポーツが用意した資金を使い切っていません。ダニエル・レヴィ会長は、最大1億5000万ポンドの残額5000万を受けるかどうか、2週間で決めなければなりません。元手を用意できたら、ユーヴェをタイトルを獲得するチームに仕上げたパラディチ&コンテの仕事にスポットが当たります。

同じメディアのジョシュ・ホランド記者は、「8300万ポンド(約133億円)でCB2人を獲得する可能性がある」と伝えています。アタランタのジョルジュ・スカルヴィーニは19歳の新鋭で、3500万ポンド。インテルのアレッサンドロ・バストーニは4800万ポンドで、いずれもスパーズの歴代TOP5に入るビッグディールです。

現在のセンターは、ダヴィンソン・サンチェス、エリック・ダイアー、クリスティアン・ロメロ、クレマン・ラングレ、ジェド・スペンスとタンガンガ。コンテ監督は、3バックを敷くにはクオリティが足りないと考えているのかもしれません。

CB以外に目を向けると、ピックフォード&ロベルト・サンチェス、アレクシス・マック・アリスター、鎌田大地、ウェストン・マッケニーなどの名前が挙がっています。ロリスの後継者とボックス・トゥ・ボックスのMFまで押さえられれば、戦力が足りないと公言する指揮官も納得するのでしょう。

コンテ監督とスパーズとの契約は18ヵ月で、2023年6月30日まで。1年の延長オプション発動や新契約締結に持ち込むためには、冬のマーケットで野心を示す必要があるようです。「デイリー・メール」は交渉は難航と伝え、「アスレティック」は「以前より楽観的ではない」とレポート。今わかっているのは、補強の結果を見届けるまで、指揮官はサインしないということだけです。

冒頭の「やることリスト」の4番めにある「アカデミーの問題を解決」も、コンテ監督の希望のひとつです。最大の課題は、アカデミーとトップチームをつなぐルートが不明確であること。先を見据えた育成より、即戦力となる若手のフィードを重視してほしい指揮官に対して、レヴィ会長は短期・長期のどちらを優先するのかを決断しなければなりません。

最後のミッションは、ハリー・ケインの新契約締結。絶対的ストライカーがワンクラブマンになるかどうかが、プレミアリーグの着地や指揮官の去就に左右されるのは間違いありません。堅実経営のレヴィ会長は、ミッションコンプリートに辿り着けるでしょうか。トランスファーマーケットがオープンになるまで、既に10日を切っています。


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