最初のゲームはロンドンダービー!「BBC」がトッテナムの新スタジアムを徹底レポート
24日に開催されたテストマッチは、トッテナムU-18チームがサウサンプトンU-18を3-1で撃破。記念すべき最初のゴールを決めたのは、スタジアムから6マイルしか離れていないカムデン出身のベネットでした。1800台の高解像度カメラは、すべてがうまく作動したとはいえませんでしたが、新スタジアムは上々のスタートを切りました。30日に予定されているインテルとのレジェンドゲームを経て、ハーリンゲイの評議会からセキュリティ証明が得られれば、総工費10億ポンド(約1450億円)を要した巨大なスタジアムで、プレミアリーグ31節の延期試合となるクリスタル・パレスとのロンドンダービーが開催されることになります。
スパーズの新しいホームグラウンドについて詳細を知りたければ、「BBC」の渾身のレポートに触れるのがいいでしょう。「A glimpse inside Spurs’ new £1bn state-of-the-art stadium(スパーズの新しい10億ポンドの最先端スタジアムをチラ見する)」と題された記事は、写真をふんだんに使ってロンドン最大となったスタジアムの魅力を伝えています。地下鉄のセブンシスターズ駅から、トッテナムハイロードを経てホワイト・ハート・レーンへ。「クレイヴン・コテージに向かうパトニー・ブリッジほど美しいとはいえないかもしれないが」と但し書きを付けたサイモンストーン記者は、活気あふれるエリアを抜ける散策は快適と伝えています。コンコースのマーケットプレイスには65の飲食店が並び、すべてキャッシュレス。U-18のゲームでは、キックオフの1時間前にパイが売り切れたそうです。
ぜひ足を運びたいのが、記事中の動画でも紹介されている「ゴールラインバー」です。ハイネケンやギネスが好きでも、ここに来たら地元のマイクロブルワリー「ビーヴァ―タウン」のクラフトビールを味わいたいものです。パイントで5ポンド(約730円)。一緒に頼みたいソーセージパイは3.5ポンド(約500円)、チキンティッカは4.5ポンド(約650円)。プラスティックのストローが廃され、リサイクルビンで供されるのも新たな試みです。
プレミアリーグのスタジアムらしく、最前列の席からピッチまでは8メートルもなく、サポーターの声は間違いなく選手に届きます。17500席のサウススタンドは34メートル以上の高さを誇り、「BBC」が入っているロンドンのブロードキャスティングハウスとほぼ同じだそうです。スパーズのスタッフは、「知りたければ教えるけど、階段は223ステップ。私はいっぱいいっぱいだ」とコメント。高低差があっても、すべての席から見やすいように勾配が設計されており、サポーターのチャントの音響まで計算されているそうです。
車椅子用のベイは265、アシスタントドッグが控えるエリアも用意。もちろん、Wi-Fiは完備です。テンションが高いレポートを読み進めていくと、多くのプレミアリーグファンが「1度は行ってみたい」と思うのではないでしょうか。日本でプレミアリーグを愉しんでいる私たちは、まずはDAZNでチェックですね。4月3日、ミッドウィークのクリスタル・パレス戦は必見です。(トッテナム・ホットスパー・スタジアム 写真著作者/Hzh)
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更新有難うございます。
ポチェッティーノは良く我慢して今シーズンをたたかっています。
シティとのホーム戦も死んスタジアムになるんですね。
ジダンがレアル監督に復帰したことでポチェッティーノも当分は新スタジアムでスパーズの指揮に専念できますね。