2020.07.31 移籍ニュース2020-21移籍ニュース
1年前からほしかった…マンチェスター・シティが4000万ポンドでナタン・アケを獲得!

プレミアリーグが終わって、1週間も経たないうちに決まったことには驚きましたが、ペップ・グアルディオラが手に入れたのがナタン・アケだったのは「納得」のひとことです。1年前、ハリー・マグワイアの獲得を争うマンチェスターダービーに敗れたクラブは、ナタン・アケにアプローチしていると報じられていました。当時、「レキップ」が報じた移籍金は今回と同じ4000万ポンドでしたが、「スカイスポーツ」は7500万ポンド。リヴァプールがファン・ダイクを獲った際に、DFとしてプレミアリーグ史上最高と騒がれた金額で合意するとは思えず、ボーンマスが強硬に突っぱねたのだと受け取りました。
チキ・ペギリスタインFDとぺップは、彼の名をターゲットリストに残していたのでしょう。「BBC」は、「エディ・ハウのチームがトップフライトに残るかどうかに関わらず、ナタン・アケは夏にボーンマスを去ると思われていた。彼らのプレミアリーグ降格は、シティがオープンな交渉を始めるトリガーとなった」と伝えています。マン・シティのフットボールディレクターが、「チームを強化するために素早く動くつもり」と語っているのを聞いていたサイモン・ストーン記者は「誰も速かったとは思っていないだろう」と、既定路線だったことを強調しています。
「シティがプレミアリーグのタイトルをリヴァプールに譲った明白な理由のひとつは、ヴァンサン・コンパニの後釜のサインを得られなかったことだ」
「グアルディオラの前提条件は、タイトな状況でもパスをつなぎ、攻撃の起点になれること。アケは、このテンプレートに見事にフィットしている」
「彼は、空中でも優れている。これは、ストーンズとオタメンディが(時には両方が)無視されたため、その場しのぎで役割を担った35歳のフェルナンジーニョの弱点のひとつだ」(サイモン・ストーン)
ボーンマスで過ごした最初の2シーズンは、プレミアリーグ全試合出場。今季も負傷さえなければ常にスタメンだったレフティは、3シーズンでシュートブロックがたった15回と、打たれる前に何とかするタイプです。チェルシー時代はセントラルMFもこなしており、来季のマン・シティは前線にロングフィードが入るシーンが増えるのではないでしょうか。
サイモン・ストーンさんは、「シティは水曜日にバレンシアのウィンガー、フェラン・トーレス獲得のための交渉を進めており、スペインのU-21代表は2000万ポンド(約27億4000万円)でレロイ・サネの後継者になると見られている」ともいっています。CBとサイドが決まれば、ダヴィド・シルヴァの穴埋めに集中するのではないでしょうか。スポーツ仲介裁判所の最終ジャッジで、来季のチャンピオンズリーグ出場権を奪還した前王者の新たなチームづくりは順風満帆です。
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