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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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移籍金は分割払いOK!? マンチェスター・ユナイテッドがジェイドン・サンチョと個人合意間近!

ブンデスリーガ32試合17ゴール17アシスト。繊細なタッチのドリブルでサイドを蹂躙する20歳の獲得が決まれば、マンチェスター・ユナイテッドの最前線は完成します。「スカイスポーツ」が、プレミアリーグ3位とジェイドン・サンチョが個人合意間近とレポート。ドルトムントは、1億2000万ユーロ(1億800万ポンド=約150億円)といわれる要求額を下げるつもりはないようですが、9000万ポンドを先に受け取り、残額を翌年以降にまわす分割プランは容認するとのこと。バルサにオスマン・デンベレを売った際には、1億4000万ユーロを主張した後、1億500万ユーロ+オプションに条件を緩和しています。

ブルーノ・フェルナンデスの加入によって前線の流動性が増したマンチェスター・ユナイテッドは、6月以降のプレミアリーグで9試合22ゴールと攻撃力が格段にUP。31節のシェフィールド・ユナイテッド戦を3‐0で完勝した後、4試合連続で3点差勝利というプレミアリーグレコードを打ち立てています。マーカス・ラシュフォードはプレミアリーグ31試合17ゴール8アシスト。アントニー・マルシアルは32試合17ゴール7アシストと、いずれもキャリアハイのゴール数を記録しており、新鋭のメイソン・グリーンウッドも31試合10ゴールと期待以上の結果を残しています。

全員がセンターもサイドもこなせる魅力的なスカッドの課題は層の薄さで、オプションがイガロとマタでは、誰かが負傷すると戦術を変えなければなりませんでした。ここにジェイドン・サンチョが加われば、速攻とサイドアタックをベースとする攻撃にバリエーションが増え、どこからでもゴールが狙える3トップは王者リヴァプールに引けをとらない布陣となります。ラシュフォードは22歳、ジェイドン・サンチョは20歳、グリーンウッドは18歳。マンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表は、この先5年は得点力が課題となることはなさそうです。

ワールドクラスのウインガーの入団が正式に決まれば、出場機会を求めるアレクシス・サンチェスはインテルに完全移籍となるのではないでしょうか。25億円とも30億円ともいわれるサラリーの負担が2年分浮いて、ジェイドン・サンチョの7番(おそらく)のシャツが売れれば、高額の移籍金の過半をカバーできるでしょう。アストン・ヴィラがプレミアリーグ残留を決めたため、ジャック・グリーリッシュの移籍金が下がる可能性がなくなったのも、ドルトムントのウインガー獲得に傾斜する理由となったはずです。

さらなる補強ポイントは、インサイドMFとCBでしょうか。スモーリングはローマ移籍が濃厚で、フィル・ジョーンズとロホも出ていく可能性大。リンガードかアンドレアス・ペレイラを売却し、ブルーノ・フェルナンデスを休ませることができるMFと、リンデロフよりハイレベルのCBを獲得できればプレミアリーグとチャンピオンズリーグを戦う準備が整います。まずは、ジェイドン・サンチョですね。ドルトムントは、プレシーズンのキャンプが始まる8月10日までの決着を希望していると伝えられています。朗報を期待しましょう。


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