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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

チアゴ・シウヴァ、入団決定!大型補強を敢行するチェルシーの次の一手と最後のピースは…⁉

「チェルシーに来ることができて、非常にうれしい。フランク・ランパード監督が率いるチームで、次のシーズンに臨むのを楽しみにしている。トロフィー獲得のために全力を尽くしたい。チェルシーのファンに会いたい。スタンフォード・ブリッジでプレイするのを待ち切れない」(チアゴ・シウヴァ)

「チアゴ・シウヴァのようなワールドクラスをチームに迎え入れることができ、とても満足している。トップレベルで長年プレイしてきた彼の経験と力が、才能豊かなプレーヤーを数多く抱えるチームをさらに強くすると確信している。素晴らしい補強。輝かしいキャリアを誇る彼が、さらなるタイトルを獲得すると期待している」(チェルシーCEOマリナ・グラノフスカイア)

プレミアリーグ制覇をめざすチェルシーが、ツィエク、ヴェルナー、チルウェルに続く4人めのサインに辿り着きました。チアゴ・シウヴァは35歳。パリ・サンジェルマンに23のトロフィーをもたらした真のレジェンドです。公式サイトによると、契約は1年で、12ヵ月のオプション付き。「ブラジル人のトッププレーヤーを迎えるブルーズの長い伝統が守られた」という記述を見て、思わず「意図的にやってたんですか!?」とツッコミを入れてしまいました。

ハードマークと空中戦の強さは、間違いなくプレミアリーグ向き。彼ほどの選手が、ブルーズに何も残さずにロンドンを去るとは考えられません。2008年から4シーズンを過ごしたACミランでキャプテンを務め、パリとブラジル代表でも誇り高き腕章を付けて戦い続けました。昨季プレミアリーグで54失点を喫した最終ラインを締めるとともに、ズマやクリステンセン、ムブヤンバらをインターナショナルレベルに引き上げる役割も期待されています。

重要なターゲットをすべて手に入れてきたチェルシーの次の一手は、昨季のレヴァークーゼンで公式戦45試合18ゴール9アシストという出色の数字を残したカイ・ハヴェルツ。最初に7200万ポンド(約101億円)を支払い、残額の1800万ポンドは分割と具体的な額が報じられており、この週末に決着するものと思われます。さらにGKを獲得し、エメルソン、バチュアイ、バカヨコなどの余剰戦力をさばけば、チェルシーの大満足の夏は終わりを告げるのではないでしょうか。現地メディアは、このうえ数人のビッグネームを獲得する可能性があると報じていますが…。

マンチェスター・シティで出番を失いそうなジョン・ストーンズは、チアゴ・シウヴァの加入で不要になったはずです。プレミアリーグ復帰を画策しているといわれるフィリペ・コウチーニョに手を出せば、メイソン・マウントのストレスがMAXになるでしょう。カンテを放出してデクラン・ライスは、慌ててトライする必要のないギャンブル。アトレティコ・マドリードの絶対的守護神ヤン・オブラクか、リールのGKマイク・メニャンが最後のピースになるのではないかと思います。

オブラク、アスピリクエタ、リュディガー、チアゴ・シウヴァ、チルウェル、カンテ、カイ・ハヴェルツ、メイソン・マウント、ツィエク、ヴェルナー、プリシッチ。いや、文句なしでしょう。グラノフスカイアさん、何か不満でも…⁉


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