2020.09.01 移籍ニュース2020-21移籍ニュース
「獲得したければ、7億ユーロが必要」…メッシの移籍騒動に対する識者たちの見解まとめ。
「リオネル・メッシとバルセロナの契約における7億ユーロのリリース条項は、引き続き有効」。選手とクラブの契約について、ラ・リーガが声明を出すなどということがかつてあったでしょうか。ここまで話が膨らむと、8月25日にメッシのスタッフが送付したブロファックス(内容証明郵便)は、勇み足だったといわざるをえません。2021年6月までの契約を解除して退団するという意向を伝えるレターの前に、クラブと話し合うべきだったのではないでしょうか。
強硬な手段は、本人の強い意向だったのか、弁護士を含むチームの合意による選択だったのか。前者なら、止める人はいなかったのか。後者なら、結果がどうあれベターな方法ではなかったと思います。希望通り、プレミアリーグ参入が実現したとしても、「20年間、蜜月だったクラブに契約解除を強要して出ていった選手」としてファンの記憶に残ってしまうからです。
「Goal.com」が、カタルーニャのラジオ局のインタビューに応じたバルサの元スタッフのコメントを紹介しています。昨年までスポーツ部門のNo.2だったジョルディ・メストレさんは、「契約解除金を払わずして自由にはなれない。選手が好きなときに退団できるなどということはない。契約は尊重されるべき」と語り、和解は困難という見解を示しました。
「弁護士が絡む争議となってしまっては、もう手遅れだろう。ブロファックスが騒動を呼んでしまった。直接話をすれば、合意できたかもしれない。きちんと協議してほしかった。こうなると、誰も得しない」
衝撃的なニュースの4日後、メッシがバルセロナの経営ボードと会合を開きたがっていると報じられましたが、ああ、順番が逆です。角を成ってから歩を動かすか、歩を上げてから角を馬にするかでその後の展開が変わることをわかっている藤井八段なら、この悪手はひと目で選択肢から消したでしょう。いや、フェイントを入れるか入れないかを的確に判断できるバルサのレジェンドも、ピッチの上なら間違えなかったのではないでしょうか。メッシを招く側、すなわちプレミアリーグの関係者たちが、現状と今後をどう捉えているのかもチェックしてみましょう。
「メッシは、バルセロナの理事会と会談して、クラブを去りたいという願望を繰り返し表明したいと考えている。しかし、バルセロナの立場は変わらない。メッシと彼が選んだ代表は、この夏に何もせずに去ることができる条項があると考えているが、会議でバルセロナから受け取るメッセージはこうだろう。”あなたは、どこかに自由に行けるわけではない。去りたければ、われわれの契約にある7億ユーロのリリース条項を行使しなければならない”」(スカイスポーツ/カヴェ・ソルヘコル)
「二択になる可能性が高い。メッシがバルセロナにステイするか、マンチェスター・シティに行くか。今後のどんな動きも、契約の問題の解決に依存するだろう。最大の問題は、バルセロナがリリース条項を諦めずにメッシを意志に反するクラブにキープするかどうかだ。そうなると、誰も買う余裕はないからね。バルセロナが獲得したいクラブと膝を詰め、ディールを可能にする値段を模索すれば、理想的な解決策に辿り着けるだろう」(スカイスポーツ/ダルメシュ・シェス)
「プレミアリーグでメッシに会いたいね。私は彼を見たいし、『マンデー・ナイト・フットボール』で分析したいよ。彼が行ける唯一の場所は、マネージャーと歴史を共有し、経済的影響力を持つマンチェスター・シティだ」(ジェイミー・キャラガー)
「私も、メッシをバルセロナから獲得するレースの真っただ中にいるよ(笑)」「リヴァプールの財政状況を見ると、彼らは近づこうともしないだろうと思う。リヴァプールの素晴らしいプレースタイルを見ても、そうだね。彼らは、メッシに適したテクニカルなゲームを展開するシティより、はるかにエネルギッシュだ。それにしても、どうやってそんな契約を成立させるのか、わからないね。気が遠くなるような数字だ」(バーンリー監督ショーン・ダイク)
なるほど。誰ひとりとして、メッシがプレミアリーグに来ると信じている人はいないようです。7億ユーロは6億2400万ポンドですが、ちなみに春に話題となったニューカッスル買収の際の売り値は3億ポンドといわれていました。メッシの値段で、プレミアリーグの名門クラブが2つ買えるんですね…。ショーン・ダイク監督、同感です!
強硬な手段は、本人の強い意向だったのか、弁護士を含むチームの合意による選択だったのか。前者なら、止める人はいなかったのか。後者なら、結果がどうあれベターな方法ではなかったと思います。希望通り、プレミアリーグ参入が実現したとしても、「20年間、蜜月だったクラブに契約解除を強要して出ていった選手」としてファンの記憶に残ってしまうからです。
「Goal.com」が、カタルーニャのラジオ局のインタビューに応じたバルサの元スタッフのコメントを紹介しています。昨年までスポーツ部門のNo.2だったジョルディ・メストレさんは、「契約解除金を払わずして自由にはなれない。選手が好きなときに退団できるなどということはない。契約は尊重されるべき」と語り、和解は困難という見解を示しました。
「弁護士が絡む争議となってしまっては、もう手遅れだろう。ブロファックスが騒動を呼んでしまった。直接話をすれば、合意できたかもしれない。きちんと協議してほしかった。こうなると、誰も得しない」
衝撃的なニュースの4日後、メッシがバルセロナの経営ボードと会合を開きたがっていると報じられましたが、ああ、順番が逆です。角を成ってから歩を動かすか、歩を上げてから角を馬にするかでその後の展開が変わることをわかっている藤井八段なら、この悪手はひと目で選択肢から消したでしょう。いや、フェイントを入れるか入れないかを的確に判断できるバルサのレジェンドも、ピッチの上なら間違えなかったのではないでしょうか。メッシを招く側、すなわちプレミアリーグの関係者たちが、現状と今後をどう捉えているのかもチェックしてみましょう。
「メッシは、バルセロナの理事会と会談して、クラブを去りたいという願望を繰り返し表明したいと考えている。しかし、バルセロナの立場は変わらない。メッシと彼が選んだ代表は、この夏に何もせずに去ることができる条項があると考えているが、会議でバルセロナから受け取るメッセージはこうだろう。”あなたは、どこかに自由に行けるわけではない。去りたければ、われわれの契約にある7億ユーロのリリース条項を行使しなければならない”」(スカイスポーツ/カヴェ・ソルヘコル)
「二択になる可能性が高い。メッシがバルセロナにステイするか、マンチェスター・シティに行くか。今後のどんな動きも、契約の問題の解決に依存するだろう。最大の問題は、バルセロナがリリース条項を諦めずにメッシを意志に反するクラブにキープするかどうかだ。そうなると、誰も買う余裕はないからね。バルセロナが獲得したいクラブと膝を詰め、ディールを可能にする値段を模索すれば、理想的な解決策に辿り着けるだろう」(スカイスポーツ/ダルメシュ・シェス)
「プレミアリーグでメッシに会いたいね。私は彼を見たいし、『マンデー・ナイト・フットボール』で分析したいよ。彼が行ける唯一の場所は、マネージャーと歴史を共有し、経済的影響力を持つマンチェスター・シティだ」(ジェイミー・キャラガー)
「私も、メッシをバルセロナから獲得するレースの真っただ中にいるよ(笑)」「リヴァプールの財政状況を見ると、彼らは近づこうともしないだろうと思う。リヴァプールの素晴らしいプレースタイルを見ても、そうだね。彼らは、メッシに適したテクニカルなゲームを展開するシティより、はるかにエネルギッシュだ。それにしても、どうやってそんな契約を成立させるのか、わからないね。気が遠くなるような数字だ」(バーンリー監督ショーン・ダイク)
なるほど。誰ひとりとして、メッシがプレミアリーグに来ると信じている人はいないようです。7億ユーロは6億2400万ポンドですが、ちなみに春に話題となったニューカッスル買収の際の売り値は3億ポンドといわれていました。メッシの値段で、プレミアリーグの名門クラブが2つ買えるんですね…。ショーン・ダイク監督、同感です!
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
いつも楽しいブログありがとうございます。 僕はメッシの判断は正しい様に思います。たぶん、話し合ってもうまくいくクラブではないのがわかっていると思います。先制攻撃をしかけ、世論を味方につける、リーガが声明を発表すればバルサとリーガがなんとなく悪役にみえてきます。 メッシ側はうまくやってると思います。
FFP絡みのすったもんだがやっと無事解決したら、今度はメッシ加入ですか?でも、メッシ加入後にCL取ったら全部メッシのおかげ?きて欲しい気持ち半分、メッシ抜きでCL取って欲しい気持ち半分。複雑な心境です。