2021.06.20 移籍ニュース2021-22移籍ニュース
移籍金2000万ポンドってホント? アーセナルの「夏の第1号」は昨年破談となった…!?
最近の現地メディアの見出しは、トッテナムとエヴァートンの新監督候補と、マンチェスター・ユナイテッド&アーセナルの補強に関する話が増えています。プレミアリーグ制覇をめざすスールシャール監督のチームは、ジェイドン・サンチョ、ラファエル・ヴァラン、キーラン・トリッピアー。8位からの巻き返しを目論むアルテタ監督とエドゥTDは、ベン・ホワイト、ジェームズ・マディソン、オナナ、イヴ・ビスマ、ルベン・ネヴェス、ラムズデールを狙っていると報じられています。
昨日は、アーセナルの補強と売却に関するニュースが立て続けに配信されました。マテオ・グエンドゥジはマルセイユと個人合意。メートランド=ナイルズは、サウサンプトンとワトフォードの争奪戦となるようです。ノースロンドンの経営ボードは、要求する金額を満たしてくれさえすれば、喜んでサインするでしょう。彼らの売却益は、イヴ・ビスマかルベン・ネヴェスを獲りにいく際の資金となるはずです。
補強の噂のほうは、ズラタン・イブラヒモヴィッチの後継者といわれるスウェーデン代表の新鋭と、昨年は破談となったフランスのアタッカ―です。より現実的なほうから紹介しましょう。「ミラー」「ザ・サン」など複数メディアが獲得に近づいていると報じたのは、オリンピック・リヨンのフセム・アワール。昨年のマーケットで5500万ポンドを突き付けられ、トーマス・パーティーを獲得するために泣く泣く諦めた選手です。
昨季リーグアンで30試合7ゴール3アシスト。22歳のヤングスターは、それなりの数字を残しているにも関わらず、移籍金が大幅にダウンすると伝えられています。一斉に報じられているその額は2000万ポンド(約30億4000万円)。いきなりバーゲン価格になった理由は、「契約期間が残り2年になった」「リヨンがCL出場権を失った」「ユーロ2020のフランス代表から外れた」「本人が移籍を希望している」の4つといわれています。
リーグアンの最終節で「これが最後の試合になるかもしれない」と漏らしたMFに、ガナーズが提示するのは週給10万ポンド(約1520万円)とのこと。このディールがまとまれば、7000万ポンドを調達しても獲れるかどうかわからないジェームズ・マディソンのゴシップは消滅するでしょう。中盤の得点力が高まれば、守備力は向上しているアーセナルの順位は自ずと上がるはずです。
一方、ズラタン2世に関する記事は、これぞゴシップ。ユーロ2020のスペイン戦で評価を高めたアレクサンデル・イサクは、リヴァプール、チェルシー、アーセナルが競合すると伝えられています。2019年の夏にドルトムントからレアル・ソシエダードに移籍したストライカーは、2019-20シーズンは37試合9ゴール1アシスト、昨季は34試合17ゴール2アシストと着実に成長を遂げています。
スペインのクラブと21歳の点取り屋が結んだバイアウト条項は6000万ポンド(約92億円)。リヴァプールやチェルシーなら充分払える額ですが、補強すべきポジションが多いガナーズは二の足を踏むのではないでしょうか。ラカゼットの後釜獲得の可能性については、「Goal.com」「アス」の記事の真偽を云々するより、「クロエンケが補強予算として2億5000万ポンドを用意した」という噂の出どころを確認したほうが的確な答えが出せるかもしれません。予算があるなら、ブライトンのCBベン・ホワイトと合わせて1億1000万ポンドも納得です。
チームにとっての優先順位、金額の妥当性とリアリティ、競合クラブの有無などを総合的に見ると、夏の第1号はフセム・アワールになりそうですが、いかがでしょうか。引き続き、メディアの注目度No.1となっているクラブの立ち回りをチェックし続けたいと思います。楽しみですね。
昨日は、アーセナルの補強と売却に関するニュースが立て続けに配信されました。マテオ・グエンドゥジはマルセイユと個人合意。メートランド=ナイルズは、サウサンプトンとワトフォードの争奪戦となるようです。ノースロンドンの経営ボードは、要求する金額を満たしてくれさえすれば、喜んでサインするでしょう。彼らの売却益は、イヴ・ビスマかルベン・ネヴェスを獲りにいく際の資金となるはずです。
補強の噂のほうは、ズラタン・イブラヒモヴィッチの後継者といわれるスウェーデン代表の新鋭と、昨年は破談となったフランスのアタッカ―です。より現実的なほうから紹介しましょう。「ミラー」「ザ・サン」など複数メディアが獲得に近づいていると報じたのは、オリンピック・リヨンのフセム・アワール。昨年のマーケットで5500万ポンドを突き付けられ、トーマス・パーティーを獲得するために泣く泣く諦めた選手です。
昨季リーグアンで30試合7ゴール3アシスト。22歳のヤングスターは、それなりの数字を残しているにも関わらず、移籍金が大幅にダウンすると伝えられています。一斉に報じられているその額は2000万ポンド(約30億4000万円)。いきなりバーゲン価格になった理由は、「契約期間が残り2年になった」「リヨンがCL出場権を失った」「ユーロ2020のフランス代表から外れた」「本人が移籍を希望している」の4つといわれています。
リーグアンの最終節で「これが最後の試合になるかもしれない」と漏らしたMFに、ガナーズが提示するのは週給10万ポンド(約1520万円)とのこと。このディールがまとまれば、7000万ポンドを調達しても獲れるかどうかわからないジェームズ・マディソンのゴシップは消滅するでしょう。中盤の得点力が高まれば、守備力は向上しているアーセナルの順位は自ずと上がるはずです。
一方、ズラタン2世に関する記事は、これぞゴシップ。ユーロ2020のスペイン戦で評価を高めたアレクサンデル・イサクは、リヴァプール、チェルシー、アーセナルが競合すると伝えられています。2019年の夏にドルトムントからレアル・ソシエダードに移籍したストライカーは、2019-20シーズンは37試合9ゴール1アシスト、昨季は34試合17ゴール2アシストと着実に成長を遂げています。
スペインのクラブと21歳の点取り屋が結んだバイアウト条項は6000万ポンド(約92億円)。リヴァプールやチェルシーなら充分払える額ですが、補強すべきポジションが多いガナーズは二の足を踏むのではないでしょうか。ラカゼットの後釜獲得の可能性については、「Goal.com」「アス」の記事の真偽を云々するより、「クロエンケが補強予算として2億5000万ポンドを用意した」という噂の出どころを確認したほうが的確な答えが出せるかもしれません。予算があるなら、ブライトンのCBベン・ホワイトと合わせて1億1000万ポンドも納得です。
チームにとっての優先順位、金額の妥当性とリアリティ、競合クラブの有無などを総合的に見ると、夏の第1号はフセム・アワールになりそうですが、いかがでしょうか。引き続き、メディアの注目度No.1となっているクラブの立ち回りをチェックし続けたいと思います。楽しみですね。
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