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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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現地記者が予想!「エドゥが5人の獲得に成功したら、来季アーセナルのラインナップはこうなる!」

Arsenal’s best line-up next season if Edu completes £208m quintuple transfer swoop(エドゥが2億800万ポンドに及ぶ5重の急襲を成功させたら、来季アーセナルのベストラインナップはこうなる)」。地元メディア「フットボールロンドン」が、プレミアリーグ8位から巻き返しを図るクラブのビッグディールを予想しています。「ミケル・アルテタとエドゥTDは、ファーストチームの大改革に乗り出そうとしている」と主張するジョージ・スミス記者は、「懸案のポジションはGK、両SB、セントラルMF、攻撃的MFだが、新たなCBとストライカーも探している」と伝えています。

さっそく、記事に掲載されている来季プレミアリーグのベストメンバーを紹介しましょう。GKオナナ、DFチャンバース、ベン・ホワイト、ガブリエウ・マガリャンイス、ティアニー。セントラルMFはトーマス・パーティーとサンビ・ロコンガ、2列めにサカ、ジェームズ・マディソン、オーバメヤン、最前線にアンドレ・シウヴァという顔ぶれです。チームの背骨となるセンターのポジションが総入れ替えとなる野心的なプランは、実現するのでしょうか。

いくつかのターゲットについては、既に動いています。2度めのオファーの準備中と報じられているのは、ブライトンのCBベン・ホワイトとアンデルレヒトのセントラルMFアルベール・サンビ・ロコンガ。ベン・ホワイトの獲得交渉には、迅速に決めたいという意志が働いており、4000万ポンドを拒否されてすぐに4500万ポンド(約70億円)のオファーを提示しようとしています。サンビ・ロコンガのほうは、1290万ポンドは蹴られましたが、1710万ポンドで妥結する見通しです。

2020/21シーズンの公式戦で37試合3ゴール3アシストというスタッツを残した21歳のMFは、パスワークとドリブルを武器とするオールラウンダーですが、アンデルレヒトのヴァンサン・コンパニ監督は「デュエルと守備が課題」と指摘しています。3000万ポンドで獲得可能といわれているブライトンのイヴ・ビスマは進展がないようですが、サンビ・ロコンガは既に個人合意済みで、夏の第1号になる可能性が高まっています。

アイントラハト・フランクフルトのストライカー、アンドレ・シルヴァも3400万ポンド(約52億7000万円)で交渉に入っているとのこと。ブンデスリーガ32試合28ゴール8アシストの点取り屋をゲットできれば、エンケティアとラカゼットが売りに出されるのではないでしょうか。禁止薬物の検査で陽性となり、9ヵ月の出場停止処分を喰らったアンドレ・オナナは700万ポンド(10億9000万円)で獲得でき、ベルント・レノが移籍となれば一気に話が進むはずです。

最もハードルが高いのは、6000万ポンドでも難しいといわれているレスターのジェームズ・マディソン。ミケル・アルテタ監督のトップターゲットと目されているプレーメイカーは、今のクラブに満足しており、フセム・アワール獲得という既定路線に落ち着くのではないかと思われます。

ロンドンの記者によると、エドゥTDはベン・ホワイト、サンビ・ロコンガ、アンドレ・シウヴァらの交渉をスピードアップしつつ、エンケティア、ジャカ、グエンドゥジ、マヴロパノスの売却も急いでいるとのこと。ユーロ2020の敗者が続々と帰国するようになった今週末から、いくつかのニュースが届くのではないでしょうか。朗報を待ちましょう。


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