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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

「リーグ制覇から、ずっと追いかけていたクラブ」…パトソン・ダカ、レスター入団決定!

Patson Daka To Join Leicester City From RB Salzburg」。2シーズン連続で最終節にプレミアリーグのTOP4フィニッシュを逃したレスターが、爆発力があるスピードスターの入団を発表しました。ザルツブルグの絶対的エース、パトソン・ダカ。2020-21シーズンのオーストリアブンデスリーガで、28戦27発7アシストという素晴らしい数字を残し、リーグ8連覇、得点王、最優秀選手のトリプルを達成した逸材です。

契約がまとまる前から、「移籍先はレスター」「プレミアリーグは大きな夢だった」とフライングで情報を提供していたザンビア代表は、移籍金2300万ポンド(約35億2000万円)の5年契約と報じられています。

「偉大で歴史あるクラブに加わることができて、とてもとても興奮しています。夢だったので、とてもハッピー。これからが楽しみです」

「レスターがリーグを制覇してから、ずっと追いかけてきました。タイトルをめざして戦うチームは、自分にとって最適な場所だと感じています。簡単なことではないけれど、新しいチャレンジに立ち向かう準備はできています」

「毎日、クラブのためにベストを尽くします。スタジアムでレスター・シティのファンのみなさんに会えるのを楽しみにしています」

22歳のヤングスターの移籍を速報で伝えた「スカイスポーツ」は、34歳になったジェイミー・ヴァーディーの後継者こそが、ブレンダン・ロジャースの補強の最優先ターゲットだったと伝えています。ソユンチュ、ジョニー・エヴァンス、フォファナが最終ラインに並ぶ3-1-4-2で戦うクラブは、34試合15ゴール9アシストのヴァーディー、2月以降のプレミアリーグ16試合で12ゴール2アシストと確変に入ったイヘアナチョ、量産が期待されるダカの3枚をローテーションで起用するのでしょうか。

リヴァプールのように3枚のゴールゲッターを同時に送り出すなら、3-4-2-1となりそうですが、ハーヴィー・バーンズとジェームズ・マディソンをベンチに置くぜいたくな布陣です。やはり、2トップの後ろにアタッカーを配するのが基本形でしょう。ダカにしてみれば、ヴァーディーとイヘアナチョが2つめの椅子を争う展開に持ち込みたいところです。

サディオ・マネはプレミアリーグ229試合95ゴール36アシストと、レジェンドと呼ばれるにふさわしいスタッツを残していますが、ナビ・ケイタ、南野拓実は苦戦中。ザルツブルグからプレミアリーグというルートを辿った4人めのアタッカ―となったダカは、マネに迫ることはできるでしょうか。プレミアリーグのクラブと契約するという最初の夢は実現しました。次なる夢は、オーストリアでは手に入れたトロフィーと得点王です。


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