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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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パリが無理ならミラノ…ファッションアイコンのエクトル・ベジェリン、移籍先選びはナニ基準!?

アーセナルにやってきたのは、2011年の夏。プレミアリーグ通算183試合8ゴール20アシスト。アーセン・ヴェンゲルのフットボールを語れる最後の主力が、ノースロンドンに別れを告げようとしています。エクトル・ベジェリン、行き先はバルサではなくインテル。「スカイスポーツ」「メトロ」が、11年ぶりにスクデットを獲得したクラブに移籍すると決断したSBが、アーセナルに退団の意向を伝えたと報じています。

アレクシス・サンチェスとメスト・エジルを擁して、2位でフィニッシュしたのは2015-16シーズン。チャンピオンズリーグの常連だったアーセナルは、5シーズン連続でプレミアリーグのTOP4に届かずにいます。1年前も移籍を志願したベジェリンは、ビッグタイトルを狙えるクラブでプレイしたいのでしょう。2023年6月までの契約を延長したいクラブに対して、拒否し続けているようです。

昨年末までは、バルサ復帰が本線といわれていたのですが、財政難に陥ったスペインの名門は手を引いており、先月からはインテルがトップランナーと目されています。パリ・サンジェルマンに移籍したアクラフ・ハキミの後釜が必要なクラブなら、レギュラーポジションを獲得できる可能性が高く、26歳になった快足SBは新たなチャレンジに乗り気になっていると伝えられています。

現在、ノースロンドンとミラノは交渉中ですが、合意には至っていないようです。インテルの希望は買い取りオプション付きのローン移籍、アーセナルは1年後の買い取りを義務としたローン移籍。契約が残り1年となると、移籍金を下げざるをえなくなる可能性が高く、プレミアリーグのクラブは今のうちに売り値を固定させておきたいと考えているのでしょう。

本人が移籍を熱望しており、アーセナルとの契約延長交渉に応じる気がないのなら、インテルの希望に近い条件で着地するのではないかと思われます。いやー、さすがはファッションアイコン。冬に噂になっていたパリ・サンジェルマンがハキミを選んでNGとなったら、次のチョイスはミラノですか。パリコレクション、ミラノコレクションといえば、あちらの業界ではワールドカップとユーロみたいなものです。

おしゃれ番長としては、ロンドン~ミラノ~パリが正統派のキャリアアップ。セリエAで3年ほどプレイしたら、いよいよリーグアンをめざし、最晩年にニューヨークを押さえれば、プレタポルテコレクションのビッグ4はビンゴとなります。逆算すると、そろそろミラノに行っておかなきゃ、ですね。プレミアリーグ2020-21シーズンの最後の13試合で、出場は3試合のみ。アーセナルにとっても、ベジェリンにとっても、この夏こそが別れのタイミングなのかもしれません。


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