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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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「ガナーズがオファー」「マドリードが引き留め」…ウーデゴーアの去就は、ただいま情報錯綜中!

マルティン・ウーデゴーアに関する最近の報道は、「情報が錯綜している」「未来は不透明」といった言葉がぴったりです。スペインの「マルカ」は、「レアル・マドリードにおける将来に疑問を抱き、ポジティブな気持ちになっていない」とレポート。これに対して、アーセナルの地元の「フットボールロンドン」は、「ダニ・セバージョスが足首の靭帯断裂で長期離脱となるため、レアル・マドリードはウーデゴーアをサンティアゴ・ベルナベウに留める可能性がある」と報じています。

「アーセナルは、ウーデゴーアの移籍を希望しているが、レアル・マドリードはノルウェー人を放出するかどうかを検討中」と伝えているのは「talkSPORTS」。プレミアリーグのクラブが4230万ポンド(約64億円)を拒否されたといい切っているメディアもあります。さまざまな憶測が飛び交っていますが、「アーセナルは獲りたがっている」「ウーデゴーアは退団を検討している」「レアル・マドリードは決断を保留している」という3点は間違いなさそうです。

カルロ・アンチェロッティを招聘したスペインの名門の状況をチェックすると、2014-15シーズンに16歳157日でクラブ史上最年少のラ・リーガデビューを果たした天才MFがモチベーションのキープに苦しむのもよくわかります。入団以来、7シーズンでリーグ戦出場はたったの8試合。ヘーレンフェーン、フィテッセ、レアル・ソシエダ、アーセナルと武者修行を5シーズンも繰り返してもなお、レギュラーポジションを争える気配はありません。

アンチェロッティの主力メンバーは、カゼミーロ、モドリッチ、トニ・クロース、バルベルデ。トニ・クロースが鼠径部の負傷で1ヵ月の戦線離脱となり、ダニ・セバージョスも9月の復帰は微妙といわれていますが、彼らが戻ればまたもや出番を失ってしまうかもしれません。

既に22歳。プレミアリーグでは、同い年のメイソン・マウントがレギュラーで活躍しており、ひとつ年上のラシュフォードはリーグ戦179試合55ゴール30アシストという実績を残しています。焦りが募るプレーメイカーが、戦うステージの見直しに踏み切ったとしても、何の不思議もありません。

中盤に負傷者が発生したレアル・マドリードは、ウーデゴーアを引き留める可能性があると報じられていますが、多くのメディアが「本人が移籍を希望したら、ドアを開く」とみています。レスターのジェームズ・マディソンが6000万ポンドから下がらず、ノルウェー代表のキャプテンがチームを出ると決断すれば、アルテタ監督とエドゥTDは全力で獲得をめざすのではないでしょうか。

退団、残留、移籍、引き留めとさまざまな言葉がメディアの見出しを飾っていますが、プレミアリーグが開幕節を終えれば、デッドラインデーまで2週間となります。ジェームズ・マディソンは悠々とレスターに残り、何だかんだでフセム・アワールがノースロンドンにやってくると予想していたのですが、ウーデゴーアから目を離してはいけないようです。どうなるか、見てみましょう。


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“「ガナーズがオファー」「マドリードが引き留め」…ウーデゴーアの去就は、ただいま情報錯綜中!” への2件のフィードバック

  1. イレブン より:

    ウーデゴーアはレアルマドリードに残るにしてもアーセナルへ移籍するにしても楽しみ。WOWOWに加入中のためプレイを観たいので残って欲しいところもあるけど、アーセナルでスタメンでたくさん試合に出てくれ!

  2. にし より:

    ここまでの補強が及第点と思っていますが、守備陣も大切だけど、ベンゲルさんからのグーナーとしては、やっぱり前の充実しなければ。
    マディソンも良いけど、やっぱりロウとの若武者二人の共演が観たい。
    リーガには悪いですが、プレミアの方が今年は良いと思います。
    オプション付きのローンでも良いからエドゥさんには頑張ってもらいたいところです。

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