2021.12.31 移籍ニュース2021-22移籍ニュース
いよいよ冬のマーケット開幕!プレミアリーグの補強最新トピックス!
プレミアリーグ2021-22シーズンは、年末のゲームをもって20節までが完了しているはずでした。しかし実際は、年末のコロナウイルスの感染拡大によって、バーンリーは16試合しか消化しておらず、トッテナム、エヴァートン、ワトフォードは17試合に留まっています。複数の主力が感染したチェルシー、リヴァプール、アーセナルなどのチームも、少なからず影響を受けたはずです。
年が明けると、プレミアリーグ名物のニューイヤーズデー開催があります。最注目カードは、アーセナルVSマンチェスター・シティ。オミクロン株の蔓延によって冨安健洋を欠いた4位チームと、ロドリがいない昨季王者は、どちらのダメージが大きいのでしょうか。プレミアリーグファンとしては、主力の不在が「たら・れば」にならないエキサイティングなゲームを期待したいところです。
そしてもうひとつ、新年から始まる注目のイベントは、冬のトランスファーマーケットです。マンチェスター・シティは、既にフェラン・トーレスをバルセロナに売却済み。移籍金は4670万ポンド(約72億6000万円)で、アドオン840万ポンド(約13億円)もほぼ確実に手に入るといわれています。2020年8月にバレンシアに支払ったのは、2000万ポンド。プレミアリーグ28試合9ゴール3アシストの選手を2.5倍の値段で売却するという話は、悪くないディールに見えます。
プレミアリーグ10連勝で首位を快走するチームは、代役となるストライカーを獲得するのでしょうか。候補として挙がっているアーリング・ブラウト・ハーランドとドゥシャン・ヴラホヴィッチは、いずれも夏のターゲット。将来性がある若手を引き入れても、後半戦のスカッドには加えられないと見切っているペップは、次のマーケットで勝負と考えているのではないでしょうか。
クリスティアーノ・ロナウド、ラファエル・ヴァラン、ジェイドン・サンチョを加えたばかりのマンチェスター・ユナイテッドは、アマドゥ・ハイダラ、ブバカル・カマラ、タイラー・アダムス、ルベン・ネヴェスなど中盤センターの選手が獲得候補と伝えられています。
ラルフ・ラングニック監督は、「選手は不足しておらず、冬のマーケットについては話し合っていない」と補強を否定。ファン・マタ、リンガード、ファン・デ・ベーク、カバーニなど、出場機会が少ない選手の去就がメディアの見出しになりそうです。次のビッグディールは、パリから新監督を招聘するといわれている夏以降でしょう。
アフリカネーションズカップにサラーとマネを持っていかれるリヴァプールは、ウルヴスのアダマ・トラオレ、ハマーズのボーウェン、ポルトのルイス・ディアスを狙っているといわれています。南野、ジョッタ、フィルミーノ、チェンバレンが元気なクラブは、オリギの負傷が癒えれば動かないのではないでしょうか。
直近のゴシップをチェックしてみると、ジュード・ベリンガム、ロレンツォ・ペッレグリーニ、ユーリ・ティーレマンス、カルヴァン・フィリップス、イヴ・ビスマなど、1月に交渉するのは難しそうなセントラルMFの名前が目立ちます。カーティス・ジョーンズとハーヴェイ・エリオットが戻ってくれば、薄くなっていた中盤も問題なし。秘かに期待しているのは、パリにフィットしていないジニ・ワイナルドゥムの復帰ですが…。
ロンドン勢のニュースで気になるのは、アーセナルのストライカー問題、チェルシーの左サイド、デル・アリの去就です。バルセロナがフェラン・トーレスを押さえてから、高給のオーバメヤンを獲ろうとするクラブの話は途絶えており、残留する可能性が高くなっているようです。夏に契約が切れるラカゼットとエンケティアに納得できるオファーがあれば、新たなストライカー獲得の動きが加速するかもしれません。
「冨安のバックアッパーとしてタリク・ランプティを獲る」「フィリペ・コウチーニョをローンで引き入れる」などの噂もありますが、右SBはベン・ホワイトがカバーでき、2列めを入れるならヤングスターを物色するはずです。チルウェルがシーズンアウトとなりそうなチェルシーの左WBや、枚数が足りないトッテナムのCBのほうを注視したほうがいいでしょう。
マルコス・アロンソしかいないポジションを強化したいブルーズのアイデアは、ACミランのテオ・エルナンデス獲得か、ベニテス監督と折り合いが悪いリュカ・ディーニュのローン移籍。CBにキンペンベやデ・リフト、右サイドにセルジーニョ・デストなどの名前が挙がっていますが、彼らはアスピリクエタとリュディガーの身の振り方が決まってから交渉スタートでしょう。
スパーズは、バルセロナのクレマン・ラングレを狙っているといわれています。プレミアリーグで出番を増やしつつあるデル・アリは、チームを離れるのでしょうか。エンドンベレかデル・アリが退団となれば、2940万ポンドと報じられているユーヴェのデヤン・クルゼフスキにアプローチするのではないかと思われます。
ポグバ、ファン・デ・ベーク、カバーニ、リンガード、フェルナンジーニョ、アスピリクエタ、リュディガー、ルカク、オーバメヤン、ラカゼット、ロリス…夏にクラブを出ると噂されているビッグネームが多いため、この冬は特定のポジションの即戦力採用のみとなりそうな雲行きですが、ファンのテンションを上げるサプライズはあるのでしょうか。優勝争いやTOP4争奪戦の状況をお伝えするとともに、マーケットの動向も随時レポートいたします。
「偏愛的プレミアリーグ見聞録」の2021年の記事は、これが最後となります。日々お読みいただいている方々、貴重なコメントをくださったプレミアリーグマニアのみなさま、1年間ありがとうございました。新年も変わらず、プレミアリーグの話題をお届けできればと思います。2022年も、どうぞよろしくお願いいたします。
年が明けると、プレミアリーグ名物のニューイヤーズデー開催があります。最注目カードは、アーセナルVSマンチェスター・シティ。オミクロン株の蔓延によって冨安健洋を欠いた4位チームと、ロドリがいない昨季王者は、どちらのダメージが大きいのでしょうか。プレミアリーグファンとしては、主力の不在が「たら・れば」にならないエキサイティングなゲームを期待したいところです。
そしてもうひとつ、新年から始まる注目のイベントは、冬のトランスファーマーケットです。マンチェスター・シティは、既にフェラン・トーレスをバルセロナに売却済み。移籍金は4670万ポンド(約72億6000万円)で、アドオン840万ポンド(約13億円)もほぼ確実に手に入るといわれています。2020年8月にバレンシアに支払ったのは、2000万ポンド。プレミアリーグ28試合9ゴール3アシストの選手を2.5倍の値段で売却するという話は、悪くないディールに見えます。
プレミアリーグ10連勝で首位を快走するチームは、代役となるストライカーを獲得するのでしょうか。候補として挙がっているアーリング・ブラウト・ハーランドとドゥシャン・ヴラホヴィッチは、いずれも夏のターゲット。将来性がある若手を引き入れても、後半戦のスカッドには加えられないと見切っているペップは、次のマーケットで勝負と考えているのではないでしょうか。
クリスティアーノ・ロナウド、ラファエル・ヴァラン、ジェイドン・サンチョを加えたばかりのマンチェスター・ユナイテッドは、アマドゥ・ハイダラ、ブバカル・カマラ、タイラー・アダムス、ルベン・ネヴェスなど中盤センターの選手が獲得候補と伝えられています。
ラルフ・ラングニック監督は、「選手は不足しておらず、冬のマーケットについては話し合っていない」と補強を否定。ファン・マタ、リンガード、ファン・デ・ベーク、カバーニなど、出場機会が少ない選手の去就がメディアの見出しになりそうです。次のビッグディールは、パリから新監督を招聘するといわれている夏以降でしょう。
アフリカネーションズカップにサラーとマネを持っていかれるリヴァプールは、ウルヴスのアダマ・トラオレ、ハマーズのボーウェン、ポルトのルイス・ディアスを狙っているといわれています。南野、ジョッタ、フィルミーノ、チェンバレンが元気なクラブは、オリギの負傷が癒えれば動かないのではないでしょうか。
直近のゴシップをチェックしてみると、ジュード・ベリンガム、ロレンツォ・ペッレグリーニ、ユーリ・ティーレマンス、カルヴァン・フィリップス、イヴ・ビスマなど、1月に交渉するのは難しそうなセントラルMFの名前が目立ちます。カーティス・ジョーンズとハーヴェイ・エリオットが戻ってくれば、薄くなっていた中盤も問題なし。秘かに期待しているのは、パリにフィットしていないジニ・ワイナルドゥムの復帰ですが…。
ロンドン勢のニュースで気になるのは、アーセナルのストライカー問題、チェルシーの左サイド、デル・アリの去就です。バルセロナがフェラン・トーレスを押さえてから、高給のオーバメヤンを獲ろうとするクラブの話は途絶えており、残留する可能性が高くなっているようです。夏に契約が切れるラカゼットとエンケティアに納得できるオファーがあれば、新たなストライカー獲得の動きが加速するかもしれません。
「冨安のバックアッパーとしてタリク・ランプティを獲る」「フィリペ・コウチーニョをローンで引き入れる」などの噂もありますが、右SBはベン・ホワイトがカバーでき、2列めを入れるならヤングスターを物色するはずです。チルウェルがシーズンアウトとなりそうなチェルシーの左WBや、枚数が足りないトッテナムのCBのほうを注視したほうがいいでしょう。
マルコス・アロンソしかいないポジションを強化したいブルーズのアイデアは、ACミランのテオ・エルナンデス獲得か、ベニテス監督と折り合いが悪いリュカ・ディーニュのローン移籍。CBにキンペンベやデ・リフト、右サイドにセルジーニョ・デストなどの名前が挙がっていますが、彼らはアスピリクエタとリュディガーの身の振り方が決まってから交渉スタートでしょう。
スパーズは、バルセロナのクレマン・ラングレを狙っているといわれています。プレミアリーグで出番を増やしつつあるデル・アリは、チームを離れるのでしょうか。エンドンベレかデル・アリが退団となれば、2940万ポンドと報じられているユーヴェのデヤン・クルゼフスキにアプローチするのではないかと思われます。
ポグバ、ファン・デ・ベーク、カバーニ、リンガード、フェルナンジーニョ、アスピリクエタ、リュディガー、ルカク、オーバメヤン、ラカゼット、ロリス…夏にクラブを出ると噂されているビッグネームが多いため、この冬は特定のポジションの即戦力採用のみとなりそうな雲行きですが、ファンのテンションを上げるサプライズはあるのでしょうか。優勝争いやTOP4争奪戦の状況をお伝えするとともに、マーケットの動向も随時レポートいたします。
「偏愛的プレミアリーグ見聞録」の2021年の記事は、これが最後となります。日々お読みいただいている方々、貴重なコメントをくださったプレミアリーグマニアのみなさま、1年間ありがとうございました。新年も変わらず、プレミアリーグの話題をお届けできればと思います。2022年も、どうぞよろしくお願いいたします。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
今年も365日間、ありがとうございました。
新鮮かつ上質な情報を届けて下さり、お陰様で置いて行かれずにPLを楽しむことができています。過密日程と時差で日々ご無理をされているかと思います、お身体どうかご自愛ください。
ゼロトップで首位。アグエロに加えてトーレスまで放出容認。ペップがFWのポジションをどう見ているのか、大変興味深いです。
今年も楽しい記事をたくさん、ありがとうございました。観戦したあとに、試合がない日でも、いつも楽しみにしています。良いお年をお迎え下さい。