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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

クリスタル・パレスか、エヴァートンか。ローン移籍間近のファン・デ・ベークが選ぶのは…!?

ウルヴスのアダマ・トラオレは、バルセロナへのローン移籍が決定。買い取りオプションが付いており、このまま母国スペインに帰還となる可能性があります。プレミアリーグのドリブル業界は、サン=マクシマンの独壇場になるのでしょうか。キャラが立ちまくっていた馬車馬の移籍に、寂しさを禁じ得ないプレミアリーグファンが多いのではないかと思います。アンディ・ロバートソンがブンブン振り回されるゲームなど、そうそう見られるものではありません。

さて、現在最も出口に近いと目されているのは、マンチェスター・ユナイテッドのファン・デ・ベークでしょう。地元メディア「マンチェスター・イブニングニュース」は、レッド・デヴィルズが提示したローン移籍の条件を呑んだクラブが3つあると報じています。

サミュエル・ラックファースト記者は、「Crystal Palace, another Premier League club and an unknown overseas」という微妙な表現で寸止めしていますが、トランスファーマーケットの動向に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏が「バレンシアは撤退。クリスタル・パレスとエヴァートンの一騎打ち」と明言。「ランパードがサインする予定となっているエヴァートンに、ドニーを試してもらいたい」といっています。

アヤックスに在籍していた2018-19シーズンは、エールディヴィジで34試合9ゴール10アシスト、2019-20シーズンは23試合8ゴール6アシスト。オランダ代表の主軸となると期待されていたMFを、4000万ポンドで獲得できるという話は、安いお買い物に感じられました。

マンチェスター・ユナイテッドには、ブルーノ・フェルナンデスとポール・ポグバというアンタッチャブルな存在がいたものの、6番、8番、10番をこなせる彼は、どちらかが不在なら穴を埋めてくれるものと思われました。2020-21シーズンの開幕節、0-2で負けていたクリスタル・パレスとのホームゲームでデビュー戦ゴール。この一撃が、シーズンで唯一の輝きになるとは誰も思わなかったでしょう。

初年度は、プレミアリーグ15試合1ゴール1アシスト。今季は未だ先発ゼロで、8試合1ゴール。ポグバが長期離脱となっても、指揮官がラルフ・ラングニックに代わっても、彼の出番は増えませんでした。ローン移籍に近づいていると書いた地元メディアの記者は、「プレミアリーグに必要なフィジカルを欠いていた」と指摘しています。

クリスタル・パレスか、エヴァートンか。マンチェスター・ユナイテッドはどちらでもOKで、決めるのは本人という状況のようです。私は、ヴィエラ推し。ひとたび見切った選手を起用しないランパードはリスキー…いや、エヴァートンの新監督はまだ発表されていませんね。いずれにしても、48時間以内に結論が出ます。新天地で自らのプレースタイルを取り戻し、マンチェスター・ユナイテッドの新監督の下で復活というストーリーを期待しています。


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