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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

レッズはラムゼイ、スパーズはイヴ・ビスマ、アーセナルはファビオ・ヴィエイラ…全員、決定間近!

リヴァプール、トッテナム、アーセナルが、先を争うようにして新戦力の獲得に近づいています。昨季プレミアリーグの準優勝チームが獲得合意に漕ぎ着けたのは、アバディーンの右SBカルヴァン・ラムゼイ。スコットランドU-21代表に食い込んだ18歳の逸材は、突破力を武器にチームの主軸を担っており、2021-22シーズンは公式戦33試合1ゴール9アシストというスタッツを残しています。

スコットランドのフットボールライター協会が選ぶ年間最優秀若手選手に輝いたラムゼイには、それなりのタグが付いているのかと思いきや、リヴァプールがアバディーンに支払う移籍金は400万ポンド。アドオンの250万ポンドを足しても、10億円程度です。

1980年代にカップウィナーズカップ制覇とリーグ連覇を果たした古豪にとって、選手の売却による400万ポンドはクラブレコード。ダルウィン・ヌニェスに8500万ポンドを費やしたCLファイナリストとは別世界です。クラブに多大な収益をもたらしたSBは、メディカルチェックと契約締結のために、近日中にマージーサイドを訪れると報じられています。

レッズのニュースの2時間後、「スカイスポーツ」のトランスファーライブが、トッテナムが獲得をめざしているセントラルMFがメディカルチェックを完了と配信しました。ブライトンの中盤を仕切るイヴ・ビスマ。昨季プレミアリーグで26試合1ゴール2アシストのマリ代表は、トレーニンググラウンドの敷地内にあるホテル「ザ・ロッジ」に滞在し、チェックをクリアしています。

移籍金は、ガナーズ移籍が噂されていたときより安い2500万ポンド。アドオンを入れても3500万ポンド(約57億円)だそうです。長期間のリサーチで意向を把握し、ここぞというタイミングで話をまとめたスカウティングによる勝利。来季のスパーズは、取りこぼしの少ないチームにバージョンアップするのではないでしょうか。

3つめのトピックスはアーセナルです。ガブリエウ・ジェズスを獲得すべく、交渉を継続中といわれているノースロンドンのクラブは、中盤の選手を先に決めるかもしれません。「BBC」のサイモン・ストーン記者が「既にメディカルチェックが予定されている」と伝えたのは、ポルトの逸材ファビオ・ヴィエイラです。

昨季プリメイラリーガで27試合6ゴール。先発出場は15試合ながら、リーグTOPの14アシストを決めています。ポルトガルU-21代表では21戦13発で、昨年のU-21欧州選手権の最優秀選手!プレーメイカー、セカンドストライカー、フォルスナイン、インサイドをこなす22歳を獲るために必要な移籍金は、「スカイスポーツ」が3500万ポンド、「ガーディアン」は3000万ポンドと報じています。

直前まで情報がなかったイヴ・ビスマのスパーズに驚かされた直後、ガナーズも鮮やかな速攻を披露しました。マット・ターナー、マルキーニョスにファビオ・ヴィエイラと来て、ジェズス&ティーレマンスまでいければ、グーナーはテンションMAXでしょう。

三者三様の新戦力獲得は、いずれもお買い得価格。これは、やばい。7月になる前に、ヨーロッパリーグ確定とハンコを捺されたような気分です。マンチェスター・ユナイテッドの最新ニュースは…「ガリー・ネビルが動きが鈍いクラブに懸念を表明」って、どないやねん!


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“レッズはラムゼイ、スパーズはイヴ・ビスマ、アーセナルはファビオ・ヴィエイラ…全員、決定間近!” への1件のコメント

  1. だぁじりん より:

    マンチェスター・ユナイテッドはね、公式が6月10日の時点で「移籍市場がオープン」ってアナウンスしてたから…
    真面目だから、そこから交渉を始めたんだよきっと…

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