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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ストライカーは発表目前!今のアーセナルにジェズスとリサンドロ・マルティネスが必要な理由。

「BBC」のサイモン・ストーン記者が「ガブリエウ・ジェズスはメディカルチェックを受けている」と報じた3時間後、「スカイスポーツ」のライブブログが「チェックは完了。まもなくガナーズの選手として発表される予定」という速報を配信。25歳のブラジル代表に数ヵ月前からアプローチしていたアーセナルが、鮮やかなポール・トゥ・ウィンを目前にしています。

マンチェスター・シティで過ごした6シーズンで公式戦236試合95ゴール、プレミアリーグ159試合58ゴール。アルテタ監督の下でプレイしたがっていたストライカーの移籍金は、4500万ポンド(約75億円)です。30歳になったサディオ・マネのバイエルン移籍は最大3500万ポンド。ジェズスの年齢を考慮すると、ガナーズのお買い物は妥当なお値段なのではないでしょうか。

4月末に「4 reasons Arsenal should sign Man City striker」と題した記事をリリースしたのは、「イブニング・スタンダード」のサイモン・コリングス記者でした。プレミアリーグ経験があり、アルテタのシステムを熟知しており、パス&シュートのクオリティとサイドにもまわれるユーティリティも魅力です。執拗なプレッシングとスペースを創る力を加味すれば、今のガナーズにとって最適な補強といえるのではないでしょうか。

懸案だったストライカーを首尾よく押さえたクラブは、アヤックスのリサンドロ・マルティネス獲得においてもトップランナーと目されています。180cmに満たない小柄なCBも、アーセナルにうってつけの人材でしょう。

2021-22シーズンのスタッツを見ると、90分あたりのパス本数82.3本はリーグNo.1。欧州の主要7リーグで、ファイナルサードへのパス成功13.4本という彼の記録を上回るのは、アレクサンダー=アーノルドやチアゴ・アルカンタラなど5人のみです。空中戦の勝率は70%以上で、ボックス内から打たれたシュートはリーグ最少。アタッカーにチャンスを与えない堅実な守備によって、「アムステルダムの解体屋」と呼ばれています。

「スカイスポーツ」のサッカージャーナリスト、サム・ブリッツさんは「アーセナルの左CBの座をガブリエウと争うことになりそうだが、このアルゼンチン人の多様性は、他のエリアでも活動できることを意味する」と評価。負傷が多いキーラン・ティアニーの穴を埋めつつ、グラニト・ジャカの代役もうまくやってくれるはずと主張しています。

2600万ポンドを拒否されたアーセナルは、3500万ポンドのオファーを提示。マンチェスター・ユナイテッドの追撃を許さない速攻で、サインに辿り着きたいところです。意中の選手を次々に射止めているエドゥTDの立ち回りに注目しましょう。

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