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リサンドロ・マルティネスに続くマン・ユナイテッドVSアーセナル第2弾はユーリ・ティーレマンス!?

アヤックスCBリサンドロ・マルティネスの争奪戦を繰り広げているマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルは、中盤の補強でもバッティングしていると報じられています。両者のターゲットは、レスターのユーリ・ティーレマンス。マン・ユナイテッドは3年前に獲りにいっており、ガナーズはこの夏の最有力候補と目されていました。

アーセナルへの移籍が取り沙汰されながら、しばらく名前が出てこなくなっていたベルギー代表が再び注目を集めるようになったのは、マンチェスターとノースロンドンの状況が変わったからです。

マンチェスター・ユナイテッドは、最重要ターゲットのフレンキー・デ・ヨングを獲れる見通しとなり、次の候補に目を移しています。対するアーセナルは、ハフィーニャ獲得に失敗したため、元々狙っていたMFに目線を切り替えたといわれています。

「アスレティック」でアーセナルの特派員を務めるジェームズ・マクニコラスさんは、「ターゲットのひとつがテーブルから外れたので、レスター・シティの選手の確保という以前の関心を再燃させてもおかしくない」とコメント。「アーロン・ラムズデールへの関心が冷めた後、再び迅速に動き出したクラブにとって珍しいことではない」と指摘しています。

これに対して、「マンチェスターイブニングニュース」のジョージ・スミス記者は、「マンチェスター・ユナイテッドはさらなる中盤の強化を目論んでおり、テン・ハフ監督はティーレマンスに興味を抱いている」と伝えています。

このバトルは、「ガナーズが早期獲得をめざせば勝利」となるのではないでしょうか。アルテタ監督とエドゥTDは元より本気。しかしマン・ユナイテッドには、エリクセンの結果待ちという雰囲気が漂っています。

「マンチェスターイブニングニュース」が紹介しているティーレマンスのコメントを読むと、「夏に将来について決断を下す」と明言しているプレーメイカーの選択基準は、声をかけてきたクラブの本気度なのではないかと思われます。

「あまり考えないようにしている。自分のパフォーマンスに集中するようにしているんだ。でも、彼らが僕の将来について話すなんて、すごいことだね。毎日、違うクラブの名前が出ている」

「まだ1年残っているのに、今季で契約が切れると思われているような気がする。ここ(=レスター)はいい。ここで暮らすのが好きだ。子どもたちは学校に通っている。フットボールもそれ以外もハッピーだね。レスターには野心がある」

「将来について、とても冷静に考えている。契約は2023年まで残っており、絶対に出たいというわけでもない。まだ決断していない。もう1年いるとなったら、喜んでそうするよ。クラブは、僕にとって本当に素晴らしい存在。彼らは僕と同じように、プロフェッショナルであり続けている。これからも、それは変わらない」

マーケット事情に詳しいデヴィッド・オーンスタインさんは、「アーセナルはティーレマンスを諦めていない。競争が激しいディールにフォーカスし、後回しにしている」といっていました。ハフィーニャ獲得をめざすチェルシーがリーズと合意というニュースは、次の戦いの始まりを告げるホイッスルとなるのでしょうか。

プレミアリーグ2021-22シーズンの直接対決は、両者ともホームで勝って1勝1敗。リサンドロ・マルティネス&ティーレマンスも、何とか1勝1敗に持ち込みたいのですが…。期待よりも不安が先立つ今日この頃であります。


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