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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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大物ストライカーの噂が飛び交う激動の夏!レヴァンドフスキとロナウドは移籍するのか!?

キリアン・ムバッペを残留させたパリ・サンジェルマンは、レヴァンドフスキ獲得を画策。ウスマン・デンベレとよりを戻すといわれているバルセロナも、インテルにルカクを貸し出したチェルシーも、やはりレヴェンドフスキを狙っていると伝えられています。新オーナーのトッド・ベイリーがファンと伝えられたクリスティアーノ・ロナウドは、トゥヘル監督が難色を示しているようです。

ワールドカップカタール大会を目前にした2022年の夏は、大物ストライカーが激しく動く季節となりそうです。1年前にハリー・ケインを獲りそこなったマンチェスター・シティが、ドルトムントからアーリング・ブラウト・ハーランドをゲット。エースを持っていかれたドルトムントは、アヤックスからセバスティアン・アレ、リヴァプールはベンフィカのダルウィン・ヌニェスと、2人のリーグ得点王が引き抜かれています。

景気がいいのは、ヤングスターを獲得したプレミアリーグの2強だけではありません。プレミアリーグでは、ロンドン勢も負けじと強化を進めており、アーセナルはガブリエウ・ジェズス、トッテナムはリシャルリソン。チェルシーはもちろん、マンチェスター・ユナイテッドもエースが移籍となれば、代役を獲りにいくはずです。

今後のトランスファーマーケットにおいて、キーマンとなるのは、移籍を志願していると報じられた3人でしょう。レヴァンドフスキ、クリスティアーノ・ロナウド、ネイマール。動く可能性が最も高いのはブンデスリーガの得点王で、ネイマールの高額サラリーを払えるのはチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドぐらいでしょう。

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、既にバイエルンにオファーを提示したと明言。「キッカー」によると、ドイツ王者は33歳のベテランを1年引っ張って、後釜にハリー・ケインを据えたいようです。レヴァンドフスキに、残留という選択肢はあるのか。バルサ移籍となれば、バイエルンはつなぎとしてクリスティアーノ・ロナウドに目を向けるかもしれません。

チャンピオンズリーグに出たいロナウドとしては、優勝をめざせるバイエルンなら即答でOKでしょう。4大リーグを制覇してキャリアを終えるというプランは魅力的です。こうなると、トッド・ベイリーオーナーとトゥヘル監督は無理をせず、スターリング、カイ・ハヴェルツ、アルマンド・ブロヤで前線をまわし、最終ラインに投資を集中させるのではないでしょうか。

マンチェスター・ユナイテッドにとっては、レヴェンドフスキを押さえたいバルサがフレンキー・デ・ヨングの移籍を容認し、めぼしいオファーがなかったロナウドが残留を決意するという着地がベストでしょう。トランスファーウインドウで後手にまわっているクラブがエースを手離すとなれば、モナコのウィサム・ベン・イェデルとユーヴェを退団したディバラ以外に、これといった代役候補は見当たりません。

大物ストライカー関連のニュースがやっかいなのは、何を書いてもインパクトがあるため、微妙なネタの比率が高いことです。バイエルンがハリー・ケインは、さすがにないでしょう。激動となるか、予想に反して静かな夏になるかは、レヴァンドフスキ次第。マンチェスター・ユナイテッドも巻き込まれる可能性大です。よって予想は、やめておきましょう。どう転んでも、明るい未来が見えないのですが…。


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