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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

レッズとスパーズ順調、マンチェスターは微妙…プレミアリーグのビッグ6・補強&売却の中間報告!

2022年の夏は、激動の季節。プレミアリーグのビッグ6から移籍した選手だけで、チャンピオンズリーグの上位進出が狙えるチームを作れそうです。さっそく、やってみましょう。

GKディーン・ヘンダーソン、DFリュディガー、マヴロパノス、クリステンセン、MFポグバ、フェルナンジーニョ、リンガード、ベルフワイン、FWスターリング、ガブリエウ・ジェズス、マネ

3-4-3です。いかがでしょうか。最前線はジェズスとルカクで迷いました。両者ともに、昨季プレミアリーグ8ゴール。であればアシストゼロより、8アシストのチームプレーヤーを優先すべきでしょう。このほかにも、ネコ・ウィリアムズ、グエンドゥジ、ドリンクウォーター、マタ、マティッチ、ラカゼット、オリギ、南野拓実、カバーニといった素晴らしい顔ぶれがクラブに別れを告げています。

さらにジンチェンコ、ベジェリン、アスピリクエタ、アレックス・テレス、マルコス・アロンソ、ギュンドアン、ルーカス・トレイラ、ハリー・ウィンクス、チェンバレン、ニコラ・ペペ、ツィエク、アルマンド・ブロヤ、クリスティアーノ・ロナウドは、潜在的な離脱候補です。アスピリクエタとジンチェンコが移籍となれば、3-4-3より4-3-3のほうが強そうですね。

さて、ビッグネームが続々と動いているプレミアリーグですが、ビッグ6の補強はどこまで進んでいるのでしょうか。現状をみると、完成に近づいているのはリヴァプールとトッテナム。チェルシーとマン・シティは主力が抜けた穴を埋めなければならず、アーセナルとマン・ユナイテッドは最重要ポジションが決まっていません。

ダルウィン・ヌニェス、ファビオ・カルヴァーリョ、カルヴィン・ラムゼイを獲ったリヴァプールは、ほぼ店仕舞い。チェンバレンが抜けたら、中盤をちょい足ししてFIXでしょう。ペリシッチ、フォースター、イヴ・ビスマ、リシャルリソン、ラングレと、充実の補強を済ませたトッテナムは、WBとCBを強化する可能性があります。

ストライカーとCBが抜けたチェルシーは、スターリングとクリバリだけでは不安でしょう。マン・シティからナタン・アケを呼び戻し、サイドを守れるタレントを引き入れたうえで、ルカクの後釜となる点取り屋を加えたいところです。ロナウドは指揮官が拒否と報じられたクラブは、レヴァンドフスキを狙うのでしょうか。市場に出ている即戦力は、さほど多くはありません。

スターリングとジェズスを売却したマン・シティは、ジンチェンコとナタン・アケも失う可能性があります。アーリング・ハーランドとカルヴァン・フィリップスに1億ポンドを費やしたものの、ペドロ・ポロ、バズヌ、板倉滉、ラビアの売却もあって、これまでの収支は3000万ポンドほどプラスです。締め切り間際に最後のサプライズを巻き起こすのは、彼らなのかもしれません。

マンチェスター・ユナイテッドは、懸案の中盤センターに加えたいフレンキー・デ・ヨングの獲得交渉が難航。クラブ間合意に至りながら、本人が難色を示しているといわれています。タイレル・マラシア、エリクセン、リサンドロ・マルティネスは納得感がある補強ですが、ポグバやマティッチの後釜と最前線がはっきりしない限り、期待は高まらないでしょう。

同じポジションを強化したいアーセナルは、ユーリ・ティーレマンスとルーカス・パケタを天秤に乗せているのでしょうか。ガブリエウ・ジェズス、マット・ターナー、ファビオ・ヴィエイラ、マルキーニョスまでは順調。余剰戦力の売却と中盤強化、右サイドの補充まで進めば、プレミアリーグのTOP4を奪還する体制が整います。

2022-23シーズンの開幕まで3週間弱、トランスファーウインドウのデッドラインデーまで1ヵ月半となりました。これからの注目ポイントは、沈黙が続く昨季プレミアリーグ王者の動向と、マンチェスター・ユナイテッド&チェルシーの追い込みです。ロナウドは、どうするんでしょうね…。


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