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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ジンチェンコ、入団決定!公式サイトのインタビューと指揮官のコメントをチェック!

子どもの頃からの夢が叶った。大ファンだったんだ。ティエリ・アンリや若い頃のセスク・ファブレガスがプレイしていたとき、アーセナルの試合を観るのが楽しみだった。クラブを愛し始めているし、エキサイトしている。素晴らしいクラブのためにプレイするのを待ち切れない」

オレクサンドル・ジンチェンコが、アーセナルの公式サイトを自らに関する記事で埋めています。速報を配信した「スカイスポーツ」によると、移籍金は最大3200万ポンド。マン・シティでプレミアリーグを4回制した25歳のウクライナ代表は、アルテタ監督について「今回の決断における最も重要な存在」と表現しています。

そしてもうひとり、ガブリエウ・ジェズスの存在も、ガナーズで戦うと決めるうえで大きかったようです。本人曰く、大親友であり相談相手。クラブの雰囲気やチームメイトの情報など、印象的な話によって気分が高まったといっています。

公式サイトのいくつかの記事を読んで、ノースロンドンにやってきたのはティアニーのバックアッパーではなく、トーマスの相棒であり、ジャカの後継者なのではないかと感じました。「監督からGKをやってほしいといわれたら、そこにいるつもり」と語ったパサーは、指揮官と話し合ったという自らの役割については「内緒にしたい。これからわかる」と明言を避けています。

アルテタ監督が買ったのは、左SBや中盤センターをカバーするユーティリティーではなく、若手に背中を見せて引っ張るリーダーシップでしょう。プレミアリーグ通算76試合のレフティについて、「オプションと多様性をもたらすハイレベルなプレーヤー」と評した指揮官は、人間性とフットボールに臨む姿勢をリスペクトしています。

「彼は今、自らのキャリアにおける新たなチャレンジを探すステージにいる。クラブは、彼にチャレンジを提供できる。私もコーチとして、チームでの役割をオファーできる。彼には人間的な資質、強いキャラクター、ゲームにかける情熱がある」

「忘れられないね。シティでのトレーニングでは群を抜いていた。最初にボールを取り出し、いちばん練習し、最も多くを要求し、注目度が高かった。常にハイレベルと最大のポテンシャルを発揮すると決めていた。これは、フットボーラーとして唯一無二の資質だと思う」

彼の定位置はCBの前になると予想していますが、フルバックをまかされたとしても、中央に絞って攻撃の組み立てをサポートするなど、ティアニーとは違う持ち味を発揮してくれるのではないでしょうか。層が薄かったエリアでプレイできるタレントの獲得で、2022-23シーズンのガナーズの全体像が見えてきました。今年こそ、プレミアリーグ開幕からのロケットスタートを期待しましょう。


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