2022.07.23 移籍ニュース2022-23移籍ニュース
リンガードでもブロヤでもなく…ウェストハムが獲得間近に迫っている「ネクスト・ズラタン」とは!?
プレミアリーグのビッグ6を脅かすウェストハムが、マイケル・アントニオ頼みだった最前線の補強に成功したようです。チェルシーのアルマンド・ブロヤかと思いきや、トップリーグの実績では上をいく即戦力。サッスオーロのストライカー、ジャンルカ・スカマッカです。
移籍金3050万ポンド(約50億円)とアドオン500万ポンドで、クラブ間合意と報じたのは「スカイスポーツ」。昨季セリエAで36戦16発のゴールゲッターは、6月にパリ・サンジェルマンが2度のオファーを提示した逸材です。ダルメシュ・シェス記者は、遅咲きのストライカーについて「ネクスト・ズラタンになる可能性を秘めている」と評価しています。
トップリーグデビューは、サッスオーロに加わって10ヵ月を経た2017年10月。18歳だったスカマッカは、冬にセリエBのクレモネーゼに貸し出され、14試合1ゴールという微妙な数字を残して帰ってきました。翌シーズンは、エールディヴィジのズヴォレにレンタルされ、ノーゴール。2019-20シーズンはアスコリで武者修行となり、セリエBで33試合9ゴールと結果を出しました。
セリエAで頭角を現したのは、ジェノヴァにローン移籍した2020-21シーズン。21歳のストライカーはリーグ戦26戦8発、コッパイタリアで3戦4発を記録しています。契約したクラブで初めてフルシーズンを過ごした昨季は、大ブレイクの16ゴール。195cmの長身ながら、アクロバティックなボレーやクレバーなポジショニングからのワンタッチゴールが多く、ズラタンという形容はぴったりです。
ビッグクラブが注目していた逸材を、よくぞ押さえたと拍手したくなるディールですが、スカマッカはプレミアリーグにすんなり溶け込めるでしょうか。ハマーズが高額の移籍金で連れてきたストライカーといえば、4500万ポンドだったセバスティアン・アレを思い出します。
ユトレヒトとフランクフルトでゴールを量産したコートジボアール代表は、プレミアリーグでは2シーズンで10ゴールと期待外れに終わり、移籍したアヤックスで復活。2021-22シーズンは31試合21ゴールでエールディヴィジの得点王に輝き、チャンピオンズリーグでも11発をゲットしました。2シーズンしか実績がなく、イングランドは初めてという選手がコケる可能性を否定できる評論家はいないでしょう。
ギャンブルの要素が強い補強に見えますが、ハマーズのオファーを受け入れたサッスオーロは、近いうちにビッグクラブにステップアップすると確信しているようです。5000万ユーロ(約4260万ポンド)を主張しながら、最大3550万ポンドをよしとしたのは、次の移籍が成立した際に10%を得られるセルオン条項を付けられたからでしょう。
本人がイーストロンドンにOKを出せば、ディールは成立します。どこに行っても結果を残したズラタンか?プレミアリーグではからきしだったアレか?デュエルに強く、ゴール前でマーカーの視界から消える動きができる23歳は、ハードなリーグでも鮮やかなゴールシーンを連発してくれるのではないかと期待しています。
移籍金3050万ポンド(約50億円)とアドオン500万ポンドで、クラブ間合意と報じたのは「スカイスポーツ」。昨季セリエAで36戦16発のゴールゲッターは、6月にパリ・サンジェルマンが2度のオファーを提示した逸材です。ダルメシュ・シェス記者は、遅咲きのストライカーについて「ネクスト・ズラタンになる可能性を秘めている」と評価しています。
トップリーグデビューは、サッスオーロに加わって10ヵ月を経た2017年10月。18歳だったスカマッカは、冬にセリエBのクレモネーゼに貸し出され、14試合1ゴールという微妙な数字を残して帰ってきました。翌シーズンは、エールディヴィジのズヴォレにレンタルされ、ノーゴール。2019-20シーズンはアスコリで武者修行となり、セリエBで33試合9ゴールと結果を出しました。
セリエAで頭角を現したのは、ジェノヴァにローン移籍した2020-21シーズン。21歳のストライカーはリーグ戦26戦8発、コッパイタリアで3戦4発を記録しています。契約したクラブで初めてフルシーズンを過ごした昨季は、大ブレイクの16ゴール。195cmの長身ながら、アクロバティックなボレーやクレバーなポジショニングからのワンタッチゴールが多く、ズラタンという形容はぴったりです。
ビッグクラブが注目していた逸材を、よくぞ押さえたと拍手したくなるディールですが、スカマッカはプレミアリーグにすんなり溶け込めるでしょうか。ハマーズが高額の移籍金で連れてきたストライカーといえば、4500万ポンドだったセバスティアン・アレを思い出します。
ユトレヒトとフランクフルトでゴールを量産したコートジボアール代表は、プレミアリーグでは2シーズンで10ゴールと期待外れに終わり、移籍したアヤックスで復活。2021-22シーズンは31試合21ゴールでエールディヴィジの得点王に輝き、チャンピオンズリーグでも11発をゲットしました。2シーズンしか実績がなく、イングランドは初めてという選手がコケる可能性を否定できる評論家はいないでしょう。
ギャンブルの要素が強い補強に見えますが、ハマーズのオファーを受け入れたサッスオーロは、近いうちにビッグクラブにステップアップすると確信しているようです。5000万ユーロ(約4260万ポンド)を主張しながら、最大3550万ポンドをよしとしたのは、次の移籍が成立した際に10%を得られるセルオン条項を付けられたからでしょう。
本人がイーストロンドンにOKを出せば、ディールは成立します。どこに行っても結果を残したズラタンか?プレミアリーグではからきしだったアレか?デュエルに強く、ゴール前でマーカーの視界から消える動きができる23歳は、ハードなリーグでも鮮やかなゴールシーンを連発してくれるのではないかと期待しています。
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