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アーセナルの新CBはガブリエウ・パウリスタ⁉ヴェンゲル監督が「交渉は順調」と発言!

「興味あり」という報道はさまざまあったものの、アーセン・ヴェンゲル監督が、この冬のCB獲得についてオフィシャルに交渉中であることを認めた選手は初めてでしょう。イギリスメディア「スカイスポーツ」は、ビジャレアルのブラジル人CB、24歳のガブリエウ・パウリスタとの交渉について、アーセナルの指揮官が残したコメントを報じています。

交渉は非常に順調だ。これ以上の言葉は必要ではないだろう。最終的に合意にたどり着けるかどうかは、私にはわからないね。2000万ユーロ、ポンドでいえば1500万だ。彼は額面がいくらだろうが、今のチームにとって適切ないい選手だと考えている」

ここで語られている2000万ユーロ(約27億円)という金額は、ガブリエウ・パウリスタがビジャレアルと交わしているバイアウト条項(契約解除できる設定額)のこと。ヴェンゲル監督は、払う気満々。今季、スペインでチャンピオンズリーグ出場権を争っているビジャレアルの最終ラインの中心で、CBだけでなく両SBもこなせる器用なDFに大きな期待をかけているようです。ガブリエウ・パウリスタ自身も、交渉を代理人にまかせていると語っており、「プレミアリーグ移籍は夢だった」と前向きです。ネックがあるとすれば、労働許可証問題。過去2年間、自国代表のゲームの75%以上に出場していない選手はイギリスで働くための許可証を得るのが大変で、ガブリエウ・パウリスタに特例措置が講じられなければ、この話は一気に白紙に戻ってしまいます。

ヴェンゲル監督は、昨日も「この縛りのために17歳のディ・マリアを獲れなかった」「オープンにしようじゃないか。私たちは、人為的な保護はもはやネガティブでしかない世界で生きているんだから」と、労働許可証にまつわるルールの撤廃を訴えていました。今、この話を蒸し返していることからも、ガブリエウ・パウリスタ獲得に対する本気度が窺えます。まだまだ予断は許しませんが、アーセナルの新しいCB獲得が成功することに期待しつつ、進捗をウォッチしていきたいと思います。

ヴェンゲル監督の最近のコメントでびっくりしたのは、先日獲得した17歳のポーランド人MFクリスティアン・ビエリクについて、「ポーランドで長いウインターブレイクを過ごしていたので、フルコンディションに戻すことからスタートしなければならない。3週間は出場できないだろう」と語っていたことです。今季のプレミアリーグで使うことを考えての補強だったのですね!?今回の200万ポンドは、将来に向けての投資だとばかり思っていました。ボディコンタクトがハードなプレミアリーグで、17歳はどこまでやれるのでしょうか。2月~3月のアーセナルは、ノースロンドンダービーを除けば下位との対戦が多いので、ビエリクのプレミアリーグデビューが観られるかもしれません。

冬の移籍市場が締まるまで、あと10日を切りました。週末のめぼしいニュースは、トッテナムのカイル・ノートンのスウォンジー移籍決定と、リヴァプール、トッテナム、マンチェスター・シティによるジェイ・ロドリゲス争奪戦ぐらいでした。チェルシーのモウリーニョは、あらためて「動かない」と宣言しており、マンチェスター・ユナイテッドも噂だけで終わりそうな雰囲気。最後まで何が起こるかわかりませんが、今回は、ウィルフリード・ボニーのマンチェスター・シティ移籍以外は地味に終わるかもしれません。「全員が売却リストに載っている状態」とポチェッティーノ監督が語っていたトッテナムが不気味ですが…。

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“アーセナルの新CBはガブリエウ・パウリスタ⁉ヴェンゲル監督が「交渉は順調」と発言!” への4件のフィードバック

  1. ASAP より:

    ご当地の移民問題に抵触することなのでナイーヴな問題ですが、
    前所属チームにおける国際大会の出場歴や活躍、
    優勝チーム(例:エールディヴィジの優勝チーム)へ所属し、主力であると見なされた場合など
    労働許可証については、実は建前以上にかなり弾力的に運用されているんですよね。

    ただし、Gabriel Paulistaについては、微妙な線であるとはおもいます。
    しかし、全くの無策でプロフェッショナルが動いているとは思えないので
    なにか突破口(前例)があるのではないでしょうか。

    またFrancis Coquelinの伸長著しく、嬉しい誤算になっていますが、
    長らくの懸案であるArsenalのCM&DM問題に関して、
    Real Madrid所属で、幾度となく噂に上がっているSami Khediraではなく、
    くすぶっているIllarramendiというのはどうでしょうか?
    ニーズに対してオフェンシブすぎるかな、という思いもあるのですが。
    一時期の急騰した移籍金もだいぶ落ち着いていますし、
    なによりムッシュ好みの選手のような気がしまして(笑)

  2. プレミアリーグ より:

    ケディラはシティでのフェルナンジーニョのようにオフェンシヴな才能を抑えてでも守備的に振舞ってくれると上手くいきそうなのですが、どうでしょう?
    ビエリクは、まさにイジャラと同じタイプ(でかいアロンソ)という情報を耳にしました。

  3. せお より:

    更新お疲れ様です。

    報道ではガブリエル・パウリスタの他にあともう1人獲得するという噂が…CBなのかDMFなのかそれとも別のポジションなのか…
    あまり期待しないで待ってようと思いますわら

  4. makoto より:

    ガブリエウは線が細いのは気になりますがプレー集を見る限りではなかなか良い選手みたいですね。
    課題だったDMFについてはクランの覚醒と更なる向上に賭けるべきで、
    補強するなら夏に一流どころを狙うべきだと思います。

    —–
    ASAPさん プレミアリーグさん>
    ヴェンゲル監督の余裕たっぷりの口ぶりに、勝算を感じます。イジャラメンディ、おもしろそうですね。

    せおさん ゆうまさん>
    おお、それは楽しみです。若手はビエリクを獲ったので、プラスで獲るなら一流どころがほしいですね。

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