フランク・ランパード、ついにチェルシーと決別!? イギリス紙が「ニューヨーク移籍合意」と報道!
シーズン中から交渉を続けていた来季契約の話は折り合わず。私は、「そうはいっても8月を前にしてもう1回テーブルが設定されて、結局まとまるでしょう」と、最高の功労者を簡単に手離すはずがないという根拠だけで、ランパードのプレミアリーグ残留を楽観視していました。ところが昨日、ついにアメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)所属のニューヨーク・シティFCと、週給15万ポンド(約2550万円)で契約合意となったというニュース。これを伝えたのはイギリス紙「デイリーミラー」で、ニューヨークにはアトレティコ・マドリードのダヴィド・ビジャも同時に入団するようです。ビジャについては、既に本人が移籍するとコメントしています。
ライアン・ギグスのように、ピッチでマイクを握り、オールド・トラフォードを埋め尽くしたサポーターの前でしっかりメッセージを送り、愛するクラブに在籍したままで惜しまれつつキャリアを閉じる幸せな選手もいれば、リオ・ファーディナンドのように、残りたいと公言していたにも関わらず、涙をのんで次の働く場を探す選手もいるのがプロの世界。「功労者に対して、なぜいい花道を用意できないのか」という厳しい声もあるのかもしれませんが、私は、リオを出すと決断したマンチェスター・ユナイテッドもまた、プロフェッショナルとしての仕事を全うしたのだと思います。
ランパードのケースは、チェルシーは体よく出したかったのか、あるいは何とか残そうとしたのか、その思惑まではわかりませんが、少なくともチェルシーのレジェンドは新しいチャレンジに魅力を感じているのではないかと想像します。まだ確定したわけではなく、どんでん返しがあるかもしれませんが、プレミアリーグを盛り上げてくれたイングランド代表MFのアメリカ行きが正式に決まったら、惜しみない拍手をもって送り出したいと思います。
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