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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

アーセナルはビダルを獲る?見送る?…移籍市場の「ホットな二択&三択」結末予想!

カルロス・テベスは、プレミアリーグ復帰ではなく、里帰りを選んだようです。ユーヴェのエース争奪戦で最有力といわれていたリヴァプールのオファーは1000万ポンド(約19億円)と伝えられていましたが、「スポーツ・メディアセット」が報じたユヴェントスとボカ・ジュニオルスの交渉ラインは500万ユーロ(約7億円)。これが事実だとすると、ユーヴェは移籍金収入を捨てて、ボカのアンヘリッチ会長と直接話して合意に至ったテベスの意向を尊重したということになります。決して資金が豊富とはいえないアルゼンチンのクラブだけに、今後のやり取りでひと悶着あるかもしれませんが、セリエAの2年間でリーグ戦39ゴールを決めた功労者にクラブが報いようとするのであれば、最後はほどよい妥協点を見出すのではないでしょうか。この話が決まったら、トップフォームのうちに母国でプレイしたいというテベスの人生の選択と、それを理解して気持ちよく送り出したユーヴェの懐の深さに拍手を送りたいと思います。

さて、そうなると、既にテベスの後釜としてマンジュキッチを押さえて、さらに攻撃的な選手を獲ろうとしているユーヴェにとって、ケディラ獲得で売れる目処が立ったビダルの商談はより重要になるはずなのですが…はい、ここからが本題です。交通事故騒動のビダルはクラブを出るのか出ないのか、リヴァプールの噂の選手は残留か移籍か、などなど、プレミアリーグ絡みで「決着はほぼ二択・三択」となっている移籍話がいくつかあります。本ブログを長く読まれている方は、私が「当たることへの要求が低い予想マニア」(≒単なる噂話好き、もしくは下手の横好き)なのはご存じと思われますが、本日は、巷で話題となっている4つの案件について、大胆に着地を予想してみようという趣向です。多分に推理も入りますが、「確かにあるかも」「いや、それはないやろ!」などと、一緒に楽しんでいただければ幸いです。では、さっそくユーヴェの話からいきましょうか。

■交通事故騒動のビダルをアーセナルは獲る?見送る?

最初のお題はこちらでございます。南米選手権の大会期間中に起きたビダルの酒酔い運転による交通事故がマスコミを騒然とさせておりますが、多くの国のメディアが「レアル・マドリードとマンチェスター・ユナイテッドが獲得競争から降りた」と報じています。シュナイデルラン獲得を進めているマンチェスター・ユナイテッドは、元々ビダルにそんなに色気があったわけでなく、実際に引いたのはレアル・マドリードだけでしょう。選手が事故を起こしただけで両者のスポンサーのアウディやシボレーが過敏に反応することは考えづらく、マドリードが止まったとすれば、ブランド価値や好感度の毀損を怖れたクラブの判断だと思われます。しかし一方で、フェラーリが大破した写真を世界に配信されたユヴェントスは、さすがにフィアットが笑ってすませるわけもなく、ビダルを売りたくて仕方がないでしょう。さて、こうなると、論点はひとつです。残ったアーセナルは右へ倣えで話をご破算にするのか、チャンスとばかりに決めに行くのか?

予想はズバリ、「両者とも見送り、この夏の商談は流れる」です。私は、そもそもビダルについては、アレクシス・サンチェスの代理人でもあるフェリチェヴィッチ氏とガナーズの間で話ができていたところに、レアル・マドリードが「ちょっと待った!」で高いオファーをさらしてきたのだと見ています。アネルカ、バロテッリ、スアレスなど、トラブルメーカーといわれる選手に躊躇せずオファーを出してきたヴェンゲル監督は、今回の件で既にまとまっていた話を壊すなどということはせず、むしろビダルを更生してみせようとばかりに手をさしのべるでしょう。ただし1点、気にしそうなのは、「事故についての今後の調査次第で、ビダルが最大540日の懲役という判決を受ける可能性が残っている」こと。このリスクを勘案して、ヴェンゲル監督は値切りにいくのではないでしょうか。そうなると、賢いユーヴェはユーヴェで「今は株価でいえば底値となる最低なタイミングなのでステイ」という判断をすると推理しました。ビダルの商談が再燃するのは、リスクの有無がみえた1月。これは当たるでしょう!

■ジャクソン・マルティネスはミラン?ガナーズ?それとも…

先週末、ポルトのピント・ダ・コスタ会長が「ジャクソンはミランを選んだ」と明言したとき、話はすんなり決まるものと誰もが思ったことでしょう。ところが、当のジャクソン・マルティネスが「ミラン以外にもいくつかのクラブと交渉しており、じっくり考えたい」とコメント。さらに「ティエリ・アンリは永遠のアイドルで、アーセナルはベストのクラブのひとつ」などと発言したことで、話は混沌とし始めています。

さらに昨日、「マルカ」「アス」のスペイン2紙が「ジャクソンはアトレティコ・マドリードを希望している」とマンジュキッチを放出するクラブの名前をぶち上げ、話は二択から三択へと広がっています。ポルトの会長がフライング気味にミランと発言したのは、資金注入があって補強に積極的になったイタリアの名門がポルトにいい条件を出したのか、あるいはアーセナルが煮え切らなかったのか、いずれかでしょう。とはいえ、最終的に決めるのは、ジャクソン本人のはず。さて、着地はいかに?

私の予想は「アトレティコ・マドリード」です。チャンピオンズリーグ出場権、レギュラーポジション、必死のオファー、彼の母国語であるスペイン語圏のクラブと四拍子揃っているのはここだけですから。ミランは欧州大会出場権がなく、ジルーとポジションを争うのが前提のプレミアリーグのクラブは、相手の会長にミランといわせてしまっていたわけで、本気度も欠けているのではないでしょうか。週明けには、シメオネ監督の写真がメディアを飾る。これは当たるでしょう!

■スターリングはマン・シティ移籍?レッズが守る?

第1ラウンド、3000万ポンド(約58億5000万円)、リヴァプールNG。第2ラウンド、4000万ポンド(約78億円)、やはりNG。マンチェスター・シティのパンチが想定内なのか、びくともしないリヴァプールですが、スターリングを巡る綱引きは結局どうなるのでしょうか。私の予想は、これもズバリ「4600万ポンドでマンチェスター・シティへの移籍決定」です。リヴァプールにとっては、スターリングのプレミアリーグでの実績を考えれば、4000万ポンドでも御の字でしょう。クラブに残りたくない選手を止める気がないことは、後釜候補と目されるブラジル代表MFフィルミーノをチェックしていることからも読み取れます。

そんな彼らがOKといわないのは、「もっと高く指しても売れる」と考えているからにほかなりません。仏頂面で5000万ポンドを繰り返すレッズにとって、今いちばん怖いのは、マンチェスター・シティに「やっぱロス・バークリーにしよっかな、やーめた」と心変わりされることとみます。だとすれば、直近の4000万ポンドに多少色をつけてもらった瞬間、ここだ!とわざと悔しそうな顔をして「4600か…まあ、いいでしょう」と受けるのが大人の交渉術。レッズはいい値段で出せてハッピー、マン・シティも多少は言い分が通ってハッピー。4600万がファイナルアンサー、これは当たるでしょう!

■フィルミーノはリヴァプール?マンチェスター・ユナイテッド?

昨季はホッフェンハイムで33試合7ゴールとチームのリーディングスコアラーとなったフィルミーノ。南米選手権ではオスカルの不在を埋めるべく、ブラジル代表のアタッカーとしてピッチに立ち、力んだのか無人のゴールへのシュートをふかしてしまった23歳ですが、狙っているのはマンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールです。先日、合意報道が出たマン・ユナイテッドに対してリヴァプールが追い上げているといわれる「イングランド・ナショナルダービー」の場外戦は、どちらに軍配が上がるでしょうか。リヴァプールのネックは、スターリングの移籍話が決まらないと動きづらいことでしょう。先にフィルミーノを獲得しようものなら、「スターリング、出す気満々やったんかい!」とマン・シティに足元を見られそうです。代理人がプレミアリーグへの参入を明言しているフィルミーノを獲るのはどっち⁉

予想は、「リヴァプール大逆転」です。マタ、フェライニ、エレーラ、ディ・マリア、ヤヌザイと「10番」に入れる選手が多いマンチェスター・ユナイテッドは、ライバルが出てきたら本気で競りにいかないであろうというのが最大の理由。加えて、ラファエウやディ・マリア、ファルカオといった南米の選手を冷遇し続けたファン・ハール監督が難色を示すであろうというのが理由その2です。バレンシア、ウィリアン、マスチェラーノのように汚れ仕事ができるタイプじゃないと、マン・ユナイテッドのボスは信頼しないのではないかと推測します。レッズが負けるとすれば、スターリングの決着前にマンチェスター・ユナイテッドに速攻を決められたときだけだと思います。今頃、チリで代表の同僚コウチーニョから名門レッズの素晴らしさを聞かされているフィルミーノは、レッズ電撃移籍。これは当たるでしょう!

以上でございますが、3勝1敗なら上々。私がいちばん当てたいのは、4600万ポンドというほどよい数字です(百の位に根拠はありません。サイコロ転がし出た目で…)。マスコミにこの数字が出たら、ブログランキングバナーを押すという形でほめていただければ、ひとりでビール(もちろんバス・ペールエール)を煽って盛り上がりますので、その際はぜひぜひ応援よろしくお願いいたします!

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“アーセナルはビダルを獲る?見送る?…移籍市場の「ホットな二択&三択」結末予想!” への5件のフィードバック

  1. ぜれ より:

    スターリング騒動はリバプールからしたら最悪なのが残留ですね
    スターリングが契約満了まであと2年リバプールで我慢すれば自由に行き先を選べるわけですから
    残留を選択した場合クラブは延長オファーを出すでしょうけどもちろんスターリングは拒否するでしょうし
    にしてもスターリングに4000万ポンドは自国選手の若いアタッカーだからと言っても凄い値段ですね・・・

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    最近忙しくて欧州サッカー分が不足している私にとってこのブログは本当に助かってます。
    これからとおもしろい記事待ってます!!

  3. makoto より:

    ぜれさん>
    同感です。4000万ポンド以上もらえるのであれば、残留は最悪の結果だと思います。

    プレミアリーグ大好き!さん>
    ありがとうございます!がんばります!

  4. より:

    ビダル件は大騒ぎしすぎだと思いますよ。
    ぞもそもチリ代表が彼女同席で自由時間与えたわけですし、
    さらに酒を飲んだビダルは嫁に運転させて事故ですからね。
    ユベントス的には騒ぎ&酒を飲んだ事で問題かもしれません。セリエのクラブは30過ぎてからも長く活躍するために酒は禁止にしているクラブ多いいですしね。長友本田も水ばかりと言ってました。

  5. 亡者 より:

    2発的中すごいですね!スターリングも当ててパーフェクトなるか!?
    結果楽しみにしてます!今年の移籍市場の楽しみが増えましたw

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