5人めの新戦力は18歳CB。リヴァプールのさらなる獲得候補と売却の噂をチェック!
ジョー・ゴメスの来季プレミアリーグでのデビューは見送られ、ローンに出されるのではないかともいわれていますが、この補強によってセバスチャン・コアテスのサンダーランド行きが濃厚とのこと。18歳の獲得費用が350万ポンド(約6億8000万円)でコアテス売却が400万ポンドならソロバンは合う、というお話です。「数年、ローンに出されて芽が出ず売られるのではないか」と心配するサポーターもいるようですが、大事なホームグロウン選手ですので、5年後に主軸として活躍していることを期待したいと思います。リールから合流するベルギー代表FWディボック・オリギも入れれば、これが5人めのニューフェイス。リヴァプールの補強が順調に進んでいるのは間違いありません。
ここから先、さらなる獲得があるとすれば、中盤を締めてくれるインテルのマテオ・コヴァチッチと、手薄な右SBにナサニエル・クライン。スターリングの売却が無事(?)決まれば、代役となるホッフェンハイムのフィルミーノやベンテケなど大物ストライカーを招き入れて、完了です。これらがすべてうまくいけば、昨季の補強よりも俄然迫力があります。チーム作りに時間がかかり、出遅れてしまった2014-15シーズンを思い出せば、できるだけ早期に新しい顔ぶれを固めたいものです。それはもちろん「売るほうも含めて」です。
出ていく選手の話題では、出る出ないで半年に1度、必ずもめていた感のあるボリーニが退団を希望していると伝えられています。プレミアリーグでは先発3試合、トータル12試合1ゴールでは、1年前にサンダーランドが値付けしたといわれる1200万ポンド(約23億4000万円)を下回らざるをえませんが、移籍金の安さに目をつぶってでも完全なる余剰戦力となったイタリア人ストライカーは放出したほうがいいでしょう。イタリア人といえば、もうひとり出ていくといわれている選手がいます。先日、アーセナルのオスピナがフェネルバフチェと合意と報じたトルコ紙「HaberTurk」は、マリオ・バロテッリがベジクタシュに移籍するのではないかと伝えています。こちらも、昨季はプレミアリーグ16試合でわずか1ゴール。中国の上海申花から1400万ユーロ(約20億円)のオファーがあるといわれるデンバ・バがベシクタシュを去ればその後釜に、というシナリオだと思われますが、トルコで相当目立つ活躍がなければ、バロテッリが欧州のトップリーグに戻ってくることはないでしょう。
以前にイギリス紙に売却候補といわれていたリッキー・リー・ランバート、ホセ・エンリケ、ルーカス・レイヴァの去就も気になるところ。スターリングをはじめ、売らざるをえない選手の商談がうまくいけば、前述の候補を獰猛にすべて獲ったとしても、移籍収支のマイナスは30億円もいかずに済みそうです。何せ、オリギを除く最初の4人のうちフリーエージェントが3人。バーンリーに支払うダニー・イングスの補償金が最終的に10億円程度で落ち着くと見積もれば、ここまでしめて17億円という安さですから。この夏のリヴァプールは機を見るに敏、かなりの買い物上手です。
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左SBにモレノしかいないんですが…
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リバサポさん>
フラナガンを勘定に入れていたのですが、何かよくないニュースがありましたっけ?
更新ご苦労様です。
確かに今年は昨シーズンと比較すると今のところ買い物上手と考えたいです。
あとは人員整理とスターリング問題の着地でしょう。シティ移籍は本線だと思いますが、管理人さん予測の£4600万あたりで着地でしょうか?
早くまとめて新シーズンに備えて欲しいところですね。
Mackiさん>
マン・シティが5000でオファーを出すと報じられていますね。3回めはオプションなどをつけながら何とか4000ナンボで粘り、それでダメなら5000、と読んでいたのですが。いやー。