マンチェスター・ユナイテッドが「ヴィクトル・バルデスの代役」アルゼンチン代表のロメロ獲得!
デ・ヘアとリンデゴーアに移籍話があり、ヴィクトル・バルデスの離脱が決定的なマンチェスター・ユナイテッドとしては、「これでバルデスの代役が確定。プレミアリーグ開幕戦でジョンストンしか使えないという最悪の事態は避けられた」といったところでしょう。デ・ヘアが出るなら、もう1枚、シレッセンなどのレギュラーGK候補を獲得するはずです。クラブとしては、ロメロがいようがいまいがデ・ヘアの移籍金4000万ユーロ(約54億8000万円)を負けるつもりはなく、今季1年デ・ヘアに活躍してもらって来季フリーで退団となっても悪くはないと考えているのだと思われます。2ヵ月以上の長丁場となりそうな移籍話のベストの着地は、「セルヒオ・ラモス獲得、デ・ヘアを残留確定後に口説いて契約延長」。最悪のケースは「デッドラインデー直前にデ・ヘア放出決定、パニックバイに走った選手との交渉が不調」です。私は熱狂的デ・ヘア信者ですので、1日でも長くクラブに残り、神セーブを披露し続けてほしいと祈っています。
ウッドワードCEO、レアル・マドリードとの交渉が中ぶらりんのまま止まっていると聞いていますが、先方がお金やセルヒオ・ラモスを出し渋るなら、デ・ヘア残留でいいではありませんか。安定感はともかく瞬発力はあり、足元がうまくて後ろからの好フィードが期待できるロメロと、やはりキックがいい世界一のデ・ヘアという編成は、いかにもファン・ハールさん好みのコンセプチュアルなメンバリングで楽しみです。この夏も、シュヴァイニー、シュナイデルラン、ダルミアン、デパイと結構な移籍金を使っていますが、単年の会計でいえば、シュヴァイニーとシュナイデルランで計上する金額は、ファン・ペルシとナニで得た移籍金と彼らのサラリーでとんとんでしょう。スポンサー収入が大幅に増えているなか、デ・ヘア売却の50億円がないと苦しいという台所事情ではないはずです。
経済的にはこの夏デ・ヘアを出したほうがいいのは明らかで、経営陣としては悩みますよねと思いつつ、一発ぐらいは「金じゃない、デ・ヘアだ」という男気を見せてほしいと願う私は、少数派なのでしょうか。ついつい話がロメロからデ・ヘアにいってしまいました。デ・ヘアもディ・マリアも、ご本人たちのプライベート事情が絡んだ移籍話だと理解しているので、「絶対売るな」とはいいづらいのですが、今季のプレミアリーグで彼らの活躍が観られればと淡い期待を抱く毎日でございます。いやー、どうなりますかね。まったくわかりません。(セルヒオ・ロメロ 写真著作者/Ludovic Péron)
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ロメロならジョンストンでいいんじゃ……って思ってしまうほど、ジョンストンはPSMでいいプレーをしていると思います。何よりアカデミー出身者なので、頑張ってほしいですね。
デヘアに関して、最悪フリーでもいいと考えているのは管理人さんだけじゃないと思います。むしろ、意外と多数派なのではないでしょうか。私も同感です。1年長くゴールを守ってもらい、その間にも淡い期待を込めて契約延長を持ちかける。移籍となった場合でも、しっかりと後釜探しに時間をかけられます。それに、フリーとなったら白ではなく赤白のマドリードでしょうから、ロナウド他を取られ続けてきたレアルに一矢報いることができるのではと思っていますw
ともかく、レアル移籍はなさそうで少し安心しています←
もちろん、残留がベストですけどね!笑
aさん>
9月にデ・ヘアをチャンピオンズリーグのグループリーグで見るまでは油断できませんが、ホント、50億がどうこうではなく、残ってほしいです。バルサ戦の前半も素晴らしかったですよね…。