ペドロ、オタメンディ、インレル、トヴァン…週末決定のプレミアリーグ移籍最新トピックス
マネの話については要経過観察としかいえませんが、セインツが出さないと宣言している選手に時間を遣うより、ルーニーが不在の際のフォーメーションを明確にしてほしいと思います。ディナモ・モスクワのアレクサンドル・ココリンは必要でしょうか。彼を獲るよりは、プレミアリーグ経験があって計算できるチチャリートをしっかり使うほうがうまくいくのではないかと思います。
さて、今回お伝えしたいのは、中堅クラブが次々と獲得を決めている素晴らしい新戦力のお話です。プレミアリーグ開幕2連勝を決めて、順位表の2位に名前があるレスターは、懸案だったカンビアッソの穴を埋めました。セリエAのウディネーゼ、ナポリで8年を過ごしたスイス代表MFギョクハン・インレルはいい補強だと思います。ラニエリ監督は、セントラルMFとしてフランスのカーンにいたエンゴロ・カンテを押さえておりましたが、2度のワールドカップに出場したスイス代表のキャプテンのほうが、中盤の守備においてはより安定感をもたらしてくれるはずです。一時はヴェンゲル監督がほしがっていたといわれるインレルは、セインツ時代のシュナイデルランのように中盤の底からゲームを仕切ってくれるでしょう。カウンター発動の際には、彼から岡崎慎司に長いボールが出るシーンも観られるに違いありません。さらに魅力的になりそうなレスターの攻撃に注目です。
ニューカッスルが獲得したフロリアン・トヴァンは、昨季リーグアンで4位だったマルセイユで10番を付けていた攻撃的MF。スピーディーなドリブルが魅力の22歳のレフティは、昨秋、アーセナルやトッテナムが狙っていると報じられていた選手です。まったく止められない素晴らしいゲームがある一方で、独りよがりなプレイが目立つときもあり、同じリーグアン出身でプレミアリーグMVPを獲ったアザールに続くのか、才能を発揮しきれなかったベナルファのようになるのか、ここからが勝負どころです。トヴァンだけでなくワイナルドゥム、ミトロヴィッチと、ニューカッスルの新戦力は以前なら上位クラブが獲っていたような選手ばかり。トヴァン獲得は、一時期リーグアンの有望な若手として彼とライバル関係にあったレミ・カベラをレンタルで出すというおみやげ付きとはいえ、昨季プレミアリーグで降格寸前だったニューカッスルが、よくまあこれだけの選手を集めてこられるものだと感心します。
そして最後に紹介したいのは、獲得は決まっていないものの、悩ましいメディカルチェックさえ何とかなればという選手です。昨季はバルセロナからのレンタルだったものの、この夏でウェストハムに完全移籍となりそうなアレックス・ソング。現在、負傷を抱えているセントラルMFは、9月1日の移籍市場締め切りまでに医者からゴーサインが出れば、再び本腰を入れてプレミアリーグで戦う態勢が整います。実績ある選手ゆえ、復帰の目処さえ立てばハマーズは獲るのではないでしょうか。パイェがフィットし始めているビリッチ監督のチームに、後ろを締めてくれるソングが合流すれば、相当やっかいな存在になりそうです。
移籍市場も残り10日となりましたが、まだまだ動きがありそうです。注目はノースロンドンの2チームではないでしょうか。トッテナムがストライカーを獲らずに秋を迎えることはないでしょう。そしてストライカーといえば、イギリス紙「テレグラフ」が報じた「ベンゼマのアーセナル移籍をレアル・マドリードが受け入れた」という話がまた、不気味です。さすがにないと思うものの、ペドロのチェルシー入りも、1週間前にはそんな気配はみじんもなかったわけでして…。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
更新お疲れ様です。
移籍市場も終盤に差し掛かって、プレミアのクラブの選手獲得が活発化してきていますが、自分が一番驚いたのは
レスターのインレル獲得ですね、昨シーズン降格争いしていたチームがインレル…、まぁ改めてプロフィール
見て、もう31なのかぁ、とは思ったのですが、それでも他リーグでCL争いを繰り広げるチームの選手を
あわや降格するかも、というチームが獲得するわけですから、プレミアの資金力は半端ないなと、改めて感じました。
他は、まぁありえるよね、っていう選手の移籍なので、さほど驚きもしないんですが、しかしマンUは一体誰を
狙っているのか、噂が出すぎてよくわからないですね、最後に、あっと驚く選手が来るのでしょうか?
ちなみに、我がアーセナルは、もうなさげなので、ぶっちゃけ期待していません(苦笑)。