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チェルシー合意報道のティシェイラ、リヴァプールはグルイッチ…冬の移籍市場先取り情報!

「代理人に、チェルシー、ユヴェントス、パリ・サンジェルマンからオファーが届いているといわれたよ。でも、イングランドやイタリアのクラブと契約をするのはまだまだ先の話だね。この3つはどこも素晴らしいクラブだし、チェルシーからオファーが届いていると知って、とてもうれしかった。僕は、プレミアリーグを世界で最高だと考えている。そこでプレイするのは僕の夢なんだ」

「このクラブに行きたい」という意志が明確な選手は、成功するのではないでしょうか。シャフタル・ドネツクのブラジル人MFアレックス・テイシェイラが11月に残した言葉です。彼のいう「まだまだ先」は、クリスマスを迎えた今、1週間先まで迫っているのかもしれません。イギリス紙「デイリー・ミラー」「エクスプレス」など複数紙が、「チェルシーとシャフタル・ドネツクが5年契約・移籍金3000万ポンド(約54億円)で合意に至った」と報じています。これは要警戒です。トップ下、あるいはセカンドストライカーとして、今季公式戦で26試合26ゴールを挙げているテイシェイラは、チェルシーがゴールに至る道筋を確実に増やしてくれるでしょう。

オスカル、ウィリアン、ペドロ、アザールをすべて足しても、今季プレミアリーグで6ゴール。そのうちの2ゴールは監督解任直後の前節サンダーランド戦で挙げたもので、モウリーニョ時代の2列めは、クリスタル・パレスの「3列め」キャバイェひとりにも及ばないゴールの少なさでした。チェルシーのプレミアリーグ15位という低迷の理由のひとつは、最前線に飛び出してくるシーンがほとんどなかった彼らの得点力不足でしょう。ウクライナで2年連続20発超えのMFは、ジエゴ・コスタが左サイドに流れた瞬間、脅威がなくなってしまう攻撃の細さを解消するにはうってつけの人材だと思います。

中盤を強化しようとしているチェルシーに対して、リヴァプールが狙っているポジションは、守れるセントラルMFと負傷者続出のストライカーだと伝えられています。地元紙「リヴァプール・エコー」によると、前者はレッドスター・ベオグラードの19歳、マティッチクラスの選手になるのではないかという評価もあるマルコ・グルイッチ。そして後者は、代理人が「1月にフィオレンティーナを出る可能性は99%」と語っているジュゼッペ・ロッシです。

グルイッチについては、レッドスターのほうから「この10日間でアンデルレヒト、シュトゥットガルト、リヴァプールからオファーがあったが、700万ユーロに加えて次の移籍の際の移籍金10%というオプションがついたリヴァプールを選んだ」という声明が出ており、財政状況が厳しいクラブは夏に高く売れそうな有望株を冬に手離してでも、キャッシュがほしいようです。ただし、ほぼ決まりに見えるこの移籍には、クリアしなければならない大きなハードルがあります。

「若くしてプレミアリーグに移籍して成功したセルビア人はいない。イヴァノヴィッチやヴィディッチには経験があった。パスポートは私が持っている。彼はどこにも行かない」と、息子のメディカルチェックにストップをかけている父親の説得。この強硬な反対に配慮して、リヴァプール移籍が決まったとしてもグルイッチは6月までレッドスターにレンタルされることになりそうです。予断を許さない状況ではありますが、レッドスターは何としてもこの話をまとめたいようで、来季のプレミアリーグでは、U-20ワールドカップ優勝を成し遂げたセルビア代表MFのプレイを愉しむことができるのではないでしょうか。

グルイッチはおもしろいのですが、ジュゼッペ・ロッシはどうなのでしょうか。ヨーロッパリーグでは2ゴールを決めているものの、今季セリエAで9試合ノーゴール。度重なる負傷に得点感覚を奪われたようにみえる28歳は、「安物買いの銭失い」になるのではないかと心配です。ダニー・イングスとスタリッジを欠いた前線が不安なのかもしれませんが、ここはベンテケ、オリギ、フィルミーノで腹をくくって、ハイレベルなGKや大物CBにしっかり投資したほうがいいのではないかと思います。最近は、「バーゲン大好きリヴァプール」になっている感があり、ややもち心配です。(アレックス・ティシェイラ 写真著作者/Валерий Дудуш)

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“チェルシー合意報道のティシェイラ、リヴァプールはグルイッチ…冬の移籍市場先取り情報!” への8件のフィードバック

  1. M より:

    更新お疲れ様です
    『安心のシャフタールドネツクブランド』と個人的に思っております笑
    正直これだけゴタゴタして監督まで解任された今となっては前節の勝利ですらどこか寂しく感じましたが、今後のチェルシーを担ってくれる可能性のある選手の獲得(予定)ニュースは素直に嬉しいですね。
    ちょこちょこ若手もトップチームで使ってもらいつつ、新生チェルシーに期待したいです。

  2. chelさぽ より:

    シャフタール産のブラジル人は素晴らしいプレーヤーが揃ってますよね。ウィリアンは勿論、ドウグラスコスタ等。後者はバイエルンに移籍する前にチェルシーと相思相愛だというニュースも見かけたので、今のドウグラスコスタの活躍ぶりを見る限り似たものを期待しています。アザールの怪我もありますし、ベンチも充実しているとは言えないのでレギュラー争いを激しいものにしてくれたらチームにとってベターだと思います。

  3. nyonsuke より:

    更新お疲れ様です。

    グルイッチはいいと思いますが、ある報道で8番を与えるとありましたが本当でしょうか…。
    私は次期8番はロシターにと勝手に期待しておりました。
    おっしゃるとおり、今冬は守備要員の確保が最優先かと思います。
    前線は今のメンバーでもなんとかやれるのではないでしょうか。
    噂がある、テア・シュテーゲンやスボティッチが獲得できれば後半戦はさらに期待できますが、どうなりますかね。
    お世辞にも、近年のレッズは買い物上手といえないのでクロップ監督のもとどのような市場となるのかは楽しみです。

  4. K より:

    レッズファンですが、仰る通り最近は超一流を手放して一流の選手を取っ替え引っ換えして攻撃の形が全く出来てないので、GKとCB以外は既存戦力を信頼してあげて欲しいです。個々の能力はトップ4に入れるだけの力があると思います。

    個人的にはベンテケかフィルミーノをポストプレイヤーとして使って4-3-3で左右のウイングはコウチーニョとスタリッジをファーストチョイスでアイブ、ケント、オリギ辺りの成長に期待してます。イングスも戻れば2トップのオプションになるので、ロッシは絶対いらないです。噂に出てるゲントのサイモンモーゼスはいいと思うですが、若手が多すぎて出場機会が心配です。若手の福袋に期待しすぎなんですよ。

    中盤はフィルミーノとララーナをインサイドハーフにコンバートすればヘンダーソンとカン、ミルナーがいるCHは余るので未来への投資は悪くないです。ルーカスの次世代を担う選手も4-3-3なら必要ですが、4-2-3-1にするなら不要なんでまずはGKとCBの3枚固めないと。

    シュテーゲンの1番の武器である足元の技術はジョーゴメス以外は全員足元のスキルが致命的なウチのCBでは宝の持ち腐れだと思うんですが…前線へのロングパスというフンメルスの役割をGKにさせられるほどレッズのディフェンスって安定してましたっけ?
    個人的には単純なキーパー能力が高いバトランドやディエゴロペスの方が欲しいです。特にヘンダーソンの次のイギリス人の顔が欲しいのでバトランド獲得に期待したいです。レッズの中核はずーっとイギリス人であって欲しいんですよね。あーまた長くなってしまいましたごめんなさい。ストークファンにもごめんなさい。

  5. シティズン より:

    テイシェイラを獲得するとしてどこで使うのでしょうか
    彼が得点を量産しているのはトップ下らしいですけどチェルシーには既にオスカル ウィリアン セスクと有り余ってる状況ですし
    サイドで起用されるとしたら左サイドですかね?
    アザールが不調ですから
    或いは誰かが出て行くのか
    チェルシーの巻き返しに期待してます

  6. プレミアリーグ大好き! より:

    レッズはシリグとか狙ってみたらどうですかね

  7. より:

    クロップは今季6位以下なら解任でいいと思う 格下に勝てなさすぎる 元ユナイテッドだけどブランがいい かペジェグリーニがいいい どうせパリとシティは変わるだろうし

  8. makoto より:

    Mさん>
    ヒディンク監督は若手を積極的に使う意向のようで、それがいちばん怖いです。チェルシーにはいい選手がいっぱいいますので。

    chelさぽさん>
    トップ下をしっかりまかせられる状態の選手がいなかっただけに、獲れたらでかいですね。

    nyonsukeさん>
    シュテーゲンは、いけるならいっときたいですね。この冬は、とにかく獲るなら後ろだと思います。

    Kさん>
    CBのタイプや技術レベルと、GKの足元の技術は切り離して考えてもいいのでは?ファン・デル・サールとデ・ヘアのキックに助けられていたクラブサポーターがいうと、説得力ありませんか?(笑)

    シティズンさん>
    テイシェイラはトップ下でしょう。セスクはずっとセントラルMFで使っていた選手で、アザールとウィリアン、ペドロの持ち場は本来はサイド、オスカルは以前よかったときになかなか戻らないので、ありだと思います。

    プレミアリーグ大好き!さん>
    シリグ、なるほど。ミニョレよりはいいですが、パリで控えというのが気になりますね。

    あ さん>
    クロップさんを解任すると、他クラブが大喜びするのではないかと思います。マン・ユナイテッドやチェルシーにとっては、すぐにでも来てほしい監督でしょう。「格下に負けるから解任」ならば、今季は全員アウトです。昇格チームに連敗したばかりのクラブのサポーターとしては、腹立たしい気持ちは共感できますが、中堅以下がお金を使えるようになって今までと違うことが起こっていると考えて、冷静に成り行きを見守ろうと思ってます。

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