アーセナルは大ピンチ!?「スカイベット」の分析による移籍&残留予想がおもしろい!
ポグバについては、駆け引きをするわりには発言は率直な代理人のミーノ・ライオラ氏が「セリエA王者に残る」と口にしたことを重視。ズラタンやムヒタリアンをプレミアリーグに連れていったばかりの代理人が契約をまとめるべくブラフをかますなら、むしろ「引く手数多で、本人も出る気満々」と煽るはずです。いちばんほしがっているのはアーセナルといわれるルカクは、ミランやチェルシーなど9つのクラブの名前が挙がっているものの、クーマン監督就任で残留に傾き始めたストライカーは「グディソン・パークに留まるのが最も現実的なオプション」と主張しています。ウェストハムにとってはパイェは非売品で、徹底抗戦。ご本人も、急いで出ていく気はないようです。
「行列ができるオーバメヤン」のポール・ポジションはマン・シティ、アーセナルが対抗馬で、マンチェスター・ユナイテッドとレアル・マドリードが後に続くとしているものの、スカイベットのアナライズではイドゥナ・パーク残留が本線です。マフレズは、チャンピオンズリーグに出られるチームに留まると、こちらも自信たっぷり。「どこへいってもゴールを稼ぐ」セリエA最多ゴールのイグアインは、高額な値札ゆえかナポリに残るとみられており、プレミアリーグでがっかりなシーズンを過ごしたアザールは、コンテ監督就任によってスタンフォード・ブリッジにキープという予想です。
僅差で白いユニフォームとしているのは、チェルシーとマドリードが乗った天秤が揺れ動いているモラタ。一方で、ウェストハムの3200万ポンドを蹴ったと伝えられるリヨンのラカゼットは、思いのほかガチガチのステイ予想で、ここまで紹介した選手が残るという見立てがすべて当たれば、アーセナルにはワールドクラスのストライカーは来ないことになります。今季こそはプレミアリーグ優勝をと祈るグーナーにとっては、いまいましいオッズですが、ヴェンゲル監督は大逆転でサポーターを喜ばすことができるのでしょうか。
さて、ここからは移籍が本命の選手たちです。エヴァートンが獲得合意と伝えられたヴィツェルは、さらいにきたチェルシーのさらに後ろから突っ込んできたナポリとゴールイン予想。カンテはレスター残留と僅差ながらレアル・マドリード。ペップのマンチェスター・シティは、最大のターゲットとするジョン・ストーンズを逃さないとしています。モウリーニョ監督が出したがっていると報じられたマタは、噂通りエヴァートン。スカイベットが唯一歯切れが悪いのは、マンチェスター・シティがオファーしたといわれるボヌッチで、ユーヴェ残留とペップのガッツポーズの可能性は五分五分としています。
これらの予想がすべて現実となれば…。レアル・マドリードはチャンピオンズリーグ連覇に向けて上々のスタート、マンチェスター・シティはプレミアリーグ優勝の大本命。クーマン監督のエヴァートンはマタとルカクの「元ブルーズコンビ」で攻撃力がUPし、ジルーの代わりにはならないストライカーしか補充できなかったアーセナルは例年通りの3~4位回遊…。さあ、実際はどうなるでしょうか。察するに、草食系の方が多いグーナーのみなさんは、これを読むまでもなく半ば諦めモードに入りつつあるのではないかと思いますが、何しろレスターやポルトガルが優勝する世の中です。このなかからひとり獲れればOKという条件なら、最高のサプライズが起こる可能性は充分あります。8月末の答え合わせまで、まだ1ヵ月半を残しているのですから。
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6000万ユーロ+ジルーでイグアイン獲得のオファーの、すっとこどっこいの作文を見てびっくりしました。ジルーの評価が低すぎるのは不当だと思います。そしてイグアインがプレミアへ来て、シャフチェンコみたいに全くダメだったらどうするんでしょう。
ジウベルトさん>
あくまでもジルー+α、ですよね。前線を強化するのは賛成ですが、彼を出す理由はどこにもないと思います。